埼玉県入間市の静かな住宅街に、全国から食いしん坊たちが吸い寄せられる伝説の場所があるのをご存知でしょうか。
テレビ番組「オモウマい店」で紹介されて以来、その人気はとどまる所を知らず、2026年の今もなお、開店前から行列が絶えないデカ盛りの聖地として君臨しています。
単に量が多いだけでなく、そこには女将さんの底なしの愛情が詰まっており、一度足を踏み入れれば、お腹も心もこれ以上ないほどパンパンに満たされること間違いなしです。
オモウマい店|埼玉県入間市のカツ煮付きカツ丼「古都」
■愛情がバグっている店主の個性
このお店を語る上で絶対に外せないのが、和服に割烹着姿がトレードマークの二代目女将さんによる「ご飯パトロール」です。
客席を回りながら「ご飯足りてますか?」と声をかけて歩く姿は、まるでお母さんのような温かさに満ちていますが、そのサービス精神は時として「バグっている」と評されるほど過剰です。
完食して一息つこうとした瞬間に、なぜかフルサイズのカレーやデザートのプリンが「サービスです」と目の前に現れることも珍しくありません。
これは決して嫌がらせではなく、お客さんに「本当にお腹いっぱいになって帰ってほしい」という、女将さんの純粋で深い感謝の気持ちの表れなのです。
さらに、お会計の際には「ご縁がありますように」と5円玉をそっと手渡してくれる心遣いもあり、その温かさに思わず涙が出そうになります。
埼玉県入間市「古都」のメニュー|オモウマい店
■常識を覆す怒涛のデカ盛りメニュー
看板メニューである「ダブルかつ丼」は、どんぶり一杯のカツ丼に、あろうことか別皿でカツ煮が付いてくるという、まさに夢のような構成です。
さらに、全ての定食にはうどんがセットで付いてくるのですが、これは店主が「うどんの美味しさを知ってほしい」という願いから始めたものです。
驚くべきはそのご飯の量で、普通盛りを頼むだけで約2合(700g)という、他店の大盛りを遥かに凌駕するマウンテン仕様で登場します。
もし勇気を出して「大盛り」を注文すれば約4合、「特盛り」に至っては驚愕の約6合という、もはや漫画のような光景が目の前に広がります。
ただし、特盛りは「大盛りを完食した実績」をスタッフに認められた猛者だけが挑戦できる、実力制の特別ルールとなっています。
他にも、ニンニクが強烈に効いてご飯が無限に進む「スタミナ定食」や、大皿にナポリタンやチキンカツがこれでもかと盛られた「大人のお子様ランチ」も絶大な人気を誇ります。
埼玉県入間市「古都」の口コミ|オモウマい店
■完食を目指す勇者たちの生の声
店内では、初めて訪れた若者が「大盛りって多いですか?」と尋ねた瞬間に、周囲の常連客が静かに「やめときな」と心の中で念じるような、独特の一体感が生まれます。
実際に料理が運ばれてくると、その圧倒的なビジュアルに「えぐい」「すごい」といった感嘆の声が漏れ、誰もが必死の形相で食事と格闘することになります。
しかし、どのおかずも味付けが本格的で、特に肉料理はジューシーでタレの旨みが濃縮されており、最後の一口まで美味しく食べられる工夫が凝らされています。
食べきれずに申し訳なさそうにするお客さんに対しても、女将さんは「たくさん食べてくれてありがとう」と優しくねぎらいの言葉をかけてくれます。
シェアや取り分けは禁止という厳しいルールがありますが、それは「食べ物を大切にしてほしい」というお店側の強い願いの表れであり、誰もが自分の限界に真剣に向き合っています。
埼玉県入間市「古都」の場所・アクセス|オモウマい店
■古都への道のりと訪問の心得
お店は西武池袋線の入間市駅から北口を出て、住宅街を20分ほど歩いた場所にひっそりと佇んでいます。
外観は一見するとどこにでもある昔ながらのうどん屋さんですが、店内に一歩入ればそこは別世界です。
駐車場は14台分用意されていますが、メディア露出の影響で常に混雑しているため、時間に余裕を持って訪問することをおすすめします。
営業時間はランチが11時30分から、夜の部は水曜や週末限定で18時30分からとなっており、火曜日は定休日ですので注意してください。
クレジットカードや電子マネーは利用できない現金のみのスタイルですので、お財布にはしっかりとお札を忍ばせて向かいましょう。
まとめ
■満腹のその先にある幸せの場所
「古都」は単なる大盛り店ではなく、訪れる人々にエネルギーと笑顔をチャージしてくれる、人生の休憩所のような場所だと僕は感じています。
初めての方は、無理をせず「ご飯半分」や「3分の1」から注文するのが、このお店を最後まで楽しむための鉄則です。
もしあなたが最近、何かに疲れていたり、心の底から満たされたいと感じているなら、ぜひこの入間の聖地を訪れてみてください。
女将さんの元気な「ごはん足りてますか?」の声を聞けば、どんな悩みも吹き飛んでしまうほど、お腹も心も満たされるはずです。
戦いを終えた帰り道、苦しいはずなのに不思議と温かい気持ちになっている自分に、きっと驚くことでしょう。
