朝ドラ「ばけばけ」第6話感想!板垣李光人登場で加速する婿探し
皆様、こんにちは!
朝ドラが大好きで、毎日欠かさず見ているベテランブロガー、マキです。
今週から始まった第2週「ムコ、モラウ、ムズカシ。」、皆様、ご覧になりましたか?
第6話では、いよいよ松野家が貧乏脱出をかけた「婿探し」に乗り出し、その波乱ぶりが最高に面白かったですね!
トキちゃんの切実さと、松野家のダメだけど温かい愛情が、明治の厳しい現実をポップに描き出していて、もう目が離せません。
今回は、前回のおさらいから、注目の第6話の展開、そして次回のお見合い大作戦の行方を、熱い思いを込めて解説していきますね!
ばけばけ(朝ドラ)6話までの振り返り
■貧乏脱出への決意!前回5話の悲壮な恋占い
前回第5話で、時代は明治19年へと飛び、ヒロインの松野トキ役はついに髙石あかりさんへとバトンタッチされました。
子役の福地美晴ちゃんの愛らしい姿に別れを告げ、急に18歳になったトキちゃんは、父・司之介(岡部たかしさん)が作った多額の借金を返すため、親戚の雨清水傳(堤真一さん)の工場で織子として働いています。
生活は困窮し、住まいは武家の町から川向こうの長屋へ。
借金取りに「トキを遊郭へ」と迫られた窮地を脱するため、トキちゃんが提案したのが、「働き手となる婿をとる」という大胆な策でした。
その決意を固める前に、トキちゃんは友人たちと縁結びで有名な八重垣神社の鏡の池で恋占いをしましたね。
他の二人の舟はあっという間に沈んだのに、トキちゃんの舟だけが「黒船みたいだね」と言われるほど頑丈で、池の遥か向こうまで流されても沈まないという、悲惨な結果に終わってしまいました。
この「遠い縁、遅い結婚」という暗示が、今後の展開にどう影響するのか、視聴者としてはドキドキが止まりませんでしたね!
ばけばけ(朝ドラ)6話ネタバレあらすじ
■第6話:理想の婿は「小豆洗い」?波乱の婿探し始動
恋占いの結果にすっかり打ちひしがれてしまったトキちゃんは、「父上のようには生きたくないの」と、貧乏生活への切実な思いを爆発させます。
でも、松野家は暗くなりません!
父・司之介と母・フミ(池脇千鶴さん)は、娘を励まし、婿探しに奔走することを約束します。
ここで明らかになったトキちゃんの理想の婿の条件が、また最高にヘンテコで、このドラマらしいブラックユーモアが炸裂しましたよね。
トキちゃんが求めたのは、もちろん「よく働いてお金を稼いでくれる人」ですが、それに加えて「怪談がお好きな方」!
さらに、具体的なイメージとして「カッパとか天狗とか、小豆洗いとか」と、自作の絵まで持ち出して説明するんですから、松野家は爆笑の渦に包まれました。
「働き者の士族の小豆洗いを探すのか!」という勘右衛門(小日向文世さん)のツッコミに、私も思わず声を出して笑ってしまいましたよ。
ダメ親父だけど愛すべき司之介は、なんと島根県知事の御子息との縁談を狙って大玉砕!
一方、母・フミさんは、親戚である雨清水家のタエさん(北川景子さん)に相談しますが、タエさんはすでに夫の傳(堤真一さん)から話を聞き、秘密裏に相手探しを始めていたことが判明します。
この時の、フミさんが「あの子の母親としましては…」と、名家のおタエさまに少し意見するような、二人の間の微妙な緊張感をはらんだやり取りが、実に味わい深かったですよね。トキちゃんのルーツに何か秘密があるのか、ついつい深読みしてしまいます。
そして、工場では恋占いが当たって、せんちゃんの結婚が決定。さらに、雨清水家の三男、三之丞(板垣李光人さん)が乙女のように恋占いにドキドキする姿を見せて、初登場から視聴者の心を鷲掴みにしました。
周りがどんどん幸せになっていく中、占いの結果通りの展開に直面したトキちゃんは、笑顔なのに「なんか笑顔 怖いね」と傳さんに言われるほど焦りを募らせるラストが切なかったです。
ばけばけ(朝ドラ)6話ネタバレ感想
■SNSでも話題沸騰!「小豆洗い」と「複雑な親子関係」
この第6話の放送後、SNSでも話題が尽きませんでしたね。
特に注目を集めたのは、やはり「小豆洗い」です。
「小豆洗いが理想の婿って、トキちゃんらしい変な子だわ!」「働き者の小豆洗い、どうやって見つけるの?」と、そのユニークすぎる条件に、多くの視聴者がクスッとさせられていました。
また、雨清水家と松野家、タエさんとフミさんの関係についても、「フミさんの立場が単なる親戚ではない気がする」「おタエさまがトキちゃんを娘のように心配しているのが気になる」と、複雑な血縁関係や因縁を考察する声が相次いでいました。
そして、司之介役の岡部たかしさんの「ダメ親父」ぶりは相変わらず絶賛の嵐。借金まみれだけど憎めない、あの愛嬌と、池脇千鶴さんの肝っ玉母ちゃんぶりが、松野家というブラックユーモアに満ちた家庭を成立させているんですよね。
板垣李光人さんの登場も、朝ドラファンにとっては大きなトピックでした。「和服姿が素敵!」「本当に乙女のような三男だわ」と、その美しさと浮世離れした雰囲気に、ますます第2週への期待が高まりましたね。
ばけばけ(朝ドラ)6話からどうなる?
■予告!次回7話でついに「お見合い」へ
いよいよ次回、10月7日(火)放送の第7話で、物語は大きく動き出します!
恋占いの結果が現実になり、せんちゃんに続き、なんとチヨちゃんの結婚も決まってしまうとのこと。これでトキちゃんの焦りはピークに達しますよね。
そんなトキちゃんを見かねた親戚の傳さん(堤真一さん)は、トキを励ますために「ランデブー」に誘い出します。明治時代の「ランデブー」って、どんなデートなのか、想像するだけでワクワクしますね!
そして、傳とタエ(北川景子さん)の尽力によって、ついにトキのお見合いが決定します。
松野家悲願の「貧乏脱出大作戦」の第一歩ですが、このお見合いがうまくいくのかどうか、不安でたまりません。
トキちゃんの理想の相手は「小豆洗い」、しかも松野家には莫大な借金があります。この事実がお見合い相手に知れたら、どうなるんでしょうか……「ムコ、モラウ、ムズカシ。」という週のタイトルが、すでに波乱を予感させます。
まとめ
■トキの運命は「化ける」のか?
第2週の物語は、まさにトキちゃんの人生を左右する「婿取り大作戦」が中心となりますが、史実を考えると、彼女はいずれ外国人英語教師のヘブン(トミー・バストウさん)と結ばれます。
八重垣神社の恋占いは、「遠い縁、遅い結婚」を示しました。
今回のお見合いが失敗に終わることで、占いの結果が現実のものとなるのか、それともこの過程で、後の夫となるヘブンとの運命的な出会いへの布石が打たれるのか。
明治の「光と闇」の中で、必死に生きるトキちゃんの姿は、私たちの心に響きます。
怪談を愛するトキちゃんのヘンテコな視点と、ふじきみつ彦さんの脚本が織りなす独特のユーモアで、きっとこのどん底の状況も、いつかすばらしいものに「化けて」いくのでしょう。
次回のお見合い、トキちゃん頑張れ!そして、私たちの毎朝に「笑ったり転んだり」の明るさを届けてくれるこのドラマから、ますます目が離せませんね!