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ブラッサム(朝ドラ)19話ネタバレ感想・あらすじ

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はるを 朝ドラ

朝ドラ『ブラッサム』第19話を観終えて、涙が止まらなかったという方も本当に多いのではないでしょうか。

今回の放送は、ヒロインの珠が長年過ごした故郷である山口県岩国と別れを告げ、東京へ旅立つという物語の大きな大きな節目となりました。

特に弟の守が見せた涙の訴えや、継母リョウとの駅のホームでのやり取りは、朝の15分間とは思えないほどの濃密さと深い感動に満ちあふれていました。

画面からあふれ出す家族の愛に胸を打たれたみなさんと一緒に、この感動的な第19話の魅力を隅々まで味わい尽くしていきたいと思います。

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ブラッサム(朝ドラ)19話までの振り返り

まずは、珠が岩国を離れる決断を下すに至った前話までの厳しい背景をしっかりと振り返っておきましょう。

尋常小学校の代用教員として子どもたちに情熱を注いでいた珠でしたが、新任教師の島村との間に身に覚えのない噂を立てられ、理不尽にも学校を解雇されてしまいました。

その後も岩国の町に渦巻く陰湿な悪評は消えず、継母のリョウが頭を下げて確保してくれた本家の葉野酒造での仕事さえも、得意客からの苦情によって失うことになってしまったのです。

暗闇の中で生きる気力を失い家にこもりがちになる珠の姿は、家族全員の心に暗い影を落としていました。

そんな八方ふさがりの窮地を救ったのが、京都の三高から東京帝国大学への進学が決まった元義弟の木村保からの手紙でした。

娘の心が折れてしまうことを何よりも恐れたリョウは、元義母の照子のもとへ出向き、保の世話係として珠を引き取ってもらえないかと涙ながらに頼み込みました。

「噂に負けてもいい、生きていればいくらでも取り直せる」と珠を強く抱きしめ、「逃げんさい」と上京を強く勧めたリョウの言葉こそが、珠の背中を大きく押すことになったのです。

ブラッサム(朝ドラ)19話ネタバレあらすじ

迎えた第19話では、母からの思い切った提案を一晩中悩み抜いた珠が、ついに大きな決意を固めるところから物語が始まります。

朝食の席で家族に向かって「岩国を出て東京へ行く」と告げた珠でしたが、それを聞いた弟の守は激しい怒りをあらわにし、茶碗を置いて家を飛び出してしまいました。

理由も分からず呆然とする珠に対して、岩田屋の幸三が守の隠された本当の思いを静かに語り始めます。

実は守も学校で「ふしだらな姉の弟」と同級生から心ない言葉でいじめられ、激しい喧嘩を繰り返しながらも耐え抜いていたのです。

幸三から守の真意を聞いた珠は、一人で佇む守のもとへと駆けつけ、真っ直ぐに向き合いました。

守は「姉さまと一緒におれるなら中学なんかやめて働く」「東京なんか行かんでくれ」と、ボロボロと大きな涙を流しながら叫びます。

「このまま岩国におったら、うずくまったままなんよ」と己の苦悩を告白し、涙を拭いながら我がままを許してほしいと懇願する珠の言葉に、守もついに姉の痛みを理解し旅立ちを受け入れました。

岩国で過ごす最後の夜、家族全員で温かい囲炉裏を囲み、「春が来た」を合唱する切なくも愛おしい時間が流れます。

そして大正5年の9月、旅立ちの日の駅のホームで、リョウは珠が初めて葉野家に来た日に着ていた思い出の着物を仕立て直した信玄袋を手渡しました。

「うち、幸せじゃった」と感謝を伝える珠に対し、リョウは「これからは正真正銘、珠さまの人生じゃけんね。胸張って生きるんよ」と涙で見送り、汽車は東京へ向けて走り出していきました。

ブラッサム(朝ドラ)19話ネタバレ感想

今回の第19話は、間違いなく今作における前半戦最大のクライマックスと言っても過言ではない名回でした。

特に15歳の中須翔真さんが演じる弟・守の感情を爆発させたお芝居には、テレビの前で一緒に号泣してしまいました。

ただ姉を引き留めたいという我がままではなく、どれほど学校で肩身の狭い思いをしても「お姉ちゃんと一緒にいたい」という一心で耐えていた守の純粋な愛が痛いほど伝わってきました。

人の心ない悪評で追いつめられる不条理さが描かれる中で、守の叫びは観る者の涙腺を揺さぶる圧倒的な凄みがありました。

そして国仲涼子さん演じるリョウの、血のつながりを超えた圧倒的な母性には毎回感服させられます。

実の娘ではない珠に対して「正真正銘、珠さまの人生じゃ」と言い切れる強さと温かさは、理不尽な噂に傷ついた珠にとって一生の宝物になったはずです。

寂しさを包み込むように家族で歌った「春が来た」の場面も印象的で、過酷な現実の中でも確かに存在した家族の温もりが見事に表現されていました。

ブラッサム(朝ドラ)19話からどうなる?

さて、故郷の岩国に別れを告げた珠がいよいよ足を踏み入れる次回第20話からの「東京編」ですが、どのような波乱が待ち受けているのでしょうか。

汽車を降り立った珠が、誰一人として自分の噂を知らない大都会の熱気と自由に触れ、救われたような安堵感を抱く場面から東京での生活が幕を開けます。

手元のメモを頼りに、金子大地さん演じる保が暮らす本郷の下宿へと辿り着く珠ですが、ここで最初の大きな壁にぶつかることになります。

下宿を切り盛りする大家の娘・三好マキは、訪ねてきた珠を保の生き別れの妹だと勘違いして温かく迎え入れてくれます。

しかし、その下宿には「親族以外の若い男女が同じ屋根の下で同居してはならない」という非常に厳しい掟が存在していたのです。

世話係として同居しようとしていた珠と保は、この思いがけないルールを前にして、いきなり窮地に立たされることになります。

保がどのような機転で大家や周囲を納得させるのか、あるいは新たな住まいを探すことになるのか、二人の知恵と絆が試される展開になりそうです。

さらに東京という新しい舞台で、のちに珠の人生に大きな刺激を与える芸術家や作家たちとの刺激的な出会いが始まっていくことも間違いありません。

まとめ

第19話は、噂話という閉塞感に押し潰されそうになっていたヒロインが、家族の絆と母の無条件の愛に背中を押されて羽ばたいた素晴らしい旅立ちのエピソードでした。

守との涙の和解やリョウの心打つ言葉は、これから東京でいくつもの試練に立ち向かう珠にとって最高の糧となることでしょう。

岩国編のせつなくも美しい余韻を胸に抱きつつ、いよいよ始まる東京での新しい冒険と珠の成長を期待を込めて見守っていきましょう。

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