朝ドラ「ばけばけ」39話解説!ヘブン先生の愛が爆発した感動回
今日も朝から「ばけばけ」の世界にどっぷり浸ってしまいましたね!
トキちゃん(髙石あかり)とヘブン先生(トミー・バストウ)の関係が、もう!もうね、ぐっと深まった39話でした。
SNSでは「ヘブン先生、もう惚れとるやん!」の声が飛び交い、私も思わず頷いちゃいました。
シャツを焦がす大失敗すら愛おしく感じさせる、あの優しさの秘密、そして次回への期待を、熱量たっぷりにお届けしますね!
ばけばけ(朝ドラ)39話までの振り返り
■涙と笑いのスキップ騒動
まずは前回の38話のおさらいから、行ってみましょう!
第8週「クビノ、カワ、イチマイ。」は、クビと隣り合わせの日々を送るトキちゃんの奮闘が描かれましたよね。
「ビール(Beer)」を巡る大騒動を乗り越えて、トキちゃんの心にようやく少し余裕が生まれてきたのが、前回38話でした。
その象徴が、人生初の「スキップ」練習!
あの、手足がバラバラになるコミカルなトキちゃんのスキップには、朝から声を上げて笑ってしまった方も多いのではないでしょうか。
クビの危機に怯えながらも、異文化の壁を身体で乗り越えようとするトキちゃんの健気さに、私たちは胸を打たれるわけです。
夜、蚊帳の中でビールの瓶を開ける動作が、以前の騒動の伏線回収になっているなど、ふじきみつ彦さんの脚本の細やかさにも唸らされました。
でも、ホッとしたのも束の間、トキちゃんはまたしても仕事中にヘブン先生を怒らせ、再びクビの危機に直面してしまったところで、39話へ続いたのでした。
まさに、ジェットコースターのような緩急がこのドラマの醍醐味ですよね!
ばけばけ(朝ドラ)39話ネタバレあらすじ
■シャツを焦がしても怒らないヘブン先生の優しさ
そして迎えた39話、ヘブン先生とトキちゃんの距離が決定的に縮まった瞬間が訪れました。
女中としてはまだまだ未熟なトキちゃんでしたが、武家の娘として身につけた気遣いや、ヘブン先生の滞在先に飾った生け花などが、徐々に彼の心をつかみ始めていたんですね。
トキちゃんは、ヘブン先生をもっと喜ばせたい一心で、生け花やお茶の稽古を再開しようと、生みの母であるタエさん(北川景子)を訪ねます。
物乞い生活から脱し、身なりも少しきれいになったタエさんが、家事ができないはずなのに白湯を入れられるようになっていたのを見て、トキちゃんが驚き、そしてじんわり温かい気持ちになったシーン、私も涙腺が緩みました。
お姫様だったタエさんが、穏やかに「これぐらいは。女中はいないのです」と笑った姿は、本当に感動的でした。
そして、この回の一番のクライマックスは、ヘブン先生のシャツをアイロンがけしている最中に起こった、あの大事件です!
急な来客(食事を持ってきたウメちゃん)に慌てて対応しようとしたトキちゃんは、大事なシャツを焦がしてしまうという大失敗をしてしまいます。
こんな失敗をしたら、神経質なヘブン先生が激怒するに決まっている、と視聴者誰もがハラハラしましたよね。
しかし、ヘブン先生が発した言葉は、まさかの「ケガ ナイ」。
怒るどころか、トキちゃんの身を案じるその優しさに、思わず私も「ヘブン先生、あんたって人は!」と心の中で叫びました。
トキちゃんがヘブン先生からもらったというパイナップルを、タエさんが「三枚おろしは?」とボケてトキちゃんが「魚ですね」とツッコむ、あの松野家らしいコントのような和やかなひとときも、この日のハイライトでしたね。
ばけばけ(朝ドラ)39話ネタバレ感想
■ネット沸騰!「惚れとるやん」と「パイナポー」祭り
この39話は、放送直後からSNSが「ヘブン先生、神回!」と大盛り上がりでした。
特にトレンド入りしたのは、「ヘブン先生」と「パイナポー」の二つのワードです。
シャツを焦がした女中に怒りもせず、「怪我がないか」と心配するヘブン先生の行動には、視聴者の愛が爆発しました。
- 「怒ると思ったのに、怪我ないか心配してくれた。ヘブン先生100点!」
- 「ケガ ナイ で泣いた。体の不調に優しい」
- そして極めつけは「もう先生惚れとるやん」というコメント!
私も全く同意見です!これはもう、女中という立場を超えて、トキちゃんへの深い愛情と信頼が芽生えている証拠ですよね。
また、松野家のコントも健在で、勘右衛門(小日向文世)の「ぱいなっぷるはワシじゃ」という強烈なパワーワードが飛び出し、笑いを誘いました。
さらに、物乞いの生活から脱却し、身なりが整い穏やかな笑顔を見せたタエさんには、視聴者から「おタエ様、すこし身なりがきれいになってた…よかった」「おタエさまの笑顔が見られただけで私は幸せです」と、歓喜の声が寄せられました。
シリアスな展開の中でも、松野家と雨清水家の「家族の優しい時間」が描かれ、癒やしをもらえた回でした。
ばけばけ(朝ドラ)39話からどうなる?
■まさかの出身地公開?40話はヘブン先生クイズ大会!
さて、ヘブン先生の優しさに包まれた39話を経て、翌日の第40話では、いよいよ彼の核心に触れる展開が待っています。
第40話では、あのスキップ騒動が再び勃発します。
錦織(吉沢亮)が、またまたこっそりスキップを練習しているところを、生徒たち(小谷、正木、丈)やヘブン先生に見つかってしまうんです。
その流れから、錦織たちが「スキップはヘブン先生の故郷であるアメリカ発祥では?」と話をするのですが、ここでヘブン先生が「自分はアメリカ生まれではない」と告白するそうなんです。
これには驚きですよね!
史実のヘブンのモデル、小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)は、アメリカで新聞記者をしていた時期が長いものの、実はギリシャのレフカダ島生まれ(当時はイギリス保護領)で、幼少期をアイルランドで過ごしているんです。
この事実を知ってもらうために、トキちゃんも交えて「ヘブン先生を知るための大クイズ大会」が開かれることになります。
トキちゃんとヘブン先生、そして生徒たちが、クイズを通じて文化や生い立ちの違いを超えて理解を深める、非常に重要な回になりそうですね。
ヘブン先生の謎めいた半生が、コミカルなクイズ大会という形で明かされるなんて、さすが「ばけばけ」の脚本は一筋縄ではいきません!
まとめ
■第39話のじんわり温かい余韻と今後の期待
第39話は、トキちゃんの成長とヘブン先生の人間的な優しさ、そして実母タエさんとの心の交流が、まるで美しいタペストリーのように織りなされた、珠玉の一話でした。
シャツを焦がすという、女中としては致命的なミスを犯したトキちゃんに対して、ヘブン先生が怒りよりも「ケガがないか」を優先した場面は、二人の関係がクビの心配という「皮一枚」の危うさ(第8週のタイトルですね)をすでに超えていることを示唆しています。
ヘブン先生の優しさは、孤独な異国での生活で、トキちゃんの献身的な気遣いと語り(怪談)に、心から安らぎを得ている証拠でしょう。
視聴者皆が感じたように、「もう先生惚れとるやん」という展開は、史実の小泉八雲が妻セツの優しさや文化的魅力に惹かれ、結婚を望んだという流れとも重なって見えます。
次回、ヘブン先生の意外な出生地が明かされれば、彼の孤独や多文化的な背景がより深く理解され、トキちゃんとの絆はさらに強固になるでしょう。
クイズ大会でのトキちゃんの活躍にも期待しつつ、二人の夫婦になるまでの道のりを、目を離さずに見守っていきましょうね!
私も今後の展開が楽しみで仕方ありません!
