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ばけばけ(朝ドラ)32話ネタバレ感想・あらすじ

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朝ドラ

朝ドラ「ばけばけ」第32話の感想!息をのむ緊張感とトキの切ない決意

ごきげんよう、朝ドラを愛してやまない同志の皆さん!

今週も「ばけばけ」の時間がやってまいりましたが、今週は月曜の31話から、ずっと胸が締め付けられるような展開が続いていますね。

特に今日、11月11日に放送された第32話の15分間は、まさに息苦しいほどの緊張感に包まれていました。

トキちゃんの、あの張り詰めた空気、私も完全にシンクロしてしまって、朝からドッと疲れてしまいましたよ。

今回は、トキちゃんの覚悟が胸に迫る第32話について、前回のおさらいから、次回への大胆な予想まで、じっくり語っていきたいと思います!

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ばけばけ(朝ドラ)32話までの振り返り

■第31話のおさらい:全ては家族のため

まずは前回の31話から振り返りましょう。

第7週に入り、松野家の貧困は深刻化し、物語は極めてシビアな局面に突入していましたね。

特に、実母であるタエさん(北川景子)が、かつての名家の誇りを捨てて物乞いをしている姿をトキちゃん(髙石あかり)が目撃してしまったシーンは、本当に衝撃的でした。

トキちゃんは、この現実を前に、家族を救うためにヘブン先生(トミー・バストウ)の女中になるという、重い決断を下します。

外国人のお手伝いさんは、世間から「ラシャメン(異人の妾)」と後ろ指を指される可能性が高く、士族の娘にとっては身を売るにも等しい覚悟が必要な仕事です。

錦織さん(吉沢亮)の紹介でヘブン先生と対面したトキちゃんは、当初こそ誤解され怒りを買いますが、彼女の真剣な態度が伝わり、「オトキサン、ジョチュウ、OK?」と採用が決定しました。

トキちゃんは、すぐに受け取ったひと月分の給金20円のうち、半分の10円を弟の三之丞くん(板垣李光人)に渡し、タエさんのために使ってほしいと託しました。このお金が、父・傳さんから預かったものだと嘘をつくトキちゃんの優しさが、また涙を誘いますね。

ばけばけ(朝ドラ)32話ネタバレあらすじ

■第32話:女中初日と託した希望

そして迎えた第32話、トキちゃんの女中初日の様子が描かれました。

トキちゃんは、ヘブン先生の家(花田旅館がモデルになった場所です)へと向かうのですが、内心は自分がラシャメンと疑われるのではないかと、恐怖と緊張でいっぱいでした。

そんなトキちゃんの心を温かく包み込んでくれたのが、花田旅館の皆さんです。

平太さん(生瀬勝久)とツルさん(池谷のぶえ)は、トキちゃんの覚悟を尊重し、トキちゃんとヘブン先生が二人きりにならないようにと、女中のウメさん(野内まる)を一緒に行かせることを提案してくれました。

この平太さんとツルさんの夫婦漫才のような、コミカルだけど心温まるやりとりは、この暗く重い展開の中での清涼剤のような存在でしたね。

特にウメさんが優秀で、ヘブン先生の習慣(寝起きの機嫌の悪さや、魚の骨を取ってあげる必要があること、お茶を飲むタイミングなど)を完璧に把握している様子には、「最強女中説」が浮上するのも納得です。

しかし、トキちゃんが抱える重圧は尋常ではありません。

ヘブン先生のちょっとした動きにもビクビクしてしまい、夜、先生が書き物を終えてペンを置いた「コトン」という小さな音さえも、心臓に悪いくらいの緊張感を生み出していました。あの無言の15分間は、本当に観ているこちらの息も詰まるようでした。

そして、旅館の皆さんに心からの感謝を伝える中で、トキちゃんは「もうひとつだけお願いがあるんです、実は私まだ・・」と、ある秘密を打ち明けようと口を開きかけます。

状況から考えて、この「お願い」は、ヘブン先生の元で働き始めた事実を、家族には秘密にしておいてほしいという、家族への優しさと、士族の娘としての恥じらいからくる切実な願いだったのでしょう。

しかし、運悪く(いや、必然的に、でしょうか)、牛乳配達にきた父・司之介さん(岡部たかし)の登場で、そのお願いは言いそびれてしまいます。

秘密を抱えたまま、トキちゃんの新しい生活が幕を開けた、というところで第32話は幕を閉じました。

ばけばけ(朝ドラ)32話ネタバレ感想

■ネットに響いた「息詰まる」の声

この張り詰めた展開を受けて、X(旧ツイッター)では視聴者の皆さんからの熱い感想が続々と投稿されていましたね。

特に目立ったのは、トキちゃんの覚悟と、それを見守る花田旅館の温かさに対する声です。

「花田屋のご夫婦とウメさん、優しい…」というコメントには、本当に心から同意です。ウメさんの「朝稽古w」なんて言いながら、トキちゃんの緊張を解こうとする気遣いは、まるで姉のようでした。

一方で、トキちゃんの感じる恐怖や緊張が、視聴者にも強く伝わっていたようです。

「すっごい緊張感」「怪談以上にホラー」といった声や、「おトキちゃんの息詰まる様子に完全にシンクロしてた。はぁ……。」という、まさに私と同じ気持ちで見ていた方も多くいらっしゃいました。

ヒロインを演じる髙石あかりさんの無言での演技力は、本当に圧巻ですね。台詞がなくとも、その表情の微細な変化だけで、トキちゃんの心の中に渦巻く不安、それでも前に進もうとする決意が痛いほど伝わってきました。制作統括の方が、彼女の演技力が高いからこそ、無言の長撮りシーンが多いと語っているのも納得です。

ばけばけ(朝ドラ)32話からどうなる?

■次回33話:秘密の夜と家族の疑念

さて、明日12日放送の第33話は、さらに衝撃的な展開が予想されます。

あらすじによると、ウメさんが用事で離れてしまい、トキちゃんはついにヘブン先生と2人きりになってしまいます

ヘブン先生に手を引かれたトキちゃんは、ついに「ラシャメンとしての役割が来た」と、覚悟を決めて固まってしまう、という緊迫のシーンが描かれるようです。

ヘブン先生はきっと悪気はないのでしょうが、異文化や当時の日本の状況を考えると、トキちゃんの不安は最高潮に達しますよね。

そして、その夜、松野家にさらなる危機が訪れます。

借金取りの銭太郎(前原瑞樹)が突然現れ、借金の回収を迫ります。

ここで注目すべきは、トキちゃんが「大金を支払い銭太郎を追い返す」という点です。トキちゃんがヘブン先生から受け取った給金は20円でした。

この支払った金額の多さから、父・司之介さんや母・フミさん(池脇千鶴)は、トキちゃんが本当に花田旅館で働いているのか、その仕事内容に違和感を抱き、疑い始めることになります。

トキちゃんが必死で隠そうとした「ヘブン先生の女中」という秘密が、この大金のせいでかえって家族に知られるきっかけになってしまうとは、なんとも皮肉で切ない展開です。

まとめ

■悲しみも幸せに「化ける」と信じて

第32話は、トキちゃんが「士族の娘としての誇り」と「家族を救いたいという愛」の間で揺れ動く姿が、非常に重厚に描かれていました。

ヘブン先生と出会ったことで、トキちゃんの人生は大きく「化ける」ことになりますが、その第一歩は、想像以上に困難と緊張に満ちた道であることが痛いほど伝わってきます。

史実の小泉セツさんも、極貧の中で「洋妾(ラシャメン)」と後ろ指を指されることを覚悟してハーンの家で働き始めました。ドラマは、その歴史の重さを真正面から描いていますね。

しかし、この先トキちゃんとヘブン先生は、怪談を愛する心を通じて、言葉を超えて深く心を通わせていくはずです。

次回、家族の疑念が爆発し、トキちゃんが窮地に立たされてしまうかもしれませんが、この苦しみや悲しみも、いつか必ず「かけがえのないすばらしいものに化けていく」と信じて、私たちもトキちゃんを見守っていきましょう!。

夫婦の物語が、いよいよ本格的に動き出しますね。明日もテレビの前で正座待機です!

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