三山ひろしさんといえば、紅白歌合戦でのけん玉ギネス挑戦が年末の風物詩として定着していますよね。
あの温かみのある「ビタミンボイス」を聞くと、なんだか心がホッとするのは私だけではないはずです。
今回は、そんな彼について、インターネット上の情報をかき集め、wikipediaよりも詳しく、そして情熱的に深掘りしてみたいと思います。
知れば知るほど、彼の誠実な人柄と家族への深い愛が見えてきて、きっとあなたももっと応援したくなるはずですよ。
三山ひろし｜プロフィール、年齢・身長は？
■三山ひろしの基本プロフィール
三山ひろしさんの本名は恒石正彰（つねいし まさあき）さんといい、1980年9月17日生まれの現在45歳です。
高知県南国市出身で、身長は170cm、血液型はAB型という、まさに土佐のいごっそらしい凛とした雰囲気をお持ちです。
「三山ひろし」という芸名は、三方を山に囲まれた故郷の風景と、師匠の中村典正さんの別名「山口ひろし」から一文字もらったものなんだとか。
特技はけん玉四段の腕前だけでなく、着物の着付けや裁縫、さらには竹とんぼ作りまでこなす、驚くほど器用な一面があります。
趣味のカブトムシ飼育もブリーダー顔負けのレベルで、毎年ファンに自分が育てた個体をプレゼントする企画まで行っているんですよ。
三山ひろし｜経歴
■介護士から紅白常連へ！奇跡の経歴
三山さんの人生は、決して平坦な道のりではありませんでした。
一度は「NHKのど自慢」で鐘二つという挫折を味わい、歌手の夢を諦めて地元のガソリンスタンドで働いていた時期もあります。
しかし、おばあちゃんの熱心な勧めもあり、詩吟を通じて再び歌の道への情熱を取り戻したのが転機となりました。
25歳で「売れるまでは帰らない」という不退転の決意で上京し、青果市場での過酷な労働を経て、師匠・中村典正さんのもとで3年間の修行を積みました。
2009年に「人恋酒場」でデビューすると、いきなり10万枚を超える大ヒットを記録し、今や演歌界に欠かせないスターへと駆け上がったのです。
三山ひろし｜結婚歴・再婚？
■結婚と再婚の真相：島崎和歌子との噂？
ネットで三山さんを検索すると「再婚」や「島崎和歌子」というキーワードが出てきて驚いた方も多いでしょう。
結論から申し上げますと、三山さんは2012年に結婚して以来、一度も離婚しておらず、もちろん再婚もしていません。
島崎和歌子さんとの噂は、2022年の高知県のPRイベントで、二人が婚礼衣装を着て「ぞっ婚」という演出を行ったことが原因です。
SNSでその写真だけが切り取られて拡散され、事情を知らない人が「結婚したの？」と勘違いしてしまったのが真相なんですね。
一途な彼に前妻がいるという事実もなく、現在の奥様とずっと温かい家庭を築いているので、ファンの皆さんは安心してください。
三山ひろし｜嫁の大学
■嫁・中村洋子さんの大学や経歴は？
三山さんの最愛のパートナーは、師匠である中村典正さんと松前ひろ子さんの次女、中村洋子さんです。
彼女は三山さんの現場マネージャーを務めていた時期もあり、下積み時代の彼を公私ともに支え抜いた素晴らしい女性です。
一部で彼女の学歴について検索されることがあるようですが、具体的な大学名などの詳細な学歴は公表されていません。
なお、高知のロケ番組で登場した酒蔵の5代目・有光由さんが筑波大学出身であることが語られていますが、奥様の情報とは別物です。
洋子さんはNHKの井上あさひアナウンサーに似た知的な美女と言われており、裏方として家庭を守る芯の強い方なのだと感じます。
三山ひろし｜子供は？
■二人の子供とパパの顔
三山さんには、2013年生まれの長女と2015年生まれの長男という二人の宝物がいらっしゃいます。
紅白初出場のステージを終えた直後、家族の存在を公表した際のエピソードは、多くのファンの涙を誘いました。
コロナ禍の外出自粛中には、子供たちとアルミホイルで恐竜や昆虫を作って遊ぶなど、子煩悩なパパの顔をのぞかせています。
子供たちにも「自分の人生を大事にしてほしい」と考え、芸能界入りを強要せず自由な成長を見守るスタイルは、教育方針としても素敵ですよね。
父親として、常に「毅然とした頼れる存在でありたい」という信念を持ち、家では弱音を吐かないという徹底ぶりには脱帽します。
三山ひろし｜実家
■高知県南国市の実家と苦労時代
三山さんの実家は高知県南国市にあり、自然豊かな環境で少年時代を過ごしました。
しかしその生活は非常に厳しく、小学校の頃に両親が離婚した後は、母、弟、祖父母との5人暮らしだったそうです。
家計を助けるために、中学1年生の時から毎朝暗いうちに起きて新聞配達のアルバイトをしていました。
冬の寒い朝も、眠い目をこすりながら一生懸命に働いた経験が、今の彼の根性と粘り強さを作ったのでしょう。
あのビタミンボイスの深みには、こうした幼少期の苦労を乗り越えてきた強さがにじみ出ているような気がします。
三山ひろし｜母親・父親は？
■両親の離婚と母の強さ
三山さんのご両親は彼が10歳の頃に離婚されており、それ以来、お母様が女手一つで兄弟を育て上げました。
お母様は非常に苦労されたと思いますが、三山さんが上京する際も「一度きりの人生、好きなことをやりなさい」と背中を押してくれたそうです。
その慈しみ深い言葉があったからこそ、今の「演歌歌手・三山ひろし」が誕生したと言っても過言ではありません。
三山さんは今でもお母様への恩返しを大切にしており、その孝行息子ぶりには本当に心が温まります。
実の父親とは離れて暮らすことになりましたが、修行時代に出会った師匠の中村典正さんを、実の父のように慕って看取ったエピソードも有名です。
三山ひろし｜兄弟の職業・仕事は？
■弟・恒石賢さんの職業と兄弟愛
三山さんには、恒石賢（さとし）さんという弟さんが一人いらっしゃいます。
弟さんは一般の方ですが、三山さんが25歳で上京する際、「母のことは任せて」と力強く兄を送り出したという、熱い絆で結ばれた兄弟です。
気になる職業については、ネット上の情報では「地元のガス会社に勤めている」という説が有力視されています。
過去には高知のローカル番組や全国放送のバラエティ番組に「三山ふとし」という愛称で出演し、その明るいキャラクターで人気を博しました。
兄の活躍を誰よりも喜び、地元で家族を守り続ける弟さんの存在は、三山さんにとって何にも代えがたい精神的な支えなのでしょう。
三山ひろし｜学歴(出身高校・大学)は？
■出身高校と大学進学の有無
三山さんの最終学歴は、高知県立山田高校卒業で、大学へは進学していません。
山田高校は駅伝の強豪校としても知られる学校で、三山さんは高校1年生の時には弓道部に所属していました。
高校卒業後は家計を支えるために、地元のガソリンスタンドに就職して正社員として真面目に働いていたのです。
大学という場所で学ぶ代わりに、彼は社会の荒波の中で働き、人々との触れ合いを通じて多くのことを学んできたのでしょう。
その後、介護施設でも働いた経験があるそうで、あの優しい笑顔や気配りの上手さは、現場で培われたものなのかもしれません。
三山ひろし｜出身中学・小学校は？
■小中学校での新聞配達エピソード
三山さんの義務教育時代は、南国市立長岡小学校と南国市立鳶ケ池中学校で過ごした日々でした。
中学時代のサッカー部での活動や、祭りのカラオケ大会で歌を披露していた姿は、地元でもよく知られていたようです。
何より印象的なのは、やはり家計を助けるための新聞配達アルバイトで、三山さんはこの経験を誇りに思っていると語っています。
「おばあちゃんの好きな演歌が心の支えだった」という言葉に、多感な時期の彼が歌にどれだけ救われてきたかが分かります。
貧しさを嘆くのではなく、それをバネにして夢を追いかけ続けた少年の姿を想像すると、胸が熱くなるのを禁じ得ません。
まとめ
三山ひろしさんの人生を振り返ってみると、そこには常に「家族」と「故郷」への深い愛がありました。
苦労を苦労と思わせない爽やかな笑顔の裏には、多くの試練を乗り越えてきた一人の男の矜持が隠されています。
奥様や子供たちを守り、地元高知を愛し、そして師匠への恩を忘れないその姿勢こそが、彼が多くの人に愛される最大の理由です。
これからも、あの力強いビタミンボイスで、私たちに元気と勇気を届けてほしいと心から願っています。
三山さんの歩んできた道のりは、まるで一つの険しい坂道を一歩ずつ登っていく「どんこ坂」そのもののようですね。
