2026年度の共通テスト、地理の試験を終えた皆さん、本当にお疲れ様でした!
地理総合と地理探究を戦い抜いた今の皆さんの心境を思うと、僕も胸が熱くなります。
新課程2年目という重要な節目でしたが、今年の地理は皆さんの「地理的思考力」が試される、非常にやりがいのある内容だったのではないでしょうか。
試験直後の新鮮な情報と、僕自身の熱い思いを込めて、2026年度の地理を徹底的に紐解いていこうと思います。
共通テスト2026地理総合,地理探究|問題構成
■2026年の問題構成と変化
例年の傾向を振り返ると、共通テスト地理は知識の暗記量ではなく、与えられた資料をどう分析して考察するかに重きを置いたテストですよね。
2026年の地理総合・地理探究は、大問数が6題、マーク数が30個という構成で、昨年の形式をしっかり踏襲していました。
ただ、注目すべきは図版の多さで、全部で36点もあり、前年より5点も増えているんです。
特に、複数の図版を組み合わせて考えさせる問題が増えたことで、情報を処理するスピードと正確さがこれまで以上に求められた試験でした。
問題の約7割を組み合わせ式問題が占め、さらには9択という少しプレッシャーのかかる設問も2問登場しましたね。
具体的な中身を見ると、第1問と第2問は地理総合との共通問題で、乾燥地域や津軽平野の地域調査がテーマとなっていました。
第3問では世界の自然環境や災害、第4問では衣料品産業の探究、第5問は人口と都市、そして第6問では国際河川の地誌が出題されました。
僕が特に面白いと感じたのは第6問で、ドナウ川、ナイル川、メコン川を比較するという、まさにグローバルな視点が問われる「地理らしい」良問だったと思います。
| 大問 | テーマ(分野) | 主な内容のポイント | マーク数 |
|---|---|---|---|
| 第1問 | 乾燥・半乾燥地域の生活文化の多様性(地理総合) | 自然環境と生活文化・産業の関連を問う。西アジア周辺の自然環境知識が鍵。ヤギ飼育増加と砂漠化の関連など、基礎知識+資料読み取り。地理総合との共通問題。 | 4 |
| 第2問 | 津軽平野とその周辺地域の地域調査(地理総合) | 農業と自然環境の関連を地域調査形式で。地形的特徴の対応づけやため池決壊時の浸水想定。複数の資料を照合する力が試される。地理総合との共通問題。 | 4 |
| 第3問 | 世界の自然環境と自然災害(地理探究) | 二酸化炭素濃度の季節変動や水資源量の地域差を問う。ハザードマップや気候帯の知識活用。植生量との相関や降水量・人口の総合判断が必要。 | 6 |
| 第4問 | 衣料品類の生産、流通、再利用・再資源化についての探究(地理探究) | 繊維産業の構造(化学繊維・綿紡績の立地)と商業立地。時代遷移の判断が難点。探究型学習プロセス(生産から再資源化まで)を反映した出題。 | 5 |
| 第5問 | 人口と都市(地理探究) | 人口構造と都市変容の関連。鶴岡市のような具体例(朝日新聞記事関連?)で地域比較。資料の多角的読み取りが鍵。 | 6 |
| 第6問 | ドナウ川、ナイル川、メコン川の流域に関する地誌(地理探究) | 国際河川流域の地誌。寺院建築や地域統合政策、工業化の現状を問う。地域間比較が主で、個別知識より総合理解重視。 | 5 |
| 合計 | – | 学習指導要領ほぼ全分野からまんべんなく。組み合わせ式問題が全体の7割(21問)を占め、9択式が2題(前年は8択式1題)。文章正誤判定5問、図表4択4問。 | 30 |
共通テスト2026地理総合,地理探究|難易度は難化?難しかった?
■難易度と受験生の生の声
今年の難易度について、大手予備校の多くは「昨年並み」か「やや易化」という判断を下しています。
河合塾などは、資料の判読に迷う場面が少なく、基礎的な知識さえあれば取り組みやすかったと分析していますね。
実際にSNSなどでの受験生の反応を覗いてみると、「ガチで易化した」「思ったより簡単だった」というポジティブな声が目立ちます。
「96点取れた!」という高得点報告や、朝日新聞などで紹介された「鶴岡市」の事例がヒントになったという鋭い受験生もいたようです。
一方で、資料が多すぎて時間が足りなかったという声や、9択問題の負担を感じた人も少なからずいたようですね。
僕個人の感想としては、昨年平均点が大きく下がった反動もあり、今年は受験生が積み重ねてきた努力が素直に得点に反映されやすい年だったと感じます。
共通テスト2026地理総合,地理探究|配点は?
■2026年の配点と予想
配点については、ほぼ事前の予想通り、地理探究の応用分野に重みがある構成になりました。
大問ごとの予想配点は、第1問が13点、第2問が12点、第3問が21点、第4問が17点、第5問が20点、第6問が17点となっています。
配点の高い第3問の自然環境や、第5問の人口・都市分野でいかに失点を防げたかが、高得点への分かれ道になったはずです。
地理総合のみの受験者の場合は、第1問から第4問まで、それぞれ13点、12点、13点、12点の合計50点満点という構成でした。
自分がどの分野で稼ぎ、どこで苦戦したのか、自己採点を通じて冷静に分析することが、次のステップに向けた最高の準備になりますよ。
| 大問 | 予想配点 |
|---|---|
| 第1問 | 13点 |
| 第2問 | 12点 |
| 第3問 | 21点 |
| 第4問 | 17点 |
| 第5問 | 20点 |
| 第6問 | 17点 |
| 合計 | 100点 |
共通テスト2026地理総合,地理探究|平均点は?
■平均点の推移と2026年予想
最後に、皆さんが最も気になっているであろう平均点についてお話ししますね。
昨年度の平均点は57.48点と、少し手強い印象のある数字でした。
過去を遡ると、2024年度は65.74点、2023年度は60.46点と、共通テスト地理の平均点は概ね60点前後で推移しています。
今年の「やや易化」という傾向を考えると、平均点は60点を超えるか、あるいはそれに近い数字まで回復すると予測されています。
多くの予備校が60点台前半を見込んでおり、全体的にスコアが底上げされる展開になりそうです。
もし自分の点数が平均付近だったとしても、新課程2年目という難しい状況で戦い抜いた事実に、まずは胸を張ってください。
まとめ
■最後に贈るエール
2026年の地理は、ただの知識の詰め込みではなく、世界や地域の課題を自分のこととして捉える「探究」の面白さが詰まっていました。
試験が終わった今、点数に一喜一憂する気持ちは痛いほどよく分かりますが、この地理で学んだ「物事を多角的に見る力」は一生の財産になります。
もし思うような結果が出なかったとしても、それは決して皆さんの努力が足りなかったわけではなく、単なる通過点に過ぎません。
これからの二次試験や私大入試に向けて、共通テストで見つかった課題を一つずつクリアしていけば、必ず道は開けます。
皆さんの未来が、地理の地図のように大きく、そして希望に満ちたものになることを心から願っています。
本当にお疲れ様、自分をたっぷり労ってあげてくださいね!
