わぁ、あなたも「暴君のシェフ」にハマってしまったのね!
あのドラマ、観ていると胸が熱くなるし、お腹も空いて大変ですよね。
私もすっかりイ・ホン王の不器用な愛の虜になってしまって、最終回が怖くて仕方ないのよ。
もう残すところあとわずか、この最高に美味しいラブコメ時代劇の魅力を、これまでの道のりも含めて、熟練ブロガーの情熱をもって語らせてね。
暴君のシェフ(韓国ドラマ)ネタバレ|あらすじ
■ 胸キュンと陰謀のジェットコースター! 10話に至るまでの経緯
物語は、現代のパリでミシュラン三つ星シェフに輝いたばかりのヨン・ジヨンが、日食の最中、父から託された古書『望雲録(マンウンロク)』をきっかけに、一瞬で500年前の朝鮮王朝時代へタイムスリップするところから始まったわ。
そこで彼女が出会ったのが、稀代の美食家にして暴君として知られるイ・ホン王。
最初は、ホンを時代劇コスプレ中の「頭のイカれた俳優」だと勘違いして、なんと縄で縛り上げてしまうという、衝撃的な幕開けだったの。
でも、彼女が持ち前の機転と、現代の食材(バターとコチュジャン!)で作った 「コチュジャンバタービビンバ」 が、ホン王の心の鎧を一瞬で打ち破ったわ。
その味は、彼が幼い頃に亡くした母の記憶を呼び起こし、冷酷な暴君の涙腺を緩ませたのよ。
その「絶対味覚」を持つ王に気に入られてしまったジヨンは、「口に合わなければ即・極刑」 という命がけの条件付きで、水剌間(スラッカン/宮中の厨房)の最高責任者である「特令熟手(テリョンスクス)」に任命されたわ。
そこからは、現代のスーヴィード(低温調理)技術を使ったステーキや、マカロン、味噌パスタなど、フュージョン宮廷料理で王の舌と心を掴んでいくの。
もちろん、宮中は甘いロマンスだけじゃなくて、陰謀の渦!
王の側室であるカン・モクジュと、王位を狙う叔父のチェサン大君が、あらゆる手段でジヨンを陥れようとしてくる。
特に、国運を賭けた明国使臣団との料理対決(9話)は、ジヨンが圧力鍋を再現しようとしたり、食の力で拒食症の明の料理人を癒したり、本当に見応えがあったわね。
この熱い対決を朝鮮が勝利した直後、最悪の罠が仕掛けられたの。
それが、ジヨンが作った料理を食べた幼い弟のチンミョン大君が倒れてしまい、ジヨンが毒殺未遂の濡れ衣を着せられてしまうという、9話の衝撃的なラストよ。
暴君のシェフ(韓国ドラマ)ネタバレ|10話
■ 愛の告白と誓いの指輪! 10話の劇的な展開
10話は、まさしく感情のジェットコースターだったわ。
投獄され、大妃に拷問されるジヨンを見て、愛する女性に迫った突然の苦難に、普段は理性を保っているホン王の怒りが暴走寸前になったの。
彼は剣を抜きかけたんだけど、ジヨンの「暴君にだけはならないで」という切ない願いに手を止め、自ら潔白を証明するために立ち上がった姿に、私たちはまた一つ、彼がただの暴君ではないことに気づかされたわ。
ホン王はジヨンの濡れ衣を晴らすため徹底的に調査し、チンミョン大君を倒れさせた毒が、薬草(ムササビのフン)と朝鮮人参の危険な食べ合わせだったことを突き止めるの。
しかも、彼は真実を暴くために、あえて自分もその薬を飲んで倒れるという命懸けの罠まで仕掛けたわ。
この王様の愛の深さには、もうキュン死寸前よ!
そして、瀕死のチンミョン大君を救ったのは、やっぱりジヨンの料理。
解毒薬で痙攣が止まらない大君を見て、栄養不足だと見抜いたジヨンは、フランス料理の「レストラン(回復)」という概念と朝鮮の「スジェビ(すいとん)」を融合させた滋養スープを即興で作り出し、大君の命を救うのよ。
この一皿で彼女の冤罪は完全に晴らされたわけ。
事件が解決し、ジヨンが牢から解放されると、ホン王は周囲の目も気にせず、彼女をきつく抱きしめ、そしてキス!
「余がいちばん慕う女にするキスだ」 なんて、年下の王様に強引に言われたら、そりゃあときめきすぎて体が震えるわよ!
そして、クライマックスは最高のプロポーズ。
ホン王はジヨンに 翡翠の指輪 を贈り、「私の伴侶になってほしい。そうしたら、毎朝ビビンバを作ってあげる」 と誓うの。
この言葉、国の頂点に立つ男が、愛する女性と「普通の日常」を送りたいと願う、あまりにも誠実で心を打つ告白だったわね。
これを受けてジヨンも、「現代に戻れなくても、もういいかもしれない」と心が揺らぎ、二人のロマンスは最高潮を迎えたわ。
暴君のシェフ(韓国ドラマ)ネタバレ|最終回(11話/12話)の最後の結末は?
■ 最終回(11話~12話)で予想されるストーリー展開の候補
10話の終わりで、愛が成就したかに見えた二人だけど、最終回へ向けての不穏な伏線がいくつも残されているわ。
1. 史実通り、悲劇的なバッドエンド(流刑/死の結末)
ホン王の叔父であるチェサン大君は、依然として王を失脚させようと画策していて、王の母の死に関する血染めの布(証拠)を使って、ホン王を精神的に追い詰め、暴走させるつもりでいるの。
もし王が歴史上の暴君「燕山君」の道を辿ってしまえば、流血の粛清(士禍)を起こし、最終的には王位を追われ、悲劇的な結末を迎えてしまう可能性が高いわね。
私は、二人が幸せになるフラグが立つほど、この歴史の影が怖くて仕方がないの。
2. 切ないけれど再会を約束する結末(タイムスリップの別れ)
ジヨンの現代に戻るための鍵である『望雲録』は、ホン王が書いた日記であることも明らかになっているわ。
この『望雲録』の最終ページに、タイムスリップの鍵となる「還世飯(世に戻るための料理)」に関する記述が残されているの。
ジヨンは現代へ帰ることを選ぶけれど、ホン王の強い思いが込められた『望雲録』によって、未来で彼の生まれ変わりと再会するという、切なくもロマンティックな結末も予想できるわ。
個人的には、ホン王が現代に来て、ジヨンが作ってくれるビビンバを食べる生活を、ぜひ見てみたいわ。
3. 歴史を改変するハッピーエンド(現代での共生)
ドラマが史実から離れ、二人で力を合わせてチェサン大君らの陰謀を打ち破る可能性ももちろんあるわ!
ホン王が自ら王位を退き、ジヨンと共に現代へタイムスリップし、新しい生活を始めるという展開を望む声も多いわね。
愛の力で歴史を塗り替えるファンタジー・ハッピーエンドは、私たち視聴者の最大の願いよね。
暴君のシェフ(韓国ドラマ)ネタバレ|原作の最後の結末
■ 逃れられない運命の結末…原作小説の結末
このドラマの原作は、ウェブ小説 『燕山君のシェフとして生き残る(Surviving as Yeonsan-gun’s Chef)』。
原作の結末は、残念ながら悲劇的で、でも救いのある展開が用意されているわ。
小説では、ホン王が反乱の最中、ジヨンをかばって剣に倒れ、彼女の命を救うために自らの命を犠牲にするという結末なの。
彼の死と、ジヨンへの無償の愛が、『望雲録』に込められた「運命を書き換えるための代償」となり、ジヨンは無事に現代へ帰還するのよ。
そして、現代に戻ったジヨンの前に、ホン王の生まれ変わり(または王の魂を継ぐ人物)が姿を現し、『望雲録』の最後のページを見せる形で再会を果たすという、ほろ苦い(ビタースウィートな)結末よ。
ドラマがこの原作の結末を忠実に再現するのか、それとも視聴者の熱狂的な支持に応えて、ホン王が生き残る道を選ぶのか、最終話の脚本に全注目よ!
暴君のシェフ(韓国ドラマ)|見どころ
■ 胃と心を掴んで離さない! この作品のみどころ
「暴君のシェフ」が、こんなにも高い視聴率(10話では全国15.750%を記録!)とグローバルな人気(Netflixグローバル3位!)を誇っているのは、その「異色な融合」にあると私は思っているわ。
1. 料理が感情を語る「フード・セラピー」ドラマ
このドラマの料理は、単なるグルメ描写じゃないの。
ジヨンの作る一皿一皿が、王の孤独やトラウマを癒す「記憶のレター」の役割を果たしているのよ。
現代の知識を駆使して、朝鮮時代にスーヴィードを再現する発想力や、拒食症の料理人に優しさの味を届けるシーンなど、料理人としての誇りと愛情が、画面越しに伝わってくるわ。
本当に空腹時には見るのが拷問レベルだから気をつけてね(笑)!
2. 暴君の顔と、年下男子の可愛さのギャップ
イ・チェミン演じるホン王の魅力は、なんといっても「暴君」と「恋する純粋な男」のギャップよ。
最初は冷酷で感情を表に出さなかった彼が、ジヨンに心を許してから見せる不器用な嫉妬や、全身で愛情を表現する大胆さ、そして「毎朝ビビンバを作ってあげる」という究極の求愛に、私たちは心を鷲掴みにされてしまったわ。
当初、ホン王役は他の俳優が予定されていたけど、イ・チェミンのフレッシュなエネルギーとカリスマ性が、この作品に新しい風を吹き込んだのは間違いないわね。
3. 予測不能なタイムスリップ・ロマンスの緊張感
『麗<レイ>?花萌ゆる8人の皇子たち?』や『哲仁王后?俺がクイーン!?』のファンなら、もうドストライクな設定だけど、この作品は、いつジヨンの現代の知識が歴史を破壊する刃になるか、というスリルが常にあるの。
彼女が帰るべき未来があるのに、過去の暴君に愛されてしまうという、時空を超えた身分違いの恋の行方から、最後まで目が離せないわ。
私もこの二人の恋がどう着地するのか、固唾をのんで見守っているわ。
どうか、私たちに希望の味を届けてほしい、と切に願っているの!