ついに、あの「宿儺の器」として世界を揺るがした男が、完全に「傑物」としての姿を現しましたね。
前回の引きがあまりに衝撃的だったので、今週の第20話を心待ちにしていたファンの方も多いのではないでしょうか。
伝説の呪術師として語り継がれていた虎杖悠仁が、不老の肉体を持ったまま戦場に降り立つ姿は、まさに鳥肌ものでした。
今回は、あまりに情報量が多かった最新20話の内容を整理しながら、虎杖が抱える孤独な境地や、これからの展開について徹底的に考察していこうと思います。
呪術廻戦モジュロ|20話(最新話)までの振り返り
■呪術廻戦モジュロ第19話までの壮絶な流れを振り返る
物語は、かつての死滅回游から68年が経過した2086年の日本を舞台にしています。
乙骨憂太と真希の孫である真剣と憂花の兄妹が、宇宙から来たシムリア星人のマルと共に任務をこなす中で、地球と宇宙の境界を超えた戦いが幕を開けました。
憂花は脳に悪性腫瘍を抱えながらも、地球の命運を懸けてシムリア星人の代表であるダブラとの決闘に挑み、禁忌とされる「十種影法術」で魔虚羅を召喚します。
一方、19話のラストでは、呪霊の流出を巡って宇佐美の部下とシムリア星人のオスキたちが一触即発の事態に陥りました。
そこへ突如としてフードを被った謎の男性が現れ、規格外の「穿血」を放って双方を制圧するという衝撃の展開で終わっていたのです。
呪術廻戦モジュロ|20話あらすじネタバレ
■第20話「老兵は死なず」の全貌!虎杖悠仁が放つ圧倒的な存在感
最新20話では、その謎の男性がやはり虎杖悠仁本人であることが確定しました。
彼は現れるなり、襲いかかってきたオスキの斧を右手で掴み、左拳で凄まじい精度の「黒閃」を叩き込みます。
補助監督の美野が「拳に現れるまで呪力を感じなかった」と驚愕するほどの呪力操作を見せ、虎杖は周囲の術師たちを殺さずに気絶させるという離れ業を披露しました。
同じ頃、ダブラは魔虚羅との戦闘中に、本来ネガティブな呪力同士を掛け合わせることで「正のエネルギー」を生む反転術式の理屈を独学で理解します。
彼はさらにそのエネルギーを術式に流し込む「術式反転」を会得し、光を闇へと変えるブラックホールのような力を発現させました。
一方、マルの前に立った真剣は、リカから借りていた莫大な呪力を自ら手放すという「縛り」を課すことで、更なる速度を得てマルの懐に飛び込みます。
呪術廻戦モジュロ|虎杖悠仁の「解」
■虎杖悠仁が「解」を使えるようになった驚愕の経緯と描写
今話で最もファンを驚かせたのは、虎杖が宿儺の十八番であった「解(カイ)」を、まるで自分の手足のように使いこなしている描写でしょう。
虎杖がこの技を使えるようになった背景には、かつて宿儺の器として魂が長期間共存したことで、宿儺の術式が肉体に刻まれたという本編での伏線があります。
しかし、モジュロの世界における虎杖の「解」は、かつての宿儺のそれとは一線を画す規模にまで進化していました。
彼は戦場に溢れ出した無数の呪霊に対し、「解」を絨毯爆撃のように放ち、一瞬で広範囲の敵を一掃してしまったのです。
68年という不老の年月の中で、彼は自身の「御厨子」を極限まで鍛え上げ、かつての最強に比肩する、あるいはそれを超える領域に達したのだと考えられます。
呪術廻戦モジュロ|「虎杖悠仁なんてどうでもいい」
■「虎杖悠仁なんてどうでもいい」その言葉の核心に迫る孤独
美野から「なぜもっと早く現れて憂花を助けなかったのか」と責められた際、虎杖は「どうでもいいだろ」と冷たく言い放ちました。
この一見すると冷酷な台詞の裏には、かつて恩師である五条悟が遺した「五条悟なんてどうでもいいと思えるくらいに、自分とは違う強さを持つ人間がいてほしい」という願いが込められています。
虎杖は自分が最強すぎて周囲が依存してしまうことで、現役世代の成長を妨げることを最も危惧しているのです。
さらに、彼は不老の身であるがゆえに、五条や釘崎、そして多くの仲間たちが老い、死にゆく姿を何十年も見送り続けてきました。
「葬祭の類にはもう来ない」という言葉の通り、大切な人を失い続ける孤独に耐えられなくなった彼にとって、もはや「虎杖悠仁」という個人の名は重荷でしかないのでしょう。
彼は自分を「主役」ではなく、次世代が戦い抜くための舞台を整え、決着後の「尻拭い」をするだけの存在と定義しているのです。
呪術廻戦モジュロ|20話ネタバレ感想
■呪術廻戦モジュロ第20話の個人的な感想と考察
いやはや、虎杖の「ジャブ感覚で黒閃を出す」という異常なまでの強さには、ただただ圧倒されるばかりです。
かつては泥臭く、必死に食らいついていた彼が、これほどまでに完成された「強者の風格」を漂わせていることに、喜びと同時にどこか寂しさを感じてしまいました。
特に、かつての五条先生のようなオーラを纏いながら、「これでいいんだよね、先生」と呟くシーンは、彼の人生の重みを感じさせて目頭が熱くなります。
また、シムリア星人の代表であるダブラが、たった数ページで「術式反転」まで辿り着くという天才ぶりには、前作のパワーバランスを軽々と上書きしてくるような不気味さを感じました。
ルメル族にとってカリヤンと同義である呪霊が大量に消滅し、マルが「第三の目」から血の涙を流す描写は、彼らの体質的な弱点を示す重要なポイントになりそうです。
呪術廻戦モジュロ|21話のネタバレ考察
■次回21話の展開予想!決闘の行方と虎杖の真の目的
次回21話では、まず「術式反転」を覚醒させたダブラと、それに適応しようとする魔虚羅の決着が描かれるはずです。
ダブラが適応される前に一撃で魔虚羅を屠るのか、あるいは憂花が命を懸けて更なる奥の手を見せるのか、手に汗握る展開が予想されます。
また、リカという強大な後ろ盾をあえて手放した真剣の「力を手放す縛り」が、マルに対してどこまで通用するのかも焦点になります。
虎杖自身が「二人の……いや四人の邪魔をさせない」と言っていることから、彼はこの二つの決闘が誰にも邪魔されず、正当に終わることを監視し続けるでしょう。
しかし、虎杖の不老の理由がもし宿儺や羂索に関わる不穏なものであるなら、物語の終盤で彼自身が「最後の呪い」として立ちはだかる可能性も否定できません。
まとめ
最新20話は、虎杖悠仁という伝説の男が「老兵」としての覚悟を語り、次世代へバトンを託そうとする、非常に象徴的な回でした。
彼がどれほど強く美しく成長しても、その心には仲間を失い続けた深い傷跡が刻まれていることに、胸が締め付けられる思いです。
ダブラの覚醒や真剣の捨て身の攻撃など、戦況はまさにクライマックスへと向かっています。
はたして、虎杖が見守るこの「新時代の戦い」が、どのような結末を迎えるのか。
これからも彼の背中に注目しながら、物語の行く末をじっくりと見守っていきましょう。

