2026年も1月が終盤に差し掛かり、寒さが本格的になる中で、高1生の皆さんも一つの大きな節目を迎えましたね。
1月25日に実施された「第4回全統高1模試(記述式)」は、これまでの高校生活で積み上げてきた実力が試される、非常に重要な戦いだったはずです。
試験会場から足早に帰路につく皆さんの、期待と不安が入り混じったような表情が目に浮かびます。
私自身、受験指導に携わる中で多くの生徒を見てきましたが、この時期の模試は単なる点数以上の意味を持っていると強く感じています。
冬の冷たい空気の中で必死にペンを動かした皆さんの努力を、まずは心から讃えたいと思います。
第4回全統模試2026出題範囲(試験内容)
今回の模試は、1型(英語・数学)、2型(英語・国語)、3型(英語・数学・国語)という3つの受験型から自分に合ったものを選ぶ形式でした。
英語については、英語コミュニケーションⅠと論理・表現Ⅰが範囲となっており、制限時間90分の中で200点満点を争う構成です。
その内訳は、約10分間のリスニングから始まり、語彙・熟語、文法、英作文、そして長文総合問題と、バランス良く配置されていました。
数学は100分で200点満点という配点で、数学Ⅰと数学Aの広い範囲から出題されました。
必須問題として、数学Ⅰの数と式、集合と命題、2次関数、図形と計量に加え、データの分析における分散や標準偏差までもがしっかり網羅されています。
さらに、数学Aの確率や図形の性質も含まれており、最後には関数や確率の中から1題を選ぶ選択問題も用意されていました。
「データの分析は形だけ出るのではないか」と不安に思っていた人もいたかもしれませんが、実際にはしっかりと出題対象となるのが全統模試の厳しさであり、良さでもあります。
国語は現代文の評論、随筆・小説、そして古文または漢文を選択する形式で、80分200点満点の勝負でした。
現代の国語と言語文化が範囲となっており、文章の深い理解力と論理的な記述力が求められる内容です。
志望校の判定については、国公立志望なら3教科の平均偏差値、私立なら文系・理系に応じた2教科の平均が用いられることになっています。
第4回全統模試の難易度
難易度については、2026年は多くの受験生が「手応えがなくて不安だ」と口にしているのが印象的です。
全体的な傾向としては、日頃受けている進研模試などと比較しても記述量が多く、一段上のレベルに設定されています。
特に国語については、現代文で予想以上に時間を奪われたり、古文が非常に難しく感じたりした人が多かったようです。
数学に関しても、小問集合こそあるものの、証明問題や応用的な計算が立ちはだかり、半分も書けなかったと肩を落とす声も聞こえてきます。
英語は長文の読み込みはもちろん、約10分間のリスニングも集中力を維持するのが大変だったのではないでしょうか。
京大や一橋といった最難関を目指す優秀層でさえ、自己採点の結果に一喜一憂し、不安を抱えているのがこの模試のリアルな姿です。
私個人の感想を言わせてもらえば、この時期に「難しすぎる」と感じるのは、皆さんが着実に高い壁に挑んでいる証拠ですよ。
偏差値60を突破するには、標準的な問題を確実に正解した上で、記述問題でいかに部分点をもぎ取れるかが鍵となります。
ターゲット1900などの単語帳を完璧に仕上げていた人でも、記述式という形式に苦戦したかもしれませんね。
青チャートやFocus Goldを回して基礎を固めてきた人であっても、初見の応用問題には相当な思考力が必要だったはずです。
第4回全統模試2026解答は?
試験が終わって最も気になるのが解答ですが、現在は河合塾公式の「模試ナビ」や「河合塾PORTAL」で確認することができます。
問題冊子は持ち帰ることができたはずですから、記憶が鮮明なうちに自己採点を行うことを強くおすすめします。
模試ナビに自分の回答を入力すれば、自動で集計が行われ、現時点での到達度をグラフなどで可視化してくれる便利な機能もあります。
ネット上には解答を求める投稿も散見されますが、不正確な情報に惑わされず、必ず公式サイトで正確な数値を確認してください。
詳細な成績データや偏差値、順位などが公開されるのは、2026年2月25日の予定となっています。
自分の答案を画像で振り返ることもできるので、どこで失点したのか、論理の組み立てがどう間違っていたのかを冷静に分析するチャンスです。
もし思うような点数が取れていなかったとしても、今はまだ高1ですから、過度に絶望する必要はありません。
むしろ、自分の弱点が「データの分析」なのか「古文の解釈」なのか、具体的に判明したことを収穫と捉えるべきです。
2026年の3月末まではデータが閲覧できるので、春休みを利用してじっくりと解き直しに励んでみてください。
まとめ
第4回全統高1模試は、高校1年生の総仕上げとして、そして高2からの学習を占う大きな指標となります。
結果に一喜一憂して勉強の手が止まってしまうのが一番もったいないことです。
自己採点をして、「今の自分に足りないもの」を明確にできた人こそが、次の模試で笑うことができます。
偏差値30台から這い上がろうとしている人も、東大や京大を目指して高みを目指す人も、道は続いています。
この冬の苦い経験が、1年後、2年後の大きな飛躍に繋がることを私は確信しています。
まずは今日まで頑張った自分を労って、明日からまた一歩ずつ、志望校への階段を登っていきましょう。
皆さんの合格への道のりを、これからも全力で応援しています。
