ついに、私たちのダイエットの常識を根底から覆すような、あまりにも衝撃的な検証が2026年6月17日に放送されましたね。
あの人気番組「それって実際どうなの会」で、双子のザ・たっちの二人が挑んだのは、誰もが一度は気にしたことがある「揚げ鶏」と「ゆで鶏」の比較検証です。
一般的には油を使わないゆで鶏の方が圧倒的にヘルシーだと思われがちですが、もしも摂取カロリーを完全に同じに揃えて食べ比べたら、私たちの体はどう反応するのでしょうか。
私自身、30代になってからというもの、唐揚げの美味しさと背徳感の間でいつも揺れ動いているので、この結果には思わず身を乗り出して見入ってしまいました。
それでは、驚きに満ちた3日間のドキュメントを、詳細なデータと共にじっくりと紐解いていきましょう。
どうなの会|揚げ鶏・茹で鶏 太るのは?検証方法
■カロリーを揃えた究極の検証方法
今回の検証では、一卵性双生児で体質がほぼ同じザ・たっちの兄・たくやさんが「揚げ鶏」を、弟・かずやさんが「ゆで鶏」を担当しました。
驚くべきことに、検証前の二人の体重は76.4kgと、2026年シーズン6連勝となる完璧な一致を見せており、まさに検証の準備は万端と言える状態からのスタートです。
検証の絶対的なルールは、3日間にわたって二人が「24時間全く同じ生活」を送り、かつ「摂取カロリーを完全に同一にする」という非常にストイックなものです。
しかし、ここで調理法の違いが恐ろしいほどの「量の差」を生み出すことになります。
例えば朝食の「鶏のレモンソースかけ」で見ると、たくやさんの揚げ鶏は140gなのに対し、かずやさんのゆで鶏は同じカロリーを満たすために200gも食べなければなりませんでした。
脂質がたっぷり含まれる揚げ鶏は少量でも高カロリーですが、余分な油がないゆで鶏は、同じエネルギーを摂るために圧倒的なボリュームが必要になるわけです。
3日間の総摂取カロリーは1日平均で約2,300から2,430kcalに設定されました。
その結果、3日間で食べた鶏肉の総重量は、揚げ鶏のたくやさんが約1,270gだったのに対し、ゆで鶏のかずやさんはなんと約1,880gにも達しました。
かずやさんは、たくやさんよりも約610g、つまり一食分以上の肉を余計に平らげているという計算になり、普通に考えれば「食べる量が多い方が太るのでは?」と誰もが不安になる設定ですよね。
どうなの会|揚げ鶏・茹で鶏 太るのは?検証結果
■3日間のリアルな体重推移と結末
検証1日目、二人は塩鶏肉ラーメンやチキン南蛮といった、食欲をそそるメニューをそれぞれの調理法で堪能しました。
夕食後のたくやさんは「揚げ物だったので少しお腹に残る感じがある」と漏らしていましたが、一方のかずやさんは「胸焼けも全くない」と清々しい表情を見せていたのが印象的です。
そして翌朝の測定で、早くも衝撃が走り、ゆで鶏のかずやさんの体重が75.9kgと、前日から一気に0.5kgも減少したのです。
揚げ鶏を食べ続けたたくやさんは76.4kgのまま変化がなく、この時点で早くも二人の間に明確な差が生まれました。
2日目もタイ風チキンライスや鶏チャーハンなど、ボリューム満点の食事が続きましたが、かずやさんはさらに体重を落として75.7kgをマークします。
たくやさんも決して太っているわけではなく、高カロリーな揚げ物を食べながら76.4kgをキープし続けているのは驚異的な粘りだと言えるでしょう。
運命の最終日、チキンカレーなどのメニューを終えて迎えた運命の測定で、スタジオは驚愕の渦に包まれました。
最終的な結果は、揚げ鶏のたくやさんが76.3kg(マイナス0.1kg)だったのに対し、ゆで鶏のかずやさんは75.8kg(マイナス0.6kg)を記録したのです。
同じカロリーを摂取し、むしろ肉の重量では600g以上も多く食べていたはずの「ゆで鶏」側が、トータルで0.5kgも多く痩せるという、魔法のような結末を迎えました。
日ごとの体重推移
- 1日目終了後
- 揚げ鶏(たくや):76.4kg $\rightarrow$ 76.4kg (キープ)
- 茹で鶏(かずや):76.4kg $\rightarrow$ 75.9kg ($-0.5\text{kg}$)
- 2日目終了後
- 揚げ鶏(たくや):76.4kg $\rightarrow$ 76.4kg (キープ)
- 茹で鶏(かずや):75.9kg $\rightarrow$ 75.7kg ($-0.2\text{kg}$)
- 3日目終了後(最終結果)
- 揚げ鶏(たくや):76.4kg $\rightarrow$ 76.3kg (初日から $-0.1\text{kg}$)
- 茹で鶏(かずや):76.4kg $\rightarrow$ 75.8kg (初日から $-0.6\text{kg}$)
どうなの会|揚げ鶏・茹で鶏 太るのは?効果の考察
■なぜ多く食べた方が痩せたのかという考察
この不思議な現象の鍵を握っているのは、栄養学における「食事誘発性熱産生(DIT)」という仕組みです。
人間は食事を消化・吸収する際にエネルギーを消費しますが、その割合は栄養素によって驚くほど異なります。
たんぱく質は摂取したカロリーの約30%が消化のために熱として消費されるのに対し、脂質はわずか4%程度しか消費されません。
ゆで鶏を食べたかずやさんは、食べる量が増えた分、たんぱく質の摂取量がたくやさんよりも120gも多くなっていました。
つまり、食べているそばから体がどんどん熱を生み出し、勝手にカロリーを燃焼させていた「脂肪燃焼マシーン」状態になっていたわけです。
また、専門家の泉さくら先生も指摘していましたが、揚げ鶏は調理の過程で油を吸収し、脂質量がゆで鶏の1.5倍から2倍にまで跳ね上がります。
脂質はたんぱく質に比べて体脂肪として蓄積されやすく、さらに消化にも時間がかかるため、代謝の効率を下げてしまう側面があります。
たくやさんが感じていた「胃に残る感じ」は、まさに脂質の過剰摂取によって代謝が停滞していた証拠と言えるかもしれませんね。
さらに、ゆで鶏は水分を多く含むため、スムーズな消化吸収と老廃物の排出を助け、腸内環境を整える効果も期待できたと考えられます。
まとめ
■私たちが明日から活かせる知恵
今回の検証が教えてくれた最大の教訓は、「カロリーの数字だけに縛られてはいけない」ということです。
「ダイエット=食事制限をしてひたすら我慢する」という辛いイメージがありますが、調理法を「茹でる」や「蒸す」に変えるだけで、量をしっかり食べながら健康的に痩せられる可能性が示されました。
もちろん、大好きな唐揚げを完全に人生から排除する必要はありません。
たまの楽しみとして揚げ物を味わいつつ、日常の食事ではたんぱく質の割合を意識した「ゆで鶏」や「蒸し鶏」をメインに据えるのが、最も賢いボディメイクの近道だと言えそうです。
番組で紹介された「松山流ゆでむね肉」のテクニック、日本酒とお水で弱火加熱して余熱で仕上げる方法は、パサつきがちなむね肉をもも肉のように柔らかくしてくれるので、ぜひ試してみたいですね。
お腹いっぱい食べても体重が落ちていくという驚きの事実は、私のような食いしん坊なダイエッターにとって、これ以上ない希望の光となりました。
皆さんも、今日から「調理法の魔法」を味方につけて、ストレスのない美味しいダイエット生活を始めてみてはいかがでしょうか。
