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ばけばけ(朝ドラ)5話ネタバレ感想|トキ、借金返済の「婿取り」

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朝ドラ「ばけばけ」第5話レビュー!ダメ父の借金と衝撃の恋占い

朝ドラ「ばけばけ」第5話レビュー!ダメ父の借金と衝撃の恋占いねえ、皆さん!今週の「ばけばけ」をご覧になりましたか?

初週から、明治という時代の「うらめしい」現実と、松野家のどうしようもないけれども愛おしい日々が、見事に溶け合っていて、もう目が離せませんよね。特に金曜日の第5話は、ヒロイン・トキちゃんが大人になり、物語が大きく「化ける」瞬間でした!

子役の福地美晴ちゃんから、髙石あかりちゃんへのバトンタッチは、驚くほど急展開!

第1週の濃密なストーリーを振り返りつつ、大人のトキちゃんが踏み出した「婿探し」という波乱の道のりを、熱く語らせてくださいね!

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ばけばけ(朝ドラ)5話までの振り返り

■借金とウサギと絶望:悲劇の4話回顧

まず、前回4話の衝撃を、私たちは決して忘れることはできないでしょう。

父上・司之介(岡部たかし)が「ちょっと」と出かけたまま10日も家に帰らず、家族が不安を募らせる中、トキ(福地美晴)が登校途中に湖の辺りで彼を発見しました。

司之介は、ウサギ相場の暴落で「一生はたいても返せない」ほどの借金長者になってしまったことを告白。トキを学校に通わせるお金すら失ったという事実に、トキはショックで気を失ってしまうという、あまりにも過酷な展開でしたね。

そして、朝ドラ史に名を残しそうなほどのインパクトを残したのが、松野家の夕食に並んだ「しめこ汁」の正体です。

勘右衛門(小日向文世)が何の汁かと尋ねると、母・フミ(池脇千鶴)が告げたのは、可愛がっていたウサギ、ウサ右衛門がその具材になってしまったという悲しい現実でした。

この展開にはネット上でも「しめこ汁とは」「ウサ右衛門がーー!」と悲鳴が上がり、「ちむどんどん」で愛豚が料理された「アババの呪い」を思い出した視聴者も多かったようです。貧しさゆえのこの描写、笑うに笑えないブラックユーモアが、このドラマの真骨頂だと私は感じています。

一方、遠くアメリカでは、夫となるレフカダ・ヘブン(トミー・バストウ)も新聞記者の仕事を失い、餓死寸前で人生に絶望している姿が描かれました。絶望の淵にいる二人が出会うまで「5612日」(約15年)というカウントダウンが映し出されたラストは、この重い展開の後に、ロマンスという「すばらしい」未来を匂わせる、まさに神がかった演出でしたね。

ばけばけ(朝ドラ)5話ネタバレあらすじ

■18歳トキ、借金返済の「婿取り」を決意

明治19年、時代はさらに進み、トキちゃんは18歳になりました。子役時代は本当に短く、寂しさもありますが、髙石あかりちゃんのフレッシュな登場に胸が躍りました。

松野家は武家の町から、橋を渡った川端の、遊郭街と隣り合わせの長屋「天国町」での暮らしを余儀なくされています。

トキちゃんは、膨大な借金を返すため、親戚の雨清水傳(堤真一)が経営する機織り工場で織子として働き始めます。父の司之介も牛乳配達をして家計を助けていますが、借金は膨大で、返済には「200年かかる」と借金取りの森山(岩谷健司)に脅される始末です。

そして、借金取りはついに、トキを遊郭にやって借金を返せと非道な要求を突きつけてきました。

ここで、トキちゃんがひらめいた「名案」こそが、働き手となる婿をとること。この窮地で「婿取り」を提案するトキちゃんの強さとしなやかさ、これがまさに没落士族の娘の「化け」っぷりですよね。

トキは早速、同僚のチヨ(倉沢杏菜)やせん(安達木乃)と一緒に、縁結びで有名な八重垣神社へ恋占いに出かけます。紙の舟に小銭を乗せて池に浮かべ、早く沈み、近くに沈めば良縁というこの占いで、チヨやせんの舟はすんなり沈む中、トキの舟はなんと、池の向こう岸まで流れながら、日が傾いても全く沈まないという悲惨な結果に。

ネットでは、この頑丈な舟を見て「黒船みたいだね」「すごーい頑丈w」というコメントが並び、トキちゃんの未来が並大抵ではないことを予感させてくれました。

ばけばけ(朝ドラ)5話ネタバレ感想

■視聴者の感想:ダメ父上の愛され力と髙石あかりの安定感

第1週は、重いテーマにも関わらず、全体的に「深刻になりすぎず面白い」とネットで大好評で、今後の展開への期待が高まっています。

特に話題となったのは、やはり松野家ファミリーです。司之介(岡部たかし)は「ダメなお父さん決定」なんて声も上がっていますが、「クズだけど憎めないダメっぷり」は岡部たかしさんならではの魅力。疲れた自慢で拗ねる父上と、彼に「ジャイアントスイング」をかけるトキのやり取りは、貧乏でも家族の絆は固いことを示していて、クスッと笑ってしまいました。

そして、第5話で本格登場した髙石あかりちゃんの演技力には「安定の上手さで良かった」「いゃ?髙石あかりが炸裂しすぎてて朝から最高」と絶賛の声が多数集まっています。

彼女の出演作「ベイビーわるきゅーれ」を思い出し、「あ、殺し屋じゃない髙石あかりだ」なんていうつぶやきもありましたね(笑)。子役の福地美晴ちゃんがわずか4話で終わってしまったことへの「もうちょっと見たかった」という声も多かったですが、髙石さんが登場したことで、物語が一気に引き締まった印象です。

ばけばけ(朝ドラ)5話からどうなる?

■「ムコ、モラウ、ムズカシ。」次回6話予想

来週、第2週のタイトルはズバリ「ムコ、モラウ、ムズカシ。」。もう、このタイトルだけで、トキちゃんの婿探しがどれだけ難航するか想像がつきますよね!

第6話では、恋占いの結果(舟が遠くに流れ、なかなか沈まなかったこと)通りに、トキは結婚への焦りを強く覚えることになりそうです。

なんといっても、同僚のせん(安達木乃)は、占いの結果通りに結婚が決まり、チヨと雨清水家の三男・三之丞(板垣李光人)に祝福されている様子。トキちゃんが落ち込むのも無理はありません。

そこで、松野家が一致団結して動きます! 落ち込むトキを励まそうと、司之介、フミ、勘右衛門の家族総出で婿候補探しに奔走することになります。

しかし、トキちゃんの理想の相手が「怪談好きな小豆洗い」って…。個性的すぎる理想と、家族の希望が入り混じり、婿探しはきっと大波乱の展開を迎えることでしょう。お見合い相手として、山根銀二郎(寛一郎)も登場するようですから、どんなヘンテコな展開になるのか、来週月曜日が待ち遠しくてたまりません!

まとめ

■うらめしい時代の愛しい夫婦へ

第1週は、司之介のダメっぷりによる借金という「うらめしい」現実が中心でしたが、家族が力を合わせてその逆境を乗り越えようとする姿は、とても「すばらしい」ものでした。

第5話で宣言された「婿取り」は、トキが自らの人生と家族の運命を「化けさせる」ための、大きな一歩です。

占い結果は悲惨でしたが、きっとその「頑丈な舟」は、遠く海を越えた運命の相手であるレフカダ・ヘブン(トミー・バストウ)へと繋がる伏線だと信じています。

来週は板垣李光人くんや寛一郎くんなど、イケメン俳優陣の登場にも期待しつつ、トキちゃんのドタバタ婿探しを一緒に見守っていきましょうね!

来週も、松野家の賑やかな「会話劇」を朝のお供に楽しみましょう!

また来週、この場所でお会いできるのを楽しみにしています。

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