2026年の春もすぐそこまで迫っていますが、明治大学を志望する皆さんの勉強は順調に進んでいるでしょうか。
明治大学の全学部統一入試といえば、毎年多くの受験生がしのぎを削る激戦区ですが、最近ネットやSNSである「特殊な問題」が話題をさらっています。
国語の試験中に突如として現れる「明治大学の教壇に立ったことのある人物を選べ」という、いわゆる「明大愛」を試すかのような設問です。
僕も初めてこの問題を見た時は、思わず「大学の歴史クイズかよ」と心の中で突っ込んでしまいましたが、実はこれ、ただの嫌がらせではない深い意図が隠されているんです。
今回は、この一見すると理不尽な問題の正体と、どう立ち向かうべきかを僕なりの視点で徹底的に掘り下げていこうと思います。
明治大学|入試の難易度
■明治大学入試の現在地
まず大前提として知っておいてほしいのが、2026年現在の明治大学の入試難易度は、MARCHの中でもトップクラスを維持し続けているという事実です。
偏差値で見ると学部にもよりますが、おおよそ59から72という極めて高い水準にあり、ミスが許されない非常にタイトな戦いになっています。
特に全学部統一入試の国語は、制限時間60分という短い中で大問3つを解き切らなければならず、スピードと正確性が合否を分ける大きな鍵を握っているんです。
文章量自体も現代文が長く設定されている傾向があるため、多くの受験生が時間配分に頭を悩ませているのが現実と言えるでしょう。
そんな過酷な時間制限の中で、突如として作家の経歴を問うような問題が出されるわけですから、受験生がパニックになるのも無理はありません。
明治大学の教壇にたったことのある人物を選べ|出題の背景
■明大愛問題の正体
さて、巷で「明治教壇シリーズ」なんて呼ばれているこの問題ですが、なぜ明治大学はわざわざこんな設問を出すのでしょうか。
その背景には、明治大学文学部が1904年の創設以来、名だたる文豪や詩人たちが講師として教壇に立ってきたという、他校にはない圧倒的な歴史とプライドがあります。
夏目漱石や上田敏といった初期の講師から始まり、詩人の萩原朔太郎や作家の室生犀星など、まさに「文豪の巣窟」とも言える輝かしい伝統がそこにはあるんです。
大学側としては、単に偏差値だけで選ぶのではなく、自分たちが積み上げてきたこの「知の伝統」に少しでも関心を持ってほしいという願いがあるのかもしれません。
ただ、受験生側からすれば「そんなの文学部のパンフレットを隅々まで読んだ人しか分からないよ」と泣きたくなる気持ちも、僕には痛いほどよく分かります。
明治大学の教壇にたったことのある人物を選べ|出題事例
■驚愕の過去問事例
具体的にどんな問題が出たのかを振り返ってみると、その「攻めた姿勢」に驚かされるはずです。
例えば2023年度には、本文に登場する作家の中から「明治大学の教壇に立ったことがない人物」を選ばせる問題が出題されました。
選択肢には久保田万太郎、萩原朔太郎、佐藤春夫、室生犀星といったビッグネームが並んでいましたが、正解は久保田万太郎でした。
萩原朔太郎は詩の講義を担当し、室生犀星はたった1回で講義が中止になったというエピソードがありますが、それでも「教壇に立った」事実に変わりはないという、かなりシビアな判定だったんです。
この時は流石に僕も「これは知識がないとノーチャンスだな」と感じましたが、翌2024年度には少し潮目が変わりました。
2024年度は「芥川賞を発案した人物」を問う問題の中に明治大学の歴史が絡められましたが、こちらは文学史の基礎知識があれば消去法で菊池寛に辿り着ける内容だったんです。
明治大学の教壇にたったことのある人物を選べ|対策は必要?
■運ゲーか実力か
ここで皆さんが一番知りたいのは、「この問題は対策を捨てて運に任せるべきか、それとも食らいつくべきか」という点ですよね。
結論から言うと、完全に運任せにするのはあまりにも勿体ない、というのが僕の持論です。
確かに2023年度のようなマニアックな経歴知識が求められる年は厳しいですが、2024年度のように、見せかけは「明大愛」でも中身は「王道の文学史」というパターンが増えています。
つまり、大学の歴史を知らなくても、その作家がどの派閥に属し、どんな活動をしていたかという背景知識があれば、正解を絞り込めるように設計されているんです。
特に消去法を使う際に、大正から昭和初期にかけての文壇の繋がりを知っていれば、自ずと答えが見えてくることがあります。
これを「運」の一言で片付けてしまうのは、合格への切符を自ら手放しているようなものだと僕は思います。
明治大学の教壇にたったことのある人物を選べ|対策方法
■必勝の対策ステップ
それでは、具体的に何を優先して取り組むべきか、効率重視の対策をアドバイスさせていただきます。
最優先で行うべきは、実は大学の歴史の暗記ではなく、近現代文学史の「派閥と繋がり」を完璧に理解することです。
新思潮派の菊池寛や芥川龍之介、新感覚派の川端康成や横光利一といったグループ分けを頭に叩き込んでおけば、多くの問題で消去法が機能します。
次に有効なのが、スキマ時間を使った「明治大学ゆかりの文人」のチェックで、これはWikipediaの「明治大学の人物一覧」を10分眺めるだけでも効果があります。
室生犀星、萩原朔太郎、佐藤春夫といった「明治の教壇常連組」の名前を視界に入れておくだけで、本番での安心感が全く違ってくるはずです。
余裕があれば、明治大学文学部の公式サイトにある歴史紹介ページを読み物として楽しんでおくと、本文の背景知識としても役立つことがあります。

最後はもちろん過去問演習ですが、ここでは正解を覚えることよりも「どういう角度から知識を統合させれば解けたか」という思考プロセスを大切にしてください。
まとめ
■合格を掴むために
明治大学のこのユニークな問題は、一見すると「お遊び」のように見えて、実は皆さんの読解力と知識の統合力を試す真剣勝負の場なんです。
「どうせ自分には無理だ」と投げ出さずに、少しの好奇心を持って大学の歴史や文学の繋がりに触れてみてください。
その一歩が、厳しい全学部統一入試において、他の受験生に一歩差をつける貴重な1点に繋がるかもしれません。
君が試験会場でこの問題に出会った時、「あ、これはあのブログで言ってたやつだ」とニヤリと笑えることを心から願っています。
最後は結局、どれだけその大学に行きたいか、どれだけその大学の文化を尊重できるかという「想い」が、ペン先に宿るものだと僕は信じています。
残された時間は限られていますが、一歩ずつ、着実に「前へ」進んでいきましょう。
