朝ドラ「ブラッサム」第12話、みなさんはもうご覧になりましたか。
今回はヒロインの珠(石橋静河)にとって、生き方や恋愛観が大きく揺れ動く本当に見どころ満載の15分間でした。
親友・忍(木竜麻生)の力強い決意に背中を押され、新しい自分へと一歩を踏み出す珠の姿には、画面越しに思わず胸が熱くなってしまいました。
そして何と言っても、ラストに登場した新任教師・島村先生(工藤阿須加)のあの爽やかすぎる助け舟には、思わず声を上げそうになった方も多いのではないでしょうか。
今回は第12話のドラマチックな展開を余すことなく振り返りつつ、熱い感想と今後の考察をたっぷりとお届けしていきます。
ブラッサム(朝ドラ)12話までの振り返り
■前回の第11話をプレイバック
第12話をより深く楽しむために、まずは前回の第11話で描かれた重要な出来事を思い出しておきましょう。
高等女学校を卒業した17歳の珠は、岩国第三尋常小学校の代用教員として働き始めました。
珠が任されたのは、勉強が苦手な児童が集められた「2年2組」でした。
教頭の上野(阪田マサノブ)からは「子守りのようなものだから適当に教えればいい」と冷たく言い放たれ、厳しいスタートとなります。
初日の授業では、算術が苦手な花田次郎(渋谷そらじ)が周りから笑われて教室を飛び出してしまうハプニングもありました。
しかし、弟や妹たちの面倒をずっと見てきた珠は、決して諦めませんでした。
「無理じゃあない、先生が一緒に行くけえ」と子供たちの歩幅に寄り添う珠の優しい姿勢が、とても印象的でした。
また、幼なじみの梅(松本穂香)が親の決めた縁談を受け入れつつも、乾物屋の徳一(井上拓哉)への密かな恋心に気づいて葛藤する切ない姿も描かれました。
時代の波に翻弄される女性たちの選択が、静かに提示された重要な回でした。
ブラッサム(朝ドラ)12話ネタバレあらすじ
■第12話のストーリーネタバレ解説
それでは、怒涛の展開を見せた第12話の詳しいストーリーをたどっていきましょう。
珠の根気強い指導のおかげで、2年2組の子供たちは少しずつ計算ができるようになり、珠を「はのたま先生」と呼んで慕うようになります。
初めてのお給料を手にした珠は、その給料袋をそのまま継母のリョウ(国仲涼子)に手渡しました。
「もっと頑張って稼ぐけえね」と微笑む珠と、心から喜ぶ家族の温かい光景には心が和みました。
しかし、1学期の終わりが近づいた7月、勉学に意欲を見せていた次郎が突然学校を休みがちになってしまいます。
心配した珠は家庭訪問などを考えますが、同僚の教師たちから「余計なことはするな」と冷たく釘を刺されてしまい、結局何もできないまま1学期が終わってしまいました。
そんな落ち込む珠のもとへ、親友の角田忍(木竜麻生)が突然やってきます。
周りの同級生たちが相次いで嫁いでいく中、忍は親が決めた縁談を断り、自分の力で生きていくために上京して「婦人記者」になると宣言します。
「逃げるんとは違う。挑むんじゃ」「記者になって、自分の気持ちを言葉にしたい」と語る忍の眼差しは、本当に力強く輝いていました。
忍は「うちらは黎明の同志じゃ。忘れたらいけんよ」「あんたの本領は小説じゃ」と言い残し、東京へと旅立っていきます。
親友の眩しい決意と情熱に触れた珠は、自分の胸の奥に眠っていた「文章を書きたい」という情熱を激しく揺さぶられます。
不意に思い立った珠は、家で母のリョウに頼んで初めての化粧を施してもらいました。
鏡の中に映る自分を見つめながら、珠は「鏡に映る自分は、これまでとはまるで別人のようで、何か変われる気がしたのです」と心の中で呟きます。
そして迎えた新学期、ほんのり化粧をして登校した珠を待っていたのは、上野教頭の厳しい叱責でした。
教頭は「カフェの女給じゃあるまいし、子供らに悪い影響があるとは思わんのですか」「化粧なんて男に媚びるためにしよるんでしょ」と心ない言葉を浴びせかけます。
そこへ現れたのが、この夏に広島から山口へ帰郷し、2年1組の担任となった新任教師の島村辰彦(工藤阿須加)でした。
島村は教頭に対して「広島じゃお化粧して働くのは当然でしたよ。教頭先生ともなればご承知のこととは思いますが」と皮肉を交えて見事な助け舟を出します。
ぐうの音も出なくなった教頭が去った後、島村は珠に向かって「本当のことを言ったまでです。それに、よくお似合いですし」と爽やかな笑顔で声をかけるのでした。
ブラッサム(朝ドラ)12話ネタバレ感想
■胸が熱くなる!第12話の個人的な感想
今回の第12話は、女性の自立と淡い恋の予感が交錯する、朝ドラ史に残る名場面ばかりでした。
まず、木竜麻生さん演じる忍の上京シーンには、本当に鳥肌が立ちました。
家柄や結婚が女性の幸せとされていた時代に、「挑むんじゃ」と言い切って自分の道を切り拓く忍の強さには、深く感銘を受けました。
忍のあの言葉は、教員という狭い世界で思い悩んでいた珠の心に、大きな風を吹き込みました。
そして、初化粧をした珠の美しい変化と、それに対する教頭の偏見に満ちた怒りには、思わず憤りを覚えてしまいました。
だからこそ、工藤阿須加さん演じる島村先生の登場シーンは、まさに圧巻のスカッと展開でした。
理不尽な教頭の価値観をサラリと受け流し、時代に合わせた大人の余裕で見事に論破してみせた姿は、あまりにも格好良すぎます。
「よくお似合いですし」という一言には、画面の前で思わずガッツポーズをしてしまいました。
あの温かく真っ直ぐな瞳で見つめられたら、珠でなくても恋に落ちてしまうのは当然ですよね。
ブラッサム(朝ドラ)12話からどうなる?
■次回以降の展開を徹底考察!島村先生との恋と波乱の行方
ここからは、次回第13話以降で予想される展開について考察を深めていきたいと思います。
次回予告を見る限り、島村先生と珠の距離は一気に縮まっていくことは間違いありません。
子供たちへの教育方針や考え方に共通点が多い二人は、お互いを深く理解し合えるパートナーとして惹かれ合っていきます。
しかし、史実や今後のストーリー展開を考えると、この甘い初恋には大きな試練が待ち受けているはずです。
第13話では、珠が島村先生への溢れる思いを綴った紙片を学校で落としてしまい、それを生徒が拾って島村先生に渡してしまうというハプニングが起こります。
自分の秘めた恋心が本人に知られてしまうという、甘酸っぱくもハラハラする展開が目に浮かびます。
さらに気になるのは、当時の封建的な学校組織や世間の目です。
今回珠を目の敵にしていた上野教頭が、職場内での二人の親密な関係を黙って見過ごすはずがありません。
若い女性教員の恋愛や化粧に対して厳しい偏見を持つ教頭が、新たなスキャンダルとして二人を追い詰めていく可能性は非常に高いと考えられます。
忍が東京で新しい道を切り拓いていくように、珠もまた、この恋と教員生活の中で大きな人生の選択を迫られることになるでしょう。
まとめ
第12話は、主人公・珠の人生が新たなステージへと大きく動き出す、まさにターニングポイントとなる素晴らしい回でした。
自分の意志で生きようとする親友・忍からの刺激、そして自分を認めてくれる島村先生との運命的な出会い。
傷つきながらも「自分らしく咲き誇りたい」と願う珠の姿に、毎朝たくさんの勇気をもらえます。
明日放送される第13話では、二人の距離がどう縮まるのか、そして落としたメモがどんな波乱を呼ぶのか、片時も目が離せません。
これからも珠が歩む波乱万丈で美しい人生の物語を、みなさんと一緒に熱く見守っていきたいと思います。
