僕と、パパと、ホントのパパを見つけるまで(netflix映画)|あらすじ・面白い?

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こんにちは、はるをです!

この記事ではnetflixで4月9日に配信開始されたばかりの新作映画「僕と、パパと、ホントのパパを見つけるまで(英語版タイトル:The Dad Quest)」について解説しています。

「僕と、パパと、ホントのパパを見つけるまで」は本当のパパは誰?父と息子がメキシコを駆け巡る、笑いと涙のヒューマンドラマ。

血の繋がりだけが親子の絆じゃない!父と息子の感動のロードムービーです。

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息子が実子ではない!?父と息子が真実を探す旅で見つける、本当の家族のカタチとは?

僕と、パパと、ホントのパパを見つけるまで | Netflix (ネットフリックス) 公式サイト
自分たちが血縁関係にないかもしれないと知った父と息子のコンビ。真実を突き止めるべく、2人は思い切ってメキシコ中を巡る旅に乗り出す。

僕と、パパと、ホントのパパを見つけるまで(netflix映画)|あらすじ・面白い?

■あらすじ:真実を探す父と子のメキシコ横断の旅路

物語は、テレビプロデューサーとして忙しい日々を送るガジョという男性が、突然、彼の元妻であるアリシアから衝撃的な事実を告げられる場面から始まります。

それは、彼がこれまで実の息子として育ててきたベニートが、実は血の繋がった息子ではないかもしれない、というものでした。

ちょうどその時、アリシアは仕事の都合でベニートを連れてマドリードへ引っ越すことをガジョに告げますが、感情的なやり取りの末、彼女は不慮の事故に遭い、亡くなってしまいます。

突然の出来事に戸惑いながらも、ガジョはベニートの父親としての責任を負うことになります。

しかし、アリシアの残した言葉が頭から離れないガジョは、ベニートと共に、彼の本当の父親を探す旅に出ることを決意するのです。

母親の過去を知る手がかりを求めて、二人はメキシコ中を巡ることに。

この旅路は、単にベニートの本当の父親を探すという目的だけではありませんでした。

これまで仕事に忙殺され、息子との時間を持つことが少なかったガジョにとって、ベニートと向き合い、共に時間を過ごす中で、これまで希薄だった親子の絆を深めていく貴重な時間となるのです。

ベニートの母親の知人や過去の関係者を訪ね歩くうちに、様々な人物との出会いがあり、予期せぬ出来事が次々と起こります。

画家、ダンスインストラクター、そしてなんと有名人まで、ベニートの父親候補が現れては消えていく、まるで推理小説のような展開に、私もドキドキしながら見入ってしまいました。

旅の中で、ガジョはこれまで目を背けてきた父親としての役割、そして家族というものの意味を改めて考えるようになります。

一方のベニートも、実の父親を探すという目的を持ちながらも、共に困難を乗り越える中で、ガジョとの間に特別な感情を育んでいくのです。

血の繋がりがないかもしれないけれど、共に過ごした時間、共に笑い、共に悩んだ経験こそが、二人の間にかけがえのない絆を築き上げていく。

この過程こそが、この物語の核となる部分だと感じました。

そして、旅の終わりに二人がどのような答えを見つけ出すのか、最後まで目が離せない展開が待っているんです。

僕と、パパと、ホントのパパを見つけるまで(netflix映画)|キャスト

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この映画を彩るキャストの方々も本当に魅力的です。

まず、主人公であるテレビプロデューサーのガジョを演じるのは、ミシェル・ブラウンさん。

仕事一筋で、どこか息子との関わりを避けてきたような父親像を、彼は繊細な演技で見事に表現しています。

物語が進むにつれて見せる、父親としての葛藤や愛情の変化には、心を揺さぶられるものがありました。

そして、ガジョの息子ベニートを演じるのは、マルティーノ・レオナルディさん。

まだ幼いながらも、複雑な家庭環境の中で育ったであろう少し大人びた雰囲気と、父親を探すという状況に対する冷静な態度が印象的です。

時折見せる子供らしい無邪気さとのギャップが、彼のキャラクターをより魅力的にしていました。

レビューの中には、彼の演技がこの映画の中で最も優れていたと評する声もあるほどです。

また、物語の重要な鍵を握る、亡くなったベニートの母親アリシア。

彼女の過去が、ガジョとベニートの旅のきっかけとなるわけですが、回想シーンなどを通して、彼女がどのような人物だったのかが徐々に明らかになっていきます。

彼女の決断や秘密が、物語に深みを与えていると感じました。

さらに、二人の旅をサポートする存在として、ベニートの学校の先生であり教育カウンセラーのディアナという女性が登場します。演じるのはメイラ・エルモシーヨさん。

彼女は、ベニートの気持ちを理解し、ガジョのことも温かく見守る、優しく聡明な女性として描かれています。

ガジョとの間には、単なる協力関係を超えた、ほのかな感情のようなものも感じられ、今後の二人の関係性も気になるポイントです。

その他にも、ベニートの本当の父親の候補として登場する画家フェデリコ・アルカンタラ、ダンスインストラクター、そして有名人のエリック・ルービンなど、個性豊かなキャラクターたちが物語を盛り上げます。

彼らとの出会いを通して、ガジョとベニートは様々な発見をし、自分たちの関係性を見つめ直していくのです。

脇を固める俳優陣も非常に豪華で、

エドゥアルド・サンタマリーナさん、

フェルナンダ・カスティージョさん、

ジュリエッタ・エグルロラさん

など、多くの才能ある俳優さんたちが、旅先で出会う様々な人々を演じています。

それぞれのキャラクターが、短い登場時間の中でも存在感を放ち、物語に奥行きを与えていると感じました。

僕と、パパと、ホントのパパを見つけるまで(netflix映画)|面白い?見どころは?

この映画の最大の見どころは、やはり血の繋がりだけではない、人と人との間に育まれる愛情や絆の深さを描いている点でしょう。

ガジョとベニートは、 血のつながりのある親子ではないかもしれないという事実を知りながらも、共に旅をする中で、それまで意識していなかった感情に気づき、強い絆で結ばれていきます。

特に、仕事ばかりで家庭を顧みなかったガジョが、ベニートとの時間を通して、父親としての自覚を持ち、息子を大切に思う気持ちを育んでいく過程は、観る人の心を温かくしてくれるはずです。

また、真実を探す旅を通して描かれる、メキシコの美しい風景や文化も魅力の一つです。

様々な場所を訪れることで、物語に変化が生まれ、視聴者を飽きさせません。

異文化に触れることで、ガジョとベニートの二人が、新たな発見や感情を得ていく様子も、見逃せないポイントです。

さらに、この映画は、家族という普遍的なテーマを扱っており、誰もが共感できる要素を持っていると思います。

親子の関係、失われた愛情、そして再生。そういった普遍的なテーマが、奇抜な演出を避け、オーソドックスな手法で描かれているからこそ、多くの人の心に響くのではないでしょうか。

斬新さや独創性を求める方には物足りないかもしれませんが、温かい感動を求める方、家族の大切さを改めて感じたい方には、きっと心に深く残る作品になると思います。

私自身、海外ドラマや映画を通して様々な家族の形を見てきましたが、この映画のように、血縁という繋がりを超えて、共に過ごした時間や経験が真の家族の絆を育むというメッセージは、とても深く考えさせられました。

英語学習を始めたきっかけが海外俳優さんへの憧れだった私にとって、言葉の壁を越えて、このような感動的な物語に触れることができるのは、本当に素晴らしいことだと改めて感じます。

レビューの中には、ストーリー展開が predictable であったり、感動が薄いといった意見も見受けられます。

確かに、劇的な展開を期待する方には、少し物足りないかもしれません。

しかし、私は、この映画が、派手さはないけれど、じっくりと時間をかけて、父と子の心の変化を描いている点に、魅力を感じました。

もしあなたが、家族の絆を描いた心温まるヒューマンドラマがお好きなら、『僕と、パパと、ホントのパパを見つけるまで』は、きっとあなたの心にも何かを残してくれるはずです。

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