テレビやラジオで見かけない日はないほど、マルチな才能を発揮しているタレントのユージさん。
親しみやすいキャラクターの裏側に、実は想像を絶するような波瀾万丈な人生が隠されていることをご存じでしょうか。
今回は、そんな彼の知られざる素顔について、Wikipediaに負けないくらい、そしてどこよりも詳しく掘り下げていきたいと思います。
同じ30代として、彼の生き様や家族への向き合い方を知れば知るほど、一人の男性として尊敬の念を抱かずにはいられません。
ユージ|プロフィール、本名は?
ユージさんの本名は、トーマス・ユージ・ゴードン(Thomas Yuji Gordon)といいます。
1987年9月9日生まれの彼は、アメリカ合衆国フロリダ州のマイアミで産声を上げました。
身長は186cmと非常に高く、体重は78kg、血液型はO型という、モデルとしても理想的な体格の持ち主です。
かつては「永井有司(ながい ゆうじ)」という芸名で活動していた時期もありました。
彼の家系は実に華やかで、曾祖父はドミニカ共和国の元大統領であるアントニオ・グスマン氏、祖父は駐日ドミニカ大使を務めた人物なのです。
見た目からは想像もつかないような高貴なルーツを持っていて、まさに「現代のプリンス」といった雰囲気を感じてしまいますね。
ユージ|経歴
彼の芸能界での歩みは、2002年に子役モデルとしてスタートしました。
同年に黒沢清監督の映画『アカルイミライ』に出演し、役者としての第一歩を踏み出しています。
しかし、順風満帆に見えたキャリアの途中で、バイクによる大事故という大きな試練に見舞われました。
1年間の入院とリハビリを乗り越えた後の2008年、人気ドラマ『ごくせん』第3シリーズに出演したことで、一気に知名度を上げることになります。
その後はファッション誌『FINEBOYS』の専属モデルを務める傍ら、バラエティ番組でもその明るいキャラクターでお茶の間の人気者となりました。
また、大工見習いの経験を活かしたDIYの腕前を『大改造!!劇的ビフォーアフター』などで披露し、手先の器用さでも世間を驚かせています。
現在は朝のラジオ番組『ONE MORNING』のメインパーソナリティを務めるなど、喋りのプロとしても確固たる地位を築いています。
ユージ|年収・収入源
ユージさんの経済力については、ネット上でも「なぜそんなにお金があるの?」と驚きの声が絶えません。
実際、彼のライフスタイルは驚くほどセレブで、ポルシェやベントレー、メルセデス・ベンツといった超高級外車を次々と購入しています。
具体的な年収は公表されていませんが、かつてテレビ番組で「月の出費が350万円」だと明かしたことがあります。
その内訳は家賃240万円、子供の学費50万円などで、これを維持するためには、世帯年収で1億から2億円以上はあるのではないかと推測されています。
主な収入源は、月に70本近くこなすというテレビ出演料に加え、ラジオのレギュラー、さらには副業であるゴルフウェアブランドのプロデュースなど多岐にわたります。
さらに、不動産関連のビジネスやYouTubeでの活動も展開しており、まさに実業家としての側面も持っているのです。
これだけ稼いでいながら「個人契約」で車を買えるほどの信用があるのは、彼の地道な努力の賜物なのでしょう。
ユージ|結婚・嫁が金持ち?
ユージさんは2014年2月14日のバレンタインデーに、7歳年上の一般女性と結婚しました。
お相手の女性は、矢田亜希子さんに似た非常に美しい方だと言われており、ユージさんがパーティーで一目惚れして猛アタックしたのが始まりです。
彼女は美容関係の会社を経営する敏腕社長で、3店舗のオーナーを務めているため、彼女自身もかなりの資産家であるようです。
高級外車を乗り回し、港区のタワーマンションに住むなど、夫婦揃ってセレブな暮らしを実現しています。
結婚当時、彼女はすでに一児を育てるシングルマザーでしたが、ユージさんはその事実を知っても迷わず家族になる道を選びました。
二人の強い絆と、お互いを尊敬し合う関係性は、私たち30代にとっても一つの理想的な形に見えます。
ユージ|子供は何人?長男が連れ子?
ユージさんには現在、4人のお子さんがいます。
一番上の長男は、奥様の連れ子で、2003年生まれです。
ユージさんは彼が小学1年生の時に出会い、「兄貴以上、父親未満」という絶妙な距離感で信頼関係を築いてきました。
その後、奥様との間に2014年5月に長女、2015年7月に次女、そして2022年12月には次男が誕生しています。
長男と次男の年齢差は約20歳もあり、家の中は非常に賑やかでダイバーシティに溢れた環境だそうです。
血の繋がりを超えて、長男の成人式を心から祝うユージさんの姿には、本当の家族のあり方を教えられる気がします。
ユージ| 子供の学校は?
お子さんたちの教育環境については、非常に質の高い選択をされているようです。
特に下の娘さんたちは、インターナショナルスクールに通っていることが分かっています。
その学費は月に50万円ほどかかるとのことで、子供たちの未来のために惜しみなく投資する姿勢が伺えます。
ユージさん自身も英語が堪能なため、国際的な感覚を身につけてほしいという願いがあるのかもしれませんね。
一方、長男については海外への留学を経験しており、2022年7月に卒業を報告しています。
自分らしく成長してほしいという親としての温かい眼差しが、それぞれの進路選択にも反映されているように感じます。
ユージ|母親
ユージさんの母親は、かつてアメリカでモデルとして活動していた塩畑のり子さんです。
彼女は非常に芯の強い女性で、離婚後は慰謝料や養育費を一切受け取らず、いくつもの仕事を掛け持ちしてユージさんを育て上げました。
しかし、ユージさんの非行が激しかった時期には、心中を考えるほど追い詰められ、包丁を持って向き合ったという壮絶なエピソードもあります。
一時期は絶縁状態にありましたが、現在は和解し、ユージさんは母親に対して深い感謝と愛情を抱いています。
松任谷由実さんと旧知の仲という意外な交友関係もあり、彼女の波乱に満ちた半生もまた、ユージさんの強さの源になっているのでしょう。
ユージ|父親
父親は、アメリカ人の俳優であるマイケル・ゴードン(Michael Gordon)さんです。
『トランスポーター2』などのハリウッド映画に出演した経歴を持つ、ダンディな役者さんです。
ユージさんが5歳の時に両親が離婚して以来、しばらく会うことはありませんでしたが、ユージさんが19歳の時にアメリカで再会を果たしました。
14年ぶりの再会でしたが、二人はすぐに打ち解け、ユージさんは父親の働く背中を見て、再び役者の道を志す刺激を受けたそうです。
この再会が、不良少年だったユージさんが更生する大きなターニングポイントとなりました。
血は争えないもので、顔もそっくりだというお二人の関係は、今ではとても良好なようです。
ユージ|兄弟
ユージさんには、血の繋がった兄弟はいません。
しかし、ネット上ではよくモデルのJOYさんと「兄弟ではないか?」という噂が流れますね。
顔立ちが似ているだけでなく、身長の高さやハーフという共通点、さらには仕事での共演も多いため、間違われることが頻繁にあります。
一時期はJOYさんが肺結核で休養した際に、ユージさんが番組の代役を務めたこともありました。
彼らはプライベートでも非常に仲が良く、ユージさんが結婚する際も真っ先に報告したほどの親友同士です。
血縁関係はありませんが、お互いに切磋琢磨する姿は、まるで本当の兄弟のように見えて微笑ましいですね。
ユージ|学歴(出身高校・大学)は?
ユージさんの出身高校は、埼玉県飯能市にある私立「自由の森学園高等学校」です。
この学校はテストがないことや、制服・校歌が存在しないという、非常に自由で独特な校風で知られています。
星野源さんや吉岡秀隆さんなど、多くのアーティストを輩出している名門校でもあります。
高校時代は荒れていて学校にはあまり通っていませんでしたが、この伸びやかな環境が彼の個性を育んだのかもしれません。
高校卒業後、大学へは進学せず、一度は建築現場での仕事に専念していました。
その後、アメリカへの渡航を経て、再び芸能界で勝負することを決意したという経緯があります。
ユージ|出身中学・小学校は?
小学校は、東京都昭島市にある私立の「啓明学園初等学校」に入学しました。
しかし、当初は日本語が全く話せなかったため、周囲とのコミュニケーションに苦労し、からかわれたりケンカに明け暮れたりしたそうです。
中学校もそのまま系列の「啓明学園中学校」に進みましたが、中学2年生の時に大きなトラブルを起こして退学処分を受けてしまいます。
義務教育での退学という衝撃的な経験を経て、その後「自由の森学園中学校」へ転校して卒業しました。
この時期の挫折や無力感が、後の彼のハングリー精神や、今の優しいパパとしての深みを作っているのかもしれません。
辛い経験を乗り越えてきたからこそ、今の彼の笑顔には説得力があるのだと感じます。
まとめ
ユージさんの人生を紐解いてみると、そこにはキラキラした芸能界の光だけでなく、深い影や壮絶な葛藤があったことが分かります。
超セレブ生活からの転落、壮絶ないじめ、母親との確執、そして劇的な更生。
どんなに高い波が来ても、それをサーフィンのように乗りこなしてきた彼の強さには、ただただ圧倒されます。
現在は4人の子供の父親として、そして実業家として、家族を守りながら走り続けている姿は本当にかっこいいですよね。
一人の男性として、そして父親として、これからも彼がどんな新しい「波」に乗っていくのか、目が離せません。
自分も彼のように、家族を大切にし、どんな困難もポジティブに捉えられるようになりたいものです。
