朝ドラ「ばけばけ」38話考察!爆笑スキップ大会とラストサムライおじじの春の予感
私、毎朝「ばけばけ」を見て、明治という時代を生きるトキちゃん(髙石あかりさん)の頑張りに涙したり笑ったり、もう感情がジェットコースター状態なのよね。
今回の38話、特に心に残った方も多いんじゃないかしら?
ヘブン先生(トミー・バストウさん)から教わった「スキップ」が、松野家と錦織先生(吉沢亮さん)を巻き込んで、まさかの大運動会になるなんて!
今回は、そんな笑いと感動が詰まった38話の展開を深掘りしつつ、SNSで話題になった視聴者の感想や、明日への期待をたっぷりお届けしますね。
ばけばけ(朝ドラ)38話までの振り返り
■前話の記憶:クビ危機を乗り越えた「ビア」の魔法
前回37話は、トキちゃんがヘブン先生の求める「ビア」(ビール)をなんとか手に入れ、クビの危機を乗り越えたところから始まりました。
あの、松江中を奔走して見つけた舶来品が、まさか夫婦のささやかな祝賀のアイテムになるなんて、本当に感動的でしたよね。
ヘブン先生がビールを飲んで千鳥足でスキップしちゃう姿や、トキちゃんが地団駄を踏むような喜びを表現するシーンは、シリアスな展開が続いていた分、私たちの心にも「緩急」をつけてくれて最高でした。
あの、ご近所の山橋薬舗の店主、柄本時生さんの登場も、明治の日常に一気に「新鮮さ」と「ユーモア」を運び込んでくれましたね。
言葉は通じなくても、舶来品という異文化を通じて、二人の間の信頼と絆が深まっていく様子は、まさにこのドラマのテーマである「ばけばけ」(化ける)を象徴していたように思います。
ばけばけ(朝ドラ)38話ネタバレあらすじ
■38話の全て:みんなで挑戦!爆笑スキップ大会
38話は、無事に「ビア騒動」を乗り越えたトキちゃんに、少しずつ女中としての「余裕」が生まれてきたことが伝わる回でした。
ヘブン先生に教えてもらったスキップを、トキちゃんが松野家の皆や親友のサワ(円井わんさん)と練習する姿が、本当に愛おしいの!
松野家の人々、英語教師の錦織友一(吉沢亮さん)、そしてなんと島根県知事の江藤安宗(佐野史郎さん)まで、身分関係なく西洋の歩き方である「スキップ」に興味を示す様子が描かれました。
特に話題になったのが、主要キャスト陣が披露した「できないスキップ大会」です!
制作統括の橋爪さんによると、この「スキップ回」は史実には載っていない脚本家ふじきみつ彦さんオリジナルのアイデアなんですって。
明治の日本にまだなかった「スキップ」という何気ない動作を通じて、トキちゃんの平穏な日常が本格的に始まったことを描いている、という解説を聞いて、ますますこのシーンが愛おしくなりました。
華麗なるおじじ!勘右衛門の衝撃スキップ
この回で最も視聴者を驚かせたのは、トキちゃんの祖父、松野勘右衛門(小日向文世さん)のスキップです。
武士の誇りを重んじ、普段は厳格な“ラストサムライ”のおじい様が、司之介(岡部たかしさん)の無残な「バックスキップ」を見て「松野家の恥じゃ」と一喝したかと思いきや、「たやすい!」と完璧に軽やかなスキップを披露したんですから!
SNSでは「まったく頭の位置が動かない」「春の予感!?」と大反響でした。
ヘブン先生が「スバラシ! サムライ!」と感心し、握手を求めたのに対し、勘右衛門が「武士をばかにするだない!」と断るくだりは、爆笑と同時に、時代の変化と武士の矜持が詰まっていて、思わず目頭が熱くなっちゃいました。
一方で、錦織先生は「本来はできるんだが、今日は寝不足…」と言い訳しつつ、腕と足が一緒に出てしまう不器用スキップを披露。
錦織先生役の吉沢亮さんは、あえてスキップができない演技に取り組まれたそうで、「わざとらしくなるとダメなので、できないスキップ大会を俳優部とスタッフで行った」という裏話まで飛び出しています。
再びのクビ危機とトキの機転
そんな楽しい日常の中に、またもやクビの危機が訪れます。
トキちゃんが仕事の最中に雨戸を閉める音でヘブン先生の集中を妨げてしまい、怒らせてしまったのです。
ヘブン先生に怒鳴られてヒヤリとしましたが、最終的にはトキちゃんの支度した「蚊帳(かや)」に、ヘブン先生が深く感心してくれました。
蚊帳のシーンでは、SNSで「まさか、蚊帳で泣く日が来るとは思わなかったよ!?」という声が上がるほど、その情景が美しかったですね。
トキちゃんの絵のうまさもこの回で話題になりましたが、「絵で説明するなんて素晴らしい」「蚊の絵めちゃくちゃ上手くないか」と、トキちゃんの機転の良さに視聴者も感心していました。
ばけばけ(朝ドラ)38話ネタバレ感想
■視聴者大興奮!朝ドラ受けの熱量とネットの反応
この日の放送は、朝の情報番組「あさイチ」の朝ドラ受けでも大いに盛り上がりました。
博多大吉さんが「絵がうまいね」とトキちゃんの絵を褒めると、鈴木奈穂子アナウンサーも「分かりやすかった」、華丸さんも「1コマで伝えている」と絶賛していましたね。
そして、博多華丸さんがドラマの影響で「放送前にずっとスキップしてました」「色々なバージョンで」と明かしたエピソードには、私も思わずほっこりしてしまいました。
ネットの反応はもう大祭り状態で、「スキップコント最高」、「錦織のスキップ、スキップじゃなさすぎる」といった爆笑のコメントが多数流れました。
特に勘右衛門おじい様が近所のおばば、上野タツ(朝加真由美さん)に笑顔を見せるシーンには、大吉さんも「おじいちゃん、出会いましたよ」と注目し、華丸さんも「あれは惚れましたね。スキップに拍車がかかりましたね」と興奮気味でした。
勘右衛門とおばば、この二人の間に「春の予感」が訪れるのか、今後の松野家の日常が楽しみすぎます!
ばけばけ(朝ドラ)38話からどうなる?
■次回39回予想:トキ、武家のたしなみを再起動!
次回39話(20日放送)では、トキちゃんの新しい展開が待っています。
女中としてヘブン先生の評価を徐々につかみ始めているトキちゃんですが、生け花やお茶といった武家の娘のたしなみを習い直そうと決意します。
そして、その稽古の再開を願うために、実母であるタエさん(北川景子さん)を訪ねるようです。
雨清水織物が倒産して以来、物乞い同然に落ちぶれてしまったタエさんですが、トキちゃんが稽古を願うことで、二人の関係がどう変化するのか、本当に気になります。
また、ヘブン先生のシャツをアイロンがけしているトキのもとに「急な来客」が訪れ、トキちゃんが慌てて対応する場面も描かれるとのこと。
この来客が誰なのか、そしてトキちゃんが武家の教養を再起動させることが、ヘブン先生との生活や、後の「怪談」の創作活動にどう繋がっていくのか、来週からも目が離せませんね!
まとめ
■日常に潜む「ばけばけ」の面白さ
38話は、大きな事件ではなく、スキップという「小さな異文化体験」を通して、登場人物たちの個性と人間的なおかしみを描いた、本当に素晴らしい回でした。
史実を知るほどに、トキちゃん(セツさん)が経験した貧困や苦労は重いものですが、このドラマは、その苦難の時代をユーモアと温かさで包み込んでくれます。
錦織先生の不器用さも、おじい様の意外な軽やかさも、すべてが愛おしい日常の「化け物のような不思議さ」なのです。
来週はトキちゃんの「女中としての覚悟」がさらに深まり、タエさんとの関係も動き出しそうですから、ハンカチの準備をして正座待機ですよ!
