あの衝撃の夜、テレビの前で驚きと笑いが止まらなかったのは僕だけではないはずです。
2026年1月21日、TBSの人気バラエティ『水曜日のダウンタウン』が放ったのは、事前告知を一切行わないままいきなり緊急生放送を開始するという、まさに狂気じみた一手でした。
番組の公式Xやテレビ番組表にも一切の情報が載っておらず、多くのファンが困惑しながらも、そのあまりに異様な光景に釘付けになりました。
今回のターゲットとなったのは、番組ではお馴染みの「ヘタレ芸人」として愛されている、きしたかのの高野正成さん(36歳)です。
彼が挑まされたのは、地上10メートルの高飛び込み台から飛び降りるという、高所恐怖症の人間にはあまりに過酷なリベンジ企画でした。
松本人志さんの不在が続く中でも、番組のクオリティと予測不能な姿勢を維持し続けようとするスタッフの並々ならぬ執念を感じずにはいられません。
【水ダウ】高野の高飛び込み企画の概要
■突如始まった生放送の正体
この生放送企画は、単なるサプライズではなく、特定の芸人を極限状態に追い込むことで生まれる「リアルな笑い」を追求したものでした。
通常なら番組の構成が事前に明かされるはずですが、この日は22時の放送開始と同時に画面に「生放送」のテロップが踊り、静まり返ったプールが映し出されたのです。
10メートルの高飛び込み台にポツンと立たされた高野さんは、アイマスクを外した瞬間に自分が置かれた状況を理解し、その場でパニックに陥りました。
これは単に芸人を怖がらせるだけでなく、生放送という時間制限がある中での葛藤を全国に晒し続けるという、水ダウらしい「狂気」の演出と言えるでしょう。
成功すれば100万円という賞金が提示されていましたが、それ以上に「ここで飛ばなければ日本中から嫌われる」という無言の圧力が彼を追い詰めていました。
【水ダウ】高野の高飛び込み|過去の放送
■過去から続くリベンジの因縁
なぜ今さら高飛び込みなのかと不思議に思った方も多いかもしれませんが、この企画の根底には2025年11月5日に放送された因縁の説が存在します。
当時は「紙飛行機×高飛び込みキャッチ」という検証が行われ、10メートルの高さから投げた紙飛行機を自らも飛び降りて空中で掴むという無謀な挑戦が繰り広げられました。
この時、みなみかわさんや、ちゃんぴおんずの日本一おもしろい大崎さんたちは必死に飛び込んでいましたが、高野さんだけは一度も飛べずにギブアップしたのです。
このヘタレっぷりが演出の藤井健太郎さんの目に留まり、今回の「生放送リベンジ」という形で、より逃げ場のないステージが用意されることとなりました。
高野さんにとって今回の放送は、前回のロケで失った「芸人としての誇り」を取り戻すための絶好の、そして最悪のチャンスだったわけですね。
【水ダウ】高野の高飛び込み生放送内容
■緊迫の放送内容と現場の混乱
放送が始まると、進行の日比麻音子アナウンサーが冷徹なほど淡々と「高野さん、今、何曜日の何時でしょうか?」と問いかけ、生放送であることを突きつけました。
恐怖で暴言を吐き散らす高野さんの元には、前回ともに戦ったみなみかわさん、大崎さん、本多スイミングスクールさんも応援ゲストとして合流しました。
彼らは高野さんが飛んだ後に紙飛行機キャッチに挑戦する予定でしたが、肝心の高野さんが飛び込み台の端まで行っては下がり、決意を口にしては引き返すというループを繰り返します。
大崎さんから激しく煽られた高野さんが「殴りに行くぞ!」と逆ギレする場面もあり、現場のピリついた空気感が生放送を通じてダイレクトに伝わってきました。
結局、放送時間内に彼が水面に飛び込むことはなく、10時50分を過ぎた頃に無情にもチャレンジ終了が宣告されました。
しかし本当の衝撃はその後に待っており、CM明けに日比アナから「この続きはまた来週、生放送でお届けします」という、誰も予想しなかった続行宣言が飛び出したのです。
【水ダウ】高野の高飛び込み生放送!プールの場所はどこ?
■撮影の舞台となったプールの場所
今回の生放送が行われたのは、前回のロケでも使用された神奈川県横浜市にある「横浜国際プール」と推測されます。
ここは10メートル級の飛び込み台を備えた国際大会も開かれる立派な施設で、水泳ファンや地元の人にはお馴染みのスポットです。
深夜の生放送という特殊な環境下で、これだけの設備を貸し切って芸人を突っ立たせておく贅沢さは、まさに水ダウならではの予算の使い方と言えるかもしれません。
放送中にはプールの高さや静まり返った会場の雰囲気が、高野さんの恐怖心をより一層引き立てる舞台装置として機能していました。
普段は一般の方も利用できる施設ですが、あの夜だけは日本で一番「過酷な場所」に変わっていたことでしょう。
【水ダウ】高野の高飛び込み生放送の反響
■ネットとラジオに渦巻く様々な声
放送終了後、SNS上では「1時間何を見せられたんだ」「飛ばないなら放送するな」といった怒りの声が上がる一方で、「これが水ダウの真骨頂だ」と歓喜するファンも続出しました。
特にXでは、予算を使いすぎたために制作費を浮かすための「安上がり企画」ではないかといった憶測まで飛び交うほどの盛り上がりを見せています。
また、深夜のラジオ番組『山里亮太の不毛な議論』では、南海キャンディーズの山里亮太さんが、自身の経験をもとに「あれは本当に足が動かなくなる」と高野さんに深く同情していました。
「飛べば正解だと分かっていても体が拒絶する」という、テレビに出る人間としてのプレッシャーと本能のせめぎ合いについて熱く語っていたのが印象的です。
視聴者の間でも「令和の時代に公開いじめではないか」という懸念を示す層と、極限の人間模様を楽しむ層で意見が真っ二つに分かれています。
まとめ
この異例の無告知生放送は、高野正成という一人の芸人の「弱さ」をエンターテインメントに昇華させた、非常に挑戦的な回でした。
結局飛ばなかったことでもやもやした気持ちになった人も多いでしょうが、その不完全燃焼感すらも番組の計算通りなのかもしれません。
次週も再び生放送が行われるということで、高野さんが恐怖を克服して伝説を作るのか、あるいは再びヘタレてしまうのか、目が離せない展開になっています。
僕も一お笑いファンとして、彼が飛び込み台から解き放たれる瞬間をドキドキしながら待ちたいと思います。
今の時代、ここまで賛否両論を巻き起こし、視聴者の感情を揺さぶる番組は他にありませんから、来週もチャンネルを合わせてしまうのは間違いなさそうです。
」
