テレビから流れてきたあの強烈なメロディに、思わず作業の手を止めて画面を凝視してしまった人も多いのではないでしょうか。
2026年5月に入り、今ネット上で凄まじい反響を呼んでいるのが、日清カップヌードルの最新コマーシャル「カプヌの具紹介タイム」篇です。
僕たち30代にとって馴染み深い「あの曲」を彷彿とさせる疾走感と、シュールな具材たちのダンスが織りなす中毒性は、まさに日清さんの真骨頂と言える仕上がりになっています。
今回はこのCMに隠された元ネタや楽曲の秘密、そして登場する具材たちの意外な豆知識まで、徹底的に深掘りしていこうと思います。
カップヌードルCM「カプヌの具紹介タイム」篇ストーリー
■CMの全貌とシュールな世界観
このCMは、カップヌードルの中でお馴染みの具材たちが「自分たちは麺ばかり注目されていて、具材としての関心が低すぎる」という不満を抱くところから始まります。
「カップヌードルという名前なのに、名前には麺しか入っていないじゃないか」という、言われてみれば確かにと思わせる切実な“祈り”がダンスフェスティバルという形で表現されているんです。
ステージ上で猛練習の成果を披露するのは、不動のセンターである謎肉をはじめ、たまご、えびさん、そしてネギという個性豊かな面々です。
映像をよく見ると、ネギ以外のキャラクターは全員が単眼のモンスターのような姿をしていて、その独特なビジュアルが夢に出てきそうなほど強烈なインパクトを残します。
一方でネギだけは二つの目を持っていて、なんだか僕たち人間に近い親近感を覚えさせてくれるのが、このカオスな演出の中での面白い対比になっていますね。
カップヌードルCM「カプヌの具紹介タイム」篇の曲の元ネタ・元歌は?誰が歌ってる?
■中毒性の高いCMソングの正体
視聴者の耳を瞬時に奪ったあの楽曲ですが、実は公式には曲名も歌手名も一切クレジットが公表されていないという、なんとも心憎い演出がなされています。
しかし、流れてきた瞬間にSNSでは「これって甲賀忍法帖じゃないか」という声が爆発的に広がり、瞬く間にトレンド入りを果たしました。
メロディのうねり方や盛り上がりのタイミング、そしてサビで一気に加速するテンポ感は、まさに伝説的なあの曲のシルエットそのものです。
歌い手についても公式発表はありませんが、聴き慣れたファンからは「陰陽座の黒猫さんに歌い方がそっくりだ」という驚きの声が続出しています。
本人が歌っているのか、あるいは驚異的な再現度を誇る歌い手が起用されているのか、その謎がさらに視聴者の興味を惹きつけて離さない要因になっているのでしょう。
カップヌードルCM「カプヌの具紹介タイム」篇の曲の元ネタ・元歌?陰陽座の甲賀忍法帖とは?
■陰陽座の甲賀忍法帖という伝説
今回のCMのベースになっているのは、2005年にリリースされたヘヴィメタルバンド「陰陽座」の10枚目のシングル、「甲賀忍法帖」という名曲です。
この曲はテレビアニメ「バジリスク ?甲賀忍法帖?」のオープニングテーマとして起用され、リリースから20年以上が経過した今でも、アニソンやメタルの枠を超えて愛され続けています。
和の世界観とヘヴィなサウンドを見事に融合させたこの楽曲は、パチスロファンからも「バジリスクタイムの曲」として親しまれ、今や一つのネット文化のような存在です。
さらに、プロ野球の東京ヤクルトスワローズの応援団が「共通テーマγ」として使用していることも、この曲が幅広い世代に浸透している大きな理由の一つでしょう。
CMを観て「野球の応援歌に似ている」と感じた人が多かったのは、球場で響き渡るあの独特の熱狂が記憶の片隅にあったからかもしれませんね。
カップヌードルCM「カプヌの具紹介タイム」篇の具材
■具材たちに隠された驚きの真実
CMで紹介される具材たちには、日清食品の並々ならぬこだわりと、思わずクスッとしてしまうような設定が詰め込まれています。
| 具材 | 正体・特徴 |
|---|---|
| 謎肉 | 正式名称は「ダイスミンチ」。豚肉と野菜、大豆タンパクを混ぜてフリーズドライにしたもの。 |
| エビ | プーバランという種類のエビを使用。彩りと食感のアクセント。 |
| たまご | ふんわりとした食感を出すための独自製法。 |
| ネギ | 全体の味を締める重要な名脇役。 |
一番人気の「謎肉」は正式名称をダイスミンチと呼び、豚肉と野菜、そして大豆タンパクを絶妙なバランスで混ぜ合わせてフリーズドライにした、科学と情熱の結晶です。
「たまご」はふわふわした食感を追求した独自製法で作られていますが、CM内ではカップから着地する際に「ビブチィヤァッ!」という妙にリアルで汚い音が設定されており、制作者の遊び心が爆発しています。
また、唯一「さん」付けで呼ばれる「えびさん」は、プーバランという種類が使われており、実際に原価が高いというメーカー側のぶっちゃけ話が歌詞に盛り込まれているのが最高に面白いですよね。
対照的に「差し色」扱いされてしまったネギですが、彼がいなければ全体の味が締まらないという、名脇役としてのプライドを勝手に想像して応援したくなってしまいます。
まとめ
■最後に伝えたいこと
今回の「カプヌの具紹介タイム」篇は、単なる商品の広告という枠を超えて、ネットミームや音楽文化をリスペクトしつつ弄り倒す、日清らしい最高のエンターテインメント作品です。
「わかる人にはわかる」仕掛けを全力で詰め込みながら、同時に子供から大人まで一度聴いたら忘れられないキャッチーさを両立させている点には、プロの執念すら感じます。
具材満足度90パーセントという数字に、あえて残りの10パーセントをネギのせいにしてみせるようなブラックユーモアも、日清ファンにはたまらないエッセンスです。
この記事を読んだ後に改めてCMを観返してみると、具材たちの必死なダンスがこれまで以上に愛おしく、そして美味しそうに見えてくるのではないでしょうか。
さあ、僕も今夜はあの疾走感あふれるメロディを口ずさみながら、カップヌードルを最後の一滴までじっくり味わいたいと思います。
