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ばけばけ(朝ドラ)34話ネタバレ感想・あらすじ

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朝ドラ

朝ドラ「ばけばけ」第34話の衝撃!三之丞のまさかの行動と松野家の爆発

こんにちは、朝ドラに人生を捧げている(と勝手に思っている)熟練ブロガーの私です。

今週の「ばけばけ」は、もう、朝から心臓がドキドキしっぱなしですよね。

特に昨日、11月13日放送の第34話は、コミカルな大騒動と、目を覆いたくなるようなシリアスな現実がごちゃ混ぜになり、見終わった後も胸のざわつきが止まりませんでした。

今回は、第34話の内容をしっかり振り返りつつ、ネットでの大きな反響や、次に待ち受ける35話の超絶ヤバい展開を、熱量たっぷりにお届けしますね!

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ばけばけ(朝ドラ)34話までの振り返り

■33話のおさらい:女中トキの初日と家族の不審

まず、第34話に入る前に、トキちゃん(髙石あかり)の運命が大きく動いた33話を振り返っておきましょう。

トキは、家族に内緒でレフカダ・ヘブン(トミー・バストウ)の女中として、彼の家での仕事をスタートさせました。

トキ自身、異人であるヘブンの妾、つまり「ラシャメン」になることを覚悟していたのですが、初日の夜、ヘブンは書き物を続ける一方で、トキに風呂に入るように勧め、「キョウ、オワリ」(今日、終わり)と言って、戸惑うトキを帰宅させたのでした。

「あれ?何もなかった?」と拍子抜けした方も多かったかもしれませんね。

でも、このヘブンの行動は、性的関係を求めないという、彼なりの倫理観と紳士的配慮の表れだったと後から分かります。

帰宅したトキは、なんと借金取りの銭太郎(前原瑞樹)に、初日にもらった給金20円の残りを渡して追い返します。

この、いきなり大金を工面したという事実が、父・司之介(岡部たかし)や母・フミ(池脇千鶴)、祖父・勘右衛門(小日向文世)といった松野家の面々に「トキは怪しい仕事をしているのでは?」という大きな疑念を生んでしまったのです。

相互に思い合っているのに、貧しさゆえに秘密と誤解の連鎖が生まれてしまう。この週のタイトル「オトキサン、ジョチュウ、OK?」の持つ緊張感が、この33話で最高潮に達した気がします。

ばけばけ(朝ドラ)34話ネタバレあらすじ

■34話あらすじ:松野家突撃!「抱きたくない」の真意

そして迎えた34話は、まさに嵐のような展開でした。

トキが本当に花田旅館で働いているのか、という疑念が晴れないフミは、古い新聞記事でヘブンがすでに旅館から引っ越していることを突き止めます。

これは怪しい!と感じた松野家総出(司之介、フミ、勘右衛門)でトキを尾行するという、まさかの家族による潜入捜査が始まったのです。

尾行の結果、家族たちはトキが花田旅館ではなく、裏口から出て一軒家(ヘブンの家)に駆け込んでいく姿を目撃してしまいます。

「もう我慢できない!」と、フミたちがその一軒家に乗り込み、トキに「異人の女中になったのか」と鬼の形相で問い詰める場面は、私も思わず息を飲みました。

観念したトキちゃんは、涙をこらえながら「生活していくために、ラシャメン(妾)になった」と告白します。

その給金がなんと月20円という高額だと知り、松野家の怒りは大爆発!

特に、武士の誇りを重んじる勘右衛門の怒りはすさまじく、通訳の錦織(吉沢亮)が事情を説明する中、ヘブンは辞書を引いて、トキを妾として雇ったのではないと強く否定します。

そして放たれたのが、あの衝撃的な一言です。

ヘブンは「チガイマス! オトキサン、ラシャメン、チガイマス!」と激怒した後、「抱きたくない」(ダキタクナイ)と言い放つのです。

ヘブンとしては、トキの名誉と尊厳を守るため、性的関係は絶対に持たないという最大級の否定表現を選んだのですが、その直言がまた混乱を招きます。

トキの「それはそれで失礼だけん!」という反論に続き、フミが「抱きたいでしょ!」、司之介が「そげじゃろが!」と畳みかけ、勘右衛門に至っては「ペリー!覚悟ぉ!」と叫んで刀を抜こうとする始末。

悲劇的でシリアスな展開なのに、最後の最後で笑いの要素をぶち込んでくるふじきみつ彦さんの脚本に脱帽です!

ばけばけ(朝ドラ)34話ネタバレ感想

■三之丞の「裏切り」と朝ドラ受けの怒り

しかし、34話の真の衝撃は、松野家の騒動の裏側で起こっていました。

物乞いにまで落ちぶれた実母・タエ(北川景子)の前に、松江新報の記者である梶谷吾郎(岩崎う大)が現れます。

梶谷は、タエの悲惨な境遇を取材しようとしますが、その様子を弟の三之丞(板垣李光人)が目撃します。

三之丞は、母の体面を守りたい一心で、トキから家賃として預かっていたなけなしの金(10円)を、梶谷への口止め料として渡してしまったのです。

これは本当に見ていて辛いシーンでした。

三之丞は、母を守ろうという気持ちはあったのかもしれませんが、結果的に貧しさから救うための命綱(お金)を無駄にしてしまっただけでなく、タエには「実は私、社長になりました」と、リカバリー不可能な大嘘をついてしまいます。

この三之丞の行動には、視聴者からも大ブーイングが巻き起こり、SNSでは「イライラが半端ない」「許せない」といった声が殺到しました。

そして、その感情は視聴者だけではありません。同局の「あさイチ」での朝ドラ受けでは、博多大吉さんが「あいつ、マジで何なん?社長になったとか言い出して。あんなウソはいかんと思うけどね」と、視聴者の気持ちを代弁するような怒りを露わにしていました。ゲストの阿佐ヶ谷姉妹がなだめるのも無理はありません。

三之丞を演じる板垣李光人さんの演技が素晴らしかったからこそ、キャラクターの「弱すぎる」一面や、体面だけのために動いてしまう「ズレまくった」行動に、私たちは心をざわつかされるのですよね。

また、北川景子さんが演じるタエ様の物乞い姿の描写も、あまりに生々しく「朝ドラ史上最も残酷」だと指摘する声もあり、明治の貧困と階級の厳しさを痛感させられました。

ばけばけ(朝ドラ)34話からどうなる?

■35話の展開予想:秘密の全てが明るみに

次週、11月14日(金)放送の第35話で、物語は大きなクライマックスを迎えます。

第34話の終盤で、松野家はトキがヘブンの女中になったこと、そして実母タエが物乞いになったという二重の衝撃的な事実を知りました。

家族はすぐにでもトキから、タエのことを黙っていた理由を問いただそうとしますが、その矢先に、三之丞(板垣李光人)が松野家を訪問するというのです。

最悪中の最悪のタイミング!

この三之丞の訪問によって、トキが家族に隠していた秘密が「すべて」明るみになると予告されています。

予想される展開としては、松野家がタエの悲惨な現状を問い詰めた際、三之丞が居合わせたことで、彼がトキから預かったお金を口止め料に使った事実や、タエについた「社長になった」という嘘まで、芋づる式に暴かれてしまうのではないでしょうか。

武士の誇りを捨てきれない松野家にとって、異人の女中というだけでも衝撃なのに、その裏に実母の物乞い、さらには親族による裏切り行為が隠されていたと知ったら、怒りや失望は計り知れません。

三之丞は、母への忠誠を誓いながらも、実際には自分と母の体面を守るためだけに行動してしまった結果、松野家とトキの間に決定的な亀裂を生んでしまうかもしれません。

トキのついた小さな嘘(花田旅館で働いているという嘘)が、遠く離れた雨清水家の深刻な問題と結びつき、最終的に家族全員の生活を揺るがす大事件へと化けていくのが、このドラマの恐ろしくも面白いところです。

まとめ

■まとめと私見:嵐の後の夫婦の絆に期待

トキちゃんを取り巻く状況は、まさに四面楚歌。家族の誤解と、実母とその弟の生活苦という、二つの大きな波に翻弄されています。

松野家での大騒動の末に、ヘブンが「ダキタクナイ」と不器用にトキの尊厳を守ろうとした優しさと、三之丞が体面を守るために裏切りに近い行為をしてしまう醜さ、このコントラストが第7週のテーマを深く掘り下げています。

この騒動を経て、トキとヘブンの間には、言葉や文化の壁を超えた、人間同士の確かな絆が生まれると信じたいです。特にヘブンは、トキを妾ではなく「女中」として雇うことで彼女の社会的誤解(ラシャメン化)を防ごうとしたのですから、この嵐が過ぎた後に、彼らが「夫婦」としてどのように「化けて」いくのかが、今後の最大の注目点になるでしょう。

視聴者の苛立ちや悲鳴が多い回ほど、そのドラマは真実を鋭く描き出している証拠かもしれません。

来たる35話の「秘密がすべて明るみになる」衝撃の展開を見逃さずに、トキがこの試練をどう乗り越えるか、私たちも温かい目で見守っていきましょう!

この困難な状況が、いつか必ず幸せに「化ける」ことを願ってやみません。

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