こんにちは、「はるを」です!
この記事では、netflixで配信されている13歳の少年が同級生殺害事件の容疑者となる、衝撃的な社会派ドラマ「アドレセンス(adolescence)」について解説しています。
全編ワンカット撮影で描かれる、緊迫感あふれるヒューマンサスペンスですが、何話まで何でしょうか?完結している?

アドレセンス(netflixドラマ)|完結?何話まで?
netflixドラマ「アドレセンス(adolescence)」は少年犯罪の深層に迫る、見る者の心を揺さぶる衝撃作。
SNS社会、若者の葛藤、家族の絆を描いた、考えさせられるドラマですが、全何話なのかというと4話までとなっています。
実際にあった実話の事件を基にしたnetflixのミニシリーズなので、3月13日に配信された全4話で完結しています。
アドレセンス(netflixドラマ)|口コミ・感想は面白い?※ネタバレ注意
さて、皆さんが気になっているであろう「アドレセンス」は面白いのか、それともつまらないのか
調べてみると、本当に両方の意見が目につきます。
今回は、まず「面白い!」と感じた人たちの意見を、私が集めた情報を基に、そしてちょっぴり私の個人的な感想も交えながら、じっくりと解説していきたいと思います。
まず、多くの人がこのドラマの独特な撮影方法に心を奪われたようです。
全4話、各エピソードがほぼワンカットで撮影されているって、聞いただけで「え、どうやって撮ったの!?」ってなりますよね!私も予告編を見たときから、その斬新さに衝撃を受けました。
考えてみてください。通常のドラマって、場面が変わるごとにカットが入りますよね。でも、「アドレセンス」は違う。
まるでその場に自分が立ち会っているかのような臨場感で、事件が、そして登場人物たちの感情が、途切れることなく押し寄せてくるんです。
警察が突然家に押し入ってくる冒頭のシーンから、もうドキドキが止まりません。何が起こっているのか、家族の困惑や恐怖が、カットがない分、ダイレクトに伝わってくるんですよ。
私も小学生の頃、ちょっとしたことで警察の人が家に来たことがあって(誤解だったんですけど)、その時の何とも言えない不安な気持ちが蘇ってきました。
このドラマは、そんな日常が突然崩れ去る恐怖を、ワンカットという手法で見事に表現していると思います。
そして、このワンカット撮影は、単なる技術的な見せかけではないという意見も多く見られました。
途切れない映像が、登場人物たちの感情の揺れ動きを、より深く、そして生々しく伝えてくれるんです。
特に、第3話のジェイミーと心理療法士のブリーオニーの面談シーン
ほぼ二人の会話劇なのですが、カメラが二人の表情や仕草をじっくりと捉えることで、言葉の奥にある感情や葛藤が、ひしひしと伝わってくるんです。
まるで、息をのんで二人のやり取りを見守っているような感覚になりました。
さらに、俳優さんたちの演技が本当に素晴らしい。
特に、主演の少年ジェイミーを演じたオーウェン・クーパーさんの演技は、これがデビュー作とは思えないほどの迫真の演技!
彼の繊細な表情の変化や、子供らしさと内に秘めた怒りや不安の入り混じった複雑な感情を見事に表現していました。
彼が画面に映るたびに、目が離せなくなるような、そんな魅力がありました。
そして、父親エディを演じたスティーヴン・グレアムさんの、息子を信じたいけれど、現実を突きつけられて苦悩する父親の姿も、本当に心を揺さぶられました。
私も親になった身として、彼の葛藤が痛いほど理解できて、何度も涙がこぼれそうになりました。
ストーリーについても、「単なるミステリーではなく、『なぜ?』という動機に深く迫る作品」だという意見が多くありました。
確かに、誰が犯人なのか、という謎解き要素よりも、13歳の少年がなぜ同級生を殺害してしまったのか、その背景にある現代社会が抱える問題に、深く焦点を当てているように感じました。
SNSでのいじめや、若者が触れる情報の影響、そして男らしさという価値観の呪縛など、様々な要因が複雑に絡み合って、悲劇を生んでしまう。
このドラマは、そうした現代社会の暗部を、目を背けることなく描き出しているからこそ、多くの人の心に深く突き刺さるのだと思います。
また、「アドレセンス」は、単なるフィクションとしてではなく、現実の社会に対する警鐘として捉えている人も多いようです。

「明日は我が身かもしれない」という言葉が、まさにこのドラマを見た後の感覚を表しているのではないでしょうか。
普通の家庭に、何の兆候もなく突然起こりうる悪夢。そう考えると、見終わった後も、しばらくその重いテーマについて考えさせられました。
私も、子供を持つ親として、「うちの子に限って」なんて決して思えないものがありました。
さらに、批評家からの評価も非常に高い。「何十年ぶりのテレビの完璧に近い作品」とまで評されているのを見ると、その完成度の高さが伺えますよね。
技術的な挑戦だけでなく、社会派ドラマとしての深みも評価されている点が、このドラマの魅力を物語っていると思います。
「アドレセンス」を「面白い」と感じた人たちは、
その革新的な撮影方法による没入感 俳優たちの圧倒的な演技力 そして現代社会が抱える複雑な問題提起
に心を揺さぶられたのではないでしょうか。私も、見終わった後、しばらくこのドラマの世界から抜け出せないような、そんな強烈な印象を受けました。
さて、次は「面白くない」と感じた人たちの意見について、私が集めた情報を基に、こちらも私の個人的な感想を交えながら、詳しく見ていきましょう。
つまらない・面白くないという口コミも
「アドレセンス」に対して、残念ながら否定的な意見も少なからず見られます。
「全く面白くない」と感じたというストレートな意見もあれば、「興味深くはあったけれど、面白いという感想にはならなかった」という意見もありました。
否定的な意見の中で、まず目についたのは、ストーリー展開に対する不満です。
「のらりくらりのストーリーが性に合わず、2話の途中でやめた」という意見や、「起承転結もなく、淡々と話が進み、落ちもなく淡々と終わる」という感想も見られました。
確かに、このドラマはスリリングな展開を期待して見ると、肩透かしを食らってしまうかもしれません。
「誰が犯人なのか」というミステリー要素よりも、「なぜ犯行に及んだのか」という心理描写に重点が置かれているため、 スピード感が少なく感じられる人もいるのかもしれません。
また、「4話完結なので、それ以上続きが見たいとは思いませんでした」という意見もありました。
短い尺で物語をまとめている点は評価できる一方で、もっと深く掘り下げてほしいと感じた人もいたのかもしれません。
個人的には、この重いテーマを考えると、4話という長さがちょうど良かった気もしますが、もっと登場人物たちのその後を見たかったという気持ちも少しあります。
ワンカット撮影という手法についても、否定的な意見がありました。
「ワンカット撮影ってほとんどの場合、監督の自己満なんだよな。無理のワンカットにするから時間の流れが不自然になって違和感」という意見もありました。
確かに、移動シーンなどがカットされずにそのまま映し出されるため、「間延びを感じる場面も正直いくつかありましたが」という感想も理解できます。
私も、最初はワンカットという技術に気を取られて、「すごいな」とは思ったものの、ストーリーへの没入を妨げてしまうように感じる瞬間もありました。
さらに、「ワンカットだと思って見ると、そこばかり気になってしまって話に集中するのが難しい」という意見もありました。
「作り手を意識してしまう。『ワンカットで撮ったんだぞ。すごいだろ。』みたいな感じ」という辛辣な感想も。
また、「ティーン文化がよくわかる人なら共感する部分もあるかもしれません」という意見もありました。
裏を返せば、そうした背景知識がないと、登場人物たちの行動や心理が理解しにくいと感じる人もいるのかもしれません。
私も、最近の若者のSNSの使い方には疎い部分があるので、ジェイミーが抱える心の問題に共感できたとは言えないかもしれません。
「ちょっと散らかってる気がして、私はなんとなく見切ったって状態です」という意見もありました。
色々な社会問題を扱っているが故に、焦点が定まっていないように感じられたのかもしれません。
このドラマは、いじめ、SNS、家庭環境、男らしさへのプレッシャーなど、様々な問題に触れていますが、それらが必ずしも 共感に結びついていると感じられなかった人もいるのかもしれません。
そして、「軽い気持ちで観られるドラマでは全くないので合わない人には全く合わないかも」という意見は、まさにその通りだと思います。
このドラマは、非常に重いテーマを扱っているため、疲れている時や、 リラックスしたい時には、敬遠してしまうかもしれません。
私も、 基本的にリラックスして楽しみたい派なので、このドラマを見た後は、どっと疲れてしまったのを覚えています。
さらに、「ドラマというよりは、子を持つ親のための啓蒙映像という感じ」という意見もありました。
確かに、このドラマは、親が子供のSNS利用や交友関係に、より注意を払うべきだというメッセージを含んでいるとも言えるかもしれません。
「アドレセンス」を「面白くない」と感じた人たちは、ストーリー展開の遅さや焦点の曖昧さ、ワンカット撮影という手法、そして扱われているテーマの重さなどが、マイナスに作用したのではないでしょうか。
まとめ
私自身としては、「アドレセンス」は、決して「面白い!」と単純に言えるドラマではありませんでした。
見ている間、何度も胸が締め付けられるような思いがしましたし、考えさせられるシーンやセリフがありました。
ただ、その映像体験と、俳優さんたちの演技、そして現代社会に対する鋭い問題提起**は、間違いなく見る価値のあるものだったと感じています。
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