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共通テスト2026物理|難易度は難化?配点・平均点は?問題構成は?

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2026年の共通テストを終えた皆さん、本当にお疲れ様でした。

今は試験の緊張から解放されて少しホッとしている頃かもしれませんが、やはり自分の手応えがどうだったのか、周りはどう感じているのか気になって夜も眠れないなんてこともあるのではないでしょうか。

僕も長年、受験生の皆さんの熱い戦いを見守ってきましたが、今年の物理は新課程2年目ということもあって、かなり「攻めた」内容だったと感じています。

理論的な深い理解が問われるタフな試験でしたが、これまでの努力を信じて、まずはこの記事で今年の動向をじっくりと振り返ってみましょう。

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共通テスト2026物理|問題構成

■2026年物理の出題構成と変化

今年の物理は、大問が4題という構成自体は例年通りで、第1問が小問集合、第2問が力学、第3問が熱力学と波動、そして第4問が電磁気という流れを維持していました。

大問分野・テーママーク数詳細内容とポイント
第1問小問集合(各分野の基本問題)6波動(ドップラー効果:音源の運動と振動数の変化)、電磁気(直流/交流電源の回路:インピーダンス考察、ランプの明るさ最大化)、力学(加速度運動中のバス内浮力:見かけの重力と風船の挙動)、原子(コンプトン効果:光量子と電子の衝突、運動量保存)、熱力学(気体の状態変化:温度・物質量の積等しい場合の二乗平均速度)。
ポイント:定性的知識ではなく計算中心。問2の回路問題は難易度が高く、交流のインピーダンスを深く理解していないと苦戦。問3の浮力は題意把握が鍵で、差がつきやすい。
第2問力学(2物体の衝突)5ばね連結された2物体の弾性衝突。運動量保存、反発係数、エネルギー保存を活用。問3では重心系からの考察が必要。
ポイント:定量的な計算が中心。熱振動のモデル化をテーマに、基礎理解があれば得点可能だが、問4のばね伸びは符号ミスしやすい。
第3問熱・波動(A: 熱サイクル B: 波の干渉)6A: 定圧加熱→定積冷却→等温圧縮の熱機関(エネルギー収支計算)。B: 円形波と平面波の干渉(位相差・干渉縞)。
ポイント:AはPV図のマス数えがユニークで面白い。Bは珍しい設定(円形波×平面波)で、波の重ね合わせ原理を正確に適用する必要あり。正答率低めか。
第4問電磁気(荷電粒子の運動)5電場・磁場中の電子運動。ローレンツ力、円運動の計算。
ポイント:比較的取り組みやすい。符号・向きのミスに注意だが、得点源として機能。

しかし、中身を詳しく見てみると、ページ数が昨年の28ページから23ページへと大幅に減り、マーク数も24個から22個へと減少しているのが分かります。

一見すると負担が減ったように思えますが、実はこれまで定番だった実験や探究活動をテーマにした問題が姿を消し、代わりに2次試験で見かけるような理論計算主体の考察問題が増えたのです。

第1問の小問集合では、原子分野を含む全範囲からバランスよく出題されましたが、特に問2の交流・直流回路のインピーダンス考察や、問3のバス内での浮力と見かけの重力を問う問題は、題意の把握が難しく差がついたポイントでしょう。

第2問の力学はばねで繋がれた2物体の衝突がテーマで、重心系からの視点など、しっかりとした計算処理能力が試されました。

第3問は熱サイクルと波の干渉という2つのトピックで構成されており、グラフのマス目を数えて仕事を見積もるユニークな設問や、円形波と平面波の干渉という少し珍しい設定が登場しましたね。

最後の第4問は電磁場中の荷電粒子の運動という融合問題で、放物運動や等速円運動の基礎を正しく適用できれば得点源になったはずです。

僕個人の感想としては、単なる暗記やパターン学習では太刀打ちできない、物理の本質的な思考力を真っ向から問うてくるような、非常に骨のある構成だったと感じています。

共通テスト2026物理|難易度は難化?難しかった?

■受験生の反応と気になる難易度

試験会場から出てきた受験生の皆さんの声を聞くと、やはり多くの人が「難しかった」という印象を抱いているようです。

特にネット上では、小問集合の回路問題で手が止まってしまったという声や、波の干渉設定に戸惑ったというリアルな感想が溢れています。

大手予備校の分析を比較してみても、東進やデータネット、代々木ゼミナールが「やや難化」と判断しており、河合塾だけが「昨年並み」としているものの、計算量や考察の深さを考えると全体的には厳しくなったと言わざるを得ません。

知識だけで即答できるようなサービス問題がほとんどなくなり、どの問題も腰を据えて理論計算を行う必要があったことが、体感的な難しさを押し上げた要因でしょう。

僕の目から見ても、これまでの共通テスト特有の「会話文」による誘導が減り、自力で状況を数式化させる力が必要になったため、高得点を取るのは昨年以上にハードルが高かったはずです。

しかし、難しい問題にはヒントとなる類似例が示されているなどの配慮も見られたため、落ち着いて問題文を読み解けたかどうかが運命を分けたかもしれません。

共通テスト2026物理|配点は?

■配点の仕組みと2026年の予想

配点については、例年の流れを引き継いで各大問が25点ずつ、合計100点満点という非常にシンプルな均等配分となっています。

第1問から第4問まで、どの分野も同じ重みで点数が割り振られているため、苦手分野を作らずにまんべんなく対策してきた人が報われる仕組みですね。

一方、理系志望者にとっての関心事である物理基礎については、第1問が16点、第2問が16点、第3問が18点という配点構成になっています。

物理本番では計算重視の問題が多かったため、1つのミスが大きな失点に繋がりやすく、配点効率を意識した戦略的な解き方が求められた年と言えるでしょう。

自分の得意な大問で確実に25点をもぎ取り、難解な小問で粘り強く部分点を取りに行く姿勢が、最終的なスコアに大きく響いたに違いありません。

共通テスト2026物理|平均点は?

■平均点の推移と今年の着地点

さて、皆さんが一番ドキドキしているであろう平均点の予測ですが、今年は昨年の58.96点から大幅にダウンし、44点から46点程度に落ち着くのではないかと見られています。

予備校予想平均点前年比ポイント
河合塾46点-13計算・考察増で低下。文系592点、理系608点の全体予想36。
東進44点-15小問集合の難しさで低め35。
データネット(ベネッセ・駿台)45点-14問題量減も難易度上昇40。

東進が44点、河合塾が46点、データネットが45点という予想を出しており、15点近い低下を見込む予備校もあるほどです。

過去数年の平均点を見ると、2024年が62.97点、2023年が63.39点と6割を超えて推移してきましたが、今年はそれらと比較しても異例の「難化年」になったと言えます。

新課程への移行に伴う揺り戻しや、問題作成側が思考力を重視しすぎた結果、多くの受験生が時間内に解ききれなかった可能性が高いですね。

平均点がこれほど下がると、志望校のボーダーラインにも大きな影響が出ますが、皆さんが「難しかった」と感じたのはあなた一人だけではなく、全国的な傾向だということを忘れないでください。

たとえ自己採点の結果が目標に届かなかったとしても、平均点が下がれば相対的な立ち位置は変わらないので、決して悲観しすぎる必要はありませんよ。

まとめ

■最後に伝えたいまとめ

2026年の共通テスト物理は、間違いなくここ数年で最も手応えのある、そして「物理の本質」を問いかける試験でした。

問題構成に大きな変化はありませんでしたが、中身はより2次試験に近く、深い考察と正確な計算を求める内容へと進化を遂げています。

受験生の皆さんの感想が「難化」に傾き、平均点が45点前後と予測されている現状は、皆さんがいかに厳しい戦いを勝ち抜いてきたかの証拠でもあります。

配点は変わらず各大問25点ですので、どこで点数を拾えたかを冷静に分析して、これからの個別試験に向けた糧にしていきましょう。

僕はこの試験を通して、皆さんが物理という学問の奥深さに触れ、苦しみながらも思考を止めてこなかったことを誇りに思います。

これからの二次試験に向けて、今回の振り返りで浮き彫りになった弱点を強みに変えて、情熱を持って次のステージへと突き進んでくださいね。

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