待ちに待ったMrs. GREEN APPLEのスタジアムツアー「ゼンジン未到とイ/ミュータブル~間奏編~」が、ついに2026年4月18日に幕を開けましたね。
新しく生まれ変わった聖地、MUFGスタジアム(国立競技場)の初日という記念すべき日に、僕たちファンの胸をざわつかせる、あまりに残念なニュースが飛び込んできました。
華やかなステージの裏側で、一部の限られた特権を持つ人々が、アーティストと僕たちが作り上げる神聖な空間を汚してしまったというのです。
ネット上でも怒りの声が渦巻いているこの「スイートルーム迷惑行為」について、何が起き、誰が関わっていたのか、そしてこれからのライブシーンがどうあるべきか、僕なりの視点で深く掘り下げていきたいと思います。
ミセスのライブ|スイートルーム迷惑行為の経緯
■ミセス国立公演で起きた悲劇
2026年4月18日、国立競技場の夜空にミセスの音楽が響き渡る中、スタジアム内に設置された豪華なVIP専用個室「LIMINAL SUITE(リミナル・スイート)」で、耳を疑うような事態が発生しました。
本来であれば、最高峰のホスピタリティを提供するための空間が、あろうことか「公演を妨げる行為」の舞台になってしまったのです。
せっかくのバラード曲で静寂に包まれるべき瞬間に、スイートルームからは大声での談笑や、シャンパンのグラスを鳴らすような騒音が漏れ聞こえていたといいます。
現地にいたファンの皆さんの報告によると、単にうるさいだけでなく、座席の上に立ち上がるなど、転落の危険を伴うような極めて無責任な振る舞いも見られたそうです。
一生懸命チケットを当てて、この日のために準備してきた僕たち一般の観客からすれば、世界観を台無しにされた悲しみは計り知れません。
運営側も翌日の19日に異例の謝罪文を公表し、この「妨害行為」が事実であったことを公式に認めました。
ミセスのライブ|スイートルーム迷惑行為「誰が何した?」
■誰が何をしたのか
今回の騒動を起こした当事者は、一般のチケット購入者ではなく、スタジアムの運営会社であるJNSE(ジャパンナショナルスタジアム・エンターテイメント)が招待した「契約企業の関係者」や「招待客」であったことが判明しています。
LIMINAL SUITEは、年間契約で数千万から1億円近い費用がかかると推定される、まさに法人や富裕層向けの排他的な空間です。
そこで行われていたのは、音楽を鑑賞する姿勢とは程遠い、まるで宴会場でのどんちゃん騒ぎのような行為だったとされています。
具体的には、静かな曲の最中にも響く話し声、お酒のグラスをぶつけ合う音、そして暗転中の会場内で煌々と明かりをつけて目立つといった、配慮を欠いた行動の数々です。
現場のスタッフが周囲の観客から何度も注意を依頼されてようやく動いたという経緯もあり、運営側の管理体制にも厳しい目が向けられています。
アーティストへのリスペクトを忘れ、特権的な立場で「金持ちの道楽」としてライブを利用したかのようなその姿勢に、多くのファンが強い憤りを感じているのが現状です。
ミセスのライブ|スイートルーム迷惑行為「誰が何した?」
ミセスのライブ|スイートルーム迷惑行為に公式謝罪
■運営会社JNSEの公式謝罪全文

事態を重く受け止めた株式会社ジャパンナショナルスタジアム・エンターテイメント(JNSE)は、令和8年4月19日、代表取締役である竹内晃治氏の名義で、公式サイトに謝罪文を掲載しました。
その内容は、隠し立てすることなく自社の管理不備を認める、非常に重い言葉で綴られています。
以下に、その全文を記載します。
「平素より株式会社ジャパンナショナルスタジアム・エンターテイメント(JNSE)が運営するMUFGスタジアム(国立競技場)にて開催されるイベントにご関心をお寄せいただき、誠にありがとうございます。
昨日、MUFGスタジアム(国立競技場)にて開催されました、Mrs. GREEN APPLE『ゼンジン未到とイ/ミュータブル~間奏編~』において、MUFGスタジアムに設置のLIMINAL SUITE(スイートルーム)内で、公演中に弊社(JNSE)の契約企業様・ご招待したお客様が席で騒いでいたことで、公演を妨げる行為がございました。
ご来場いただいたお客様ならびにMrs. GREEN APPLE様、および関係者の皆様に多大なるご迷惑をおかけしましたこと、心より深くお詫び申し上げます。
弊社(JNSE)の当会場における管理体制が行き届いておらず、このような事態を招いてしまいましたことを重く受け止めております。
本件に関するお問い合わせは弊社(JNSE)までご連絡をいただけますようお願いいたします。
今後は同様の事態を二度と招かぬよう、社内体制の見直しおよび管理体制の強化に努めてまいります。
ご来場のお客様およびアーティスト様、関係者の皆様には多大なるご迷惑をおかけしましたことを、改めて深くお詫び申し上げますとともに、信頼回復に向けて全力で取り組んでまいります。
何卒ご理解とご容赦を賜りますようお願い申し上げます。」
ミセスのライブ|スイートルーム迷惑行為で疑われたインフルエンサー
この騒動の最中、SNSでは「誰が騒いでいたのか」という犯人探しが始まり、ある特定の人物たちに疑いの目が向けられました。
その代表格が、実業家でインフルエンサーの春木開氏と、「超無課金」として知られる石田拳智氏です。
彼らは当日、スイートルームで食事をしながらライブを楽しんでいる様子をXなどで報告していたため、多くのユーザーから「お前たちが騒いでいた犯人ではないか」という激しい非難を浴びることとなりました。
しかし、両氏は自身のSNSを通じて、この疑惑を真っ向から、そして明確に否定しています。
石田氏は「あれは僕たちではありません。お酒も飲んでいないし、ほぼ個室内で静かに観ていました」と釈明し、春木氏も「公演を妨げるような行為は一切していません」と強調しています。
春木氏はさらに、「どう見えるかまで含めて考えるべきだった」と自省の念を述べつつ、空間や時間を壊さないことを大切にしていると自身のポリシーを語りました。
結局のところ、騒いでいたのが具体的にどの企業のどの人物であったのかは公表されていませんが、SNSで名前が挙がった彼らが「加害者」であるという確たる証拠はどこにもないのが事実です。
まとめ
音楽を愛する者として、今回の国立競技場での騒動は本当に胸が締め付けられる思いです。
チケット争奪戦を勝ち抜いて会場に足を運ぶファンにとって、ライブは日常の疲れを忘れ、アーティストと心を通わせる唯一無二の時間のはずです。
そこに「招待客だから」「お金を払っている企業だから」という理由でマナーを無視した行動が入り込むことは、芸術に対する冒涜と言っても過言ではありません。
運営のJNSEが管理体制の不備を認め、再発防止を約束したことは一歩前進ですが、失われたファンの信頼や台無しにされた「静寂」を取り戻すには、これからの具体的な行動が問われることになります。
特に7月に予定されている国立競技場での追加公演では、誰もが安心してミセスの音楽に没入できる環境が守られることを切に願っています。
VIPルームという閉鎖的な空間であっても、その場に響く音楽は皆で共有する宝物であることを、招待する側もされる側も決して忘れてはいけないのです。
僕たちファンも、冷静に事実を見極めながら、大好きなアーティストが安心して最高のパフォーマンスを届けられるような「優しい世界」を一緒に支えていきましょう。
