こんにちは、はるをです!
この記事ではnetflixで4月15日に配信開始されたばかりの新作ドラマ「ガラスドーム(原題:Glaskupan、英語版タイトル:The Glass Dome)」について解説しています。
「ガラスドーム」は少女時代のトラウマと向き合いながら、故郷で起きた少女失踪事件を追う犯罪心理学者の物語。
ガラスの部屋に監禁された過去を持つレイラが、新たな事件の真相に迫る北欧サスペンスです。

北欧ノワールならではの重厚な雰囲気と、予測不能な展開が魅力のドラマだよ。
ガラスドーム(netflixドラマ)解説|あらすじ※ネタバレ注意
■息もつかせぬ展開に引き込まれる!「ガラスドーム」のあらすじ(ネタバレ少なめ)
まず、この「ガラスドーム」というタイトルからして、何やら不穏な空気が漂っていますよね。
物語の舞台は、スウェーデンの静かな田舎町グラナス。
主人公のレイラ・ネスは、児童誘拐犯を専門とする犯罪心理学者としてアメリカでキャリアを積んでいるのですが、育ての母の訃報を受け、故郷であるこのグラナスへと重い足取りで戻ってきます。
レイラには、誰にも言えない過去がありました。
それは、幼い頃に何者かに誘拐され、文字通りガラスでできた部屋に閉じ込められるという、想像を絶する凄惨な体験です。
幸いにも彼女は脱出できたものの、その時の犯人、“エッキ”と呼ばれる男は未だに捕まっていません。
この過去のトラウマは、彼女の心に深く刻まれ、現在の彼女の行動や思考に大きな影響を与えているのです。
故郷に戻ったレイラは、葬儀を終え、すぐにアメリカへ戻るつもりでした。
しかし、そこで信じられない悲劇が彼女を待ち受けています。
なんと、彼女の旧友ルイーズが遺体で発見され、さらにルイーズの娘である幼いアリシアが行方不明になってしまうのです。
アリシアの失踪現場近くからは、レイラが幼い頃に誘拐された場所を彷彿とさせるような痕跡が見つかり、レイラの古傷は否応なしに疼き始めます。
過去の悪夢が蘇る中、レイラは、元警察署長である養父バルターと共に、アリシアの失踪事件を独自に捜査し始めることを決意します。
閉鎖的な田舎町で、長年隠されてきた秘密や人々の複雑な思惑が絡み合う中、レイラは自身のトラウマと向き合いながら、事件の真相に迫っていくことになるのです。
果たして、アリシアの失踪は、レイラが過去に経験した誘拐事件と何か関係があるのでしょうか?
そして、いまだに姿を現さないレイラの誘拐犯“エッキ”の正体は明らかになるのでしょうか……?

物語は、レイラの過去と現在が交錯しながら、驚くべき真実へと向かって突き進んでいきます。
各エピソードの終わりには、必ずと言っていいほど「え、ここで終わるの!?」と思わせるような衝撃的な展開が待ち受けており、ついつい次のエピソードへと手が伸びてしまうこと間違いなしです。
ガラスドーム(netflixドラマ)|キャスト
■個性豊かなキャラクターたちが織りなす人間ドラマ!キャストと登場人物
このドラマの魅力は、複雑なストーリー展開だけでなく、そこに息づく個性豊かなキャラクターたちにもあります。
レイラ・ネス(演:レオニー・ヴァンサン)
バルター・ネス(演:ヨハン・ヘデンベリ)
トーマス・ネス(演:ヨハン・レーボリ)
サイード・カムラン(演:ファルザド・ファルザネ)
クリスティーナ(演:セシリア・ニルソン)
物語には、この他にも様々な個性的なキャラクターが登場し、それぞれが複雑な人間関係を織りなしながら、事件の真相に迫っていきます。
特に、小さな田舎町ならではの濃密な人間関係は、このドラマの大きな魅力の一つと言えるでしょう。
レイラ・ネス(演:レオニー・ヴァンサン)
主人公であり、児童誘拐犯を専門とする犯罪心理学者。
幼少期の誘拐事件による深いトラウマを抱えながらも、知性と強い意志で事件に立ち向かいます。
レオニー・ヴァンサンさんの、内に秘めた苦悩や葛藤を見事に表現する演技には、本当に引き込まれます。
クールな外見の奥にある脆さや、過去と戦おうとする強さが、観る者の心を掴んで離しません。彼女の過去の経験が、事件の捜査にどのように影響していくのか、その心理描写は本当に見応えがあります。
バルター・ネス(演:ヨハン・ヘデンベリ)
レイラの養父であり、元警察署長。
レイラを実の娘のように大切に思っていますが、どこか過保護な面も。
ヨハン・ヘデンベリさんの、優しさと同時に何かを隠しているような、深みのある演技が光ります。
彼の存在は、レイラにとって心の拠り所であると同時に、物語が進むにつれて、その行動に不審な点がいくつか見え始め、観る者をハラハラさせる要因の一つとなります。
トーマス・ネス(演:ヨハン・レーボリ)
バルターの弟であり、現在の警察署長。
レイラとは複雑な関係にあります。
ヨハン・レーボリさんの、どこか頼りないけれど、正義感も持ち合わせているという、人間味あふれるキャラクターを見事に演じています。
兄であるバルターとの間には、過去から続くであろう確執のようなものも感じさせ、物語に深みを加えています。
彼の捜査能力は少々心許ない部分もありますが、物語の終盤では重要な役割を果たすことになります。
サイード・カムラン(演:ファルザド・ファルザネ)
行方不明になったアリシアの父親で、鉱山会社の経営者。
娘の失踪に深く心を痛めており、事件の早期解決を強く望んでいます。
ファルザド・ファルザネさんの、悲しみと焦燥感が入り混じった表情が印象的です。
彼の経営する鉱山が、事件の背景と何らかの関わりがあるのではないかという疑惑も持ち上がり、物語の重要なキーパーソンの一人となります。
クリスティーナ(演:セシリア・ニルソン)
亡くなったルイーズの母親で、アリシアの祖母。
孫娘の安否を強く心配しています。セシリア・ニルソンさんの、悲しみに暮れる母親、そして祖母の姿は、観る者の心を締め付けます。
ガラスドーム(netflixドラマ)|感想は面白い?
「ガラスドーム」を実際に見た人たちの感想を見てみると、その多くがスリリングな展開と、予測不可能なストーリーに引き込まれたという声が上がっています。
「次が気になって一気見してしまった」
「夜眠れなくなるほど怖かったけど、面白くてやめられなかった」
といったコメントからも、このドラマの吸引力の高さが伺えます。
また、主人公レイラの抱えるトラウマや、事件を通して彼女が過去と向き合っていく姿に共感したという意見も多く見られました。
「レイラの苦悩が痛いほど伝わってきた」
「彼女が過去を乗り越えようとする姿に勇気をもらった」
といった感想からは、単なるサスペンスドラマとしてだけでなく、人間ドラマとしての深さも評価されていることがわかります。
一方で、「結末が衝撃的すぎて、しばらく立ち直れない」「後味が重い」といった声も。
特に、真犯人の正体とその動機については、多くの人が予想外だったと感じているようです。
北欧ミステリーならではの、容赦のない展開に心を掴まれた人もいれば、その陰鬱な雰囲気に ??????疲れてしまったという意見も少数ですが見られました。

私自身の感想としても、本当に最後まで犯人が分からず、良い意味で裏切られました。
緻密に張り巡らされた伏線や、登場人物たちの微妙な表情の変化など、見逃せない要素がたくさん詰まっていて、考察するのが本当に楽しかったです。
ただ、やはり結末はかなり衝撃的で、しばらくの間、あのラストシーンが頭から離れませんでした。
ガラスドーム(netflixドラマ)解説|見どころ
最後に、「ガラスドーム」の特に注目すべき見どころを、私「はるを」の視点からたっぷりとお伝えしたいと思います!
息を呑むサスペンスと先の読めない展開
何と言っても、このドラマの一番の魅力は、そのスリリングなサスペンスでしょう。
次々と起こる事件、明らかになる過去の秘密、そして二転三転する容疑者。
視聴者は、レイラと一緒に事件の真相を追いかけながら、常にハラハラドキドキさせられます。
特に、各エピソードのラストは、必ずと言っていいほど衝撃的な展開で終わり、「早く次を見たい!」という衝動に駆られます。
主人公レイラの描写
幼い頃のトラウマに苦しみながらも、事件に立ち向かうレイラの描写は、このドラマの大きな見どころの一つです。
彼女のフラッシュバックや悪夢を通して、過去の恐怖がリアルに伝わってきます。
また、犯罪心理学者としての冷静な分析力と、過去の被害者としての感情的な葛藤が入り混じる彼女の姿は、非常に人間味あふれており、共感を覚えます。
複雑に絡み合う人間関係
小さな町で長年暮らしてきた人々だからこそ抱える、複雑な人間関係が、事件の真相を複雑にしていきます。
誰もが闇を抱えているように見え、誰を信じていいのか分からなくなる感覚は、このドラマならではの面白さです。
予想を裏切る衝撃の結末
物語は、視聴者の予想を超える、衝撃的な結末へと向かいます。
真犯人の正体、そしてその動機が明らかになった時、きっとあなたは言葉を失うはずです。
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