お笑い界と演劇界の境界線を鮮やかに飛び越え、今まさにエンタメの歴史を塗り替えようとしている若き才能、蓮見翔さんをご存知でしょうか。
男女8人組ユニット「ダウ90000」を率いる彼の姿は、単なる芸人や脚本家という枠には到底収まりきらない輝きを放っています。
彼について調べてみると、知れば知るほどその底知れぬ魅力に度肝を抜かれること間違いなしで、今回はそんな彼の素顔をwikipediaに負けないくらい、いやそれ以上に詳しく、僕の熱量を込めて徹底的に紐解いていきたいと思います。
蓮見翔｜プロフィール、年齢・身長は？
■蓮見翔のプロフィールと意外な素顔
まずは、彼を語る上で欠かせない基本的なデータから触れていきましょう。
本名は芸名と同じ蓮見翔（はすみ しょう）さんで、1997年4月8日に東京都東久留米市で産声を上げました。
現在28歳という若さですが、職業欄を埋めるとしたら脚本家、演出家、芸人、俳優、ラジオパーソナリティと、驚くほど多才な顔を持っています。
身長については、公式プロフィールに記載がないことがファンの間で話題になりましたが、YouTubeチャンネルの動画内で本人がさらっと「170センチだから」と明かしていたのが印象的です。
血液型はA型で、牡羊座の彼は、スマートな体型で舞台映えも抜群ですが、その内面には非常にストイックで頑固な職人気質を秘めています。
蓮見翔｜経歴
■彗星のごとく現れた天才の歩んだ経歴
彼のキャリアは、まさに「好き」を突き詰めた結果が形になったようなドラマチックなものです。
2017年、日本大学芸術学部映画学科に在学していた彼は、同期たちと共にダウ90000の前身となる演劇企画団体「はりねずみのパジャマ」を立ち上げました。
大学卒業のタイミングで、彼は「就職せずにプロを目指したい人だけ残ってほしい」という覚悟の問いかけをメンバーに投げかけ、そこに応じた仲間たちと2020年に「ダウ90000」を結成したのです。
それからの活躍は目覚ましく、2022年から3年連続で「ABCお笑いグランプリ」の決勝に進出し、演劇界でも「岸田國士戯曲賞」の最終候補に2度もノミネートされるという快挙を成し遂げました。
また、ピン芸人「蓮見水族館」として活動していた時期もあり、かつて組んでいたコンビ「ヌープリッキー」では「お笑いG-1グランプリ2019」で優勝を飾るなど、お笑いの実力も折り紙付きです。
蓮見翔｜天才？何がすごい？
■蓮見翔の何がそんなに「すごい」のか？
彼を「天才」と呼ばしめる最大の理由は、その圧倒的なアウトプット量と、唯一無二の表現スタイルにあります。
2023年には年間で150本以上、これまでに累計400本を超える脚本を書き上げており、その凄まじい「過剰さ」には、あの永野さんも舌を巻くほどです。
ファミレスで聞こえてくる何気ない会話からインスピレーションを受けるという彼の脚本は、まるで誰かの日常を覗き見しているようなリアリティに満ちています。
特定の主役を作らず、8人という大所帯を活かした群像劇形式のコントは、演劇ファンとお笑いファンの両方の心を掴んで離しません。
さらに、リーダーとしての責任感も人一倍強く、メンバー全員がバイトを辞めて食べていけるようにと、睡眠時間を削ってまで執筆に打ち込む姿は、まさに現代の「スポ根」そのものだと言えるでしょう。
蓮見翔｜彼女・元カノ
■気になる彼女と衝撃の元カノエピソード
これだけ才能あふれる彼ですから、恋愛事情が気になるのも無理はありません。
2025年の2月上旬には、都内の大型インテリア店で綺麗な女性と仲睦まじく買い物を楽しむ姿が目撃されており、事務所側も「親しくさせていただいている」と交際を否定しませんでした。
一方で、過去の恋愛についてはバラエティ番組でかなり驚きのエピソードが暴露されています。
なんと、同じく若手実力派芸人の友田オレさんと、過去に付き合っていた彼女が同じだったことが判明し、スタジオを騒然とさせました。
その元カノは、蓮見さんと同棲していた際に、友田さんと一緒にすくったと思われる金魚を家に持ち帰ってきたという切ない話まで飛び出しており、彼の複雑な恋模様が垣間見えます。
ちなみに、グループ内での恋愛は「本当のカップルが恋愛のコントをしているのは見ていられない」というストイックな理由から禁止しているそうです。
蓮見翔｜実家
■出身地と実家の温かい環境
蓮見さんのクリエイティビティの源泉は、彼が育った東久留米市の家庭環境にありそうです。
彼自身、東久留米の自然豊かな住環境を好んでおり、地元のロケに来ていたさまぁ?ずさんを見たことが、お笑いを志す最初のきっかけとなりました。
実家は「22時には寝なければならない」という厳しいルールがありましたが、それがかえって彼のお笑いへの渇望を強めたのかもしれません。
土曜の20時に放送されていた「イロモネア」だけは録画して何度も見ることが許されており、その体験が彼の笑いの基礎を作ったとも語っています。
お母さんがM-1で爆笑している姿を見て「大人がこんなに笑うなんてすごい」と感動したことが、プロを目指す決定打になったというエピソードは、とても素敵ですよね。
蓮見翔｜母親・父親は？
■多彩な才能が集う家族構成と両親
蓮見家は、芸術的な才能に溢れた4人家族です。
お父さんは、プロギタリストの蓮見昭夫さんである可能性が非常に高く、彼は1989年にドイツへ渡り、国立音楽大学を卒業した輝かしい経歴を持つ人物です。
蓮見さんの持つリズム感や緻密な構成力は、この音楽家であるお父さんの遺伝子を色濃く受け継いでいるのでしょう。
お母さんについては一般の方ですが、お父さんの高校時代の同級生で、明るくユーモアに溢れた人柄だと紹介されています。
家族で誕生日を祝い合ったり、お父さんと一緒にギターを買いに行ったりと、現在も親子仲は非常に良好なようです。
蓮見翔｜兄弟は？
■美容師として活躍するお姉さんの存在
蓮見さんには、蓮見麻衣さんというお姉さんが一人います。
お姉さんはお父さんのドイツ活動期に現地で生まれたそうで、現在は東京都武蔵野市の美容室で副店長を務める凄腕の美容師さんです。
蓮見さんのインスタグラムのストーリーにも度々登場するのですが、かなりの「ギャル」でありながら、とても面白くておちゃめな性格だとファンの間でも人気になっています。
実は蓮見さんのあの印象的なヘアスタイルも、お姉さんに切ってもらうことがあるのだとか。
2023年にはお姉さんが結婚されたという報告もあり、お笑い芸人、ギタリスト、美容師と、それぞれの道で才能を開花させている自慢の兄弟のようです。
蓮見翔｜学歴(出身高校・大学)は？
■出身高校と人生を変えた大学時代
蓮見さんの学歴を振り返ると、彼がどのようにして今のスタイルを確立したかがよくわかります。
高校は都立井草高等学校（偏差値55?60程度）に通っており、部活には所属せず、週に30本近くお笑い番組を録画して見るような生活を送っていました。
高校2年生の文化祭で作った自主制作映画「シロイトリ」が周囲に大絶賛されたことが、彼を本格的に創作の道へ誘いました。
その後、日本大学芸術学部映画学科に進学し、そこで出会った仲間たちと「演劇サークル」を立ち上げたことが、運命の分かれ道となります。
映画学科でありながら演劇をすることに周囲から冷ややかな目で見られたこともあったそうですが、それを跳ね除けて大所帯のサークルをまとめ上げた統率力が、今のダウ90000の強さの根幹にあるのです。
蓮見翔｜出身中学・小学校は？
■忘れられない中学時代と小学校の思い出
彼のルーツをさらに遡ると、東久留米市立中央中学校時代の意外な姿も見えてきます。
中学では陸上部に所属し、走り幅跳びを種目として汗を流していましたが、本人は「27位が人生最高順位だった」と控えめに語っています。
小学校については校名は非公表ですが、地元東久留米市内の公立校（第一、第七、第九小学校などの説あり）に通っていたようです。
担任の先生がお笑い好きでM-1のDVDを貸してくれたというエピソードもあり、彼は幼い頃から周囲の大人たちの「お笑い愛」に育まれてきました。
中学2年生の時に「自分は人として面白くないから芸人にはなれない」と一度は夢を諦めかけましたが、その客観的な視点があったからこそ、今の「脚本で笑わせる」という最強の武器を手に入れたのでしょう。
まとめ
ここまで蓮見翔さんの軌跡を辿ってきましたが、いかがでしたでしょうか。
彼は単に運が良かったわけではなく、圧倒的なお笑いへの愛と、血の滲むような努力、そして仲間への責任感で今の地位を築き上げました。
「演劇にお笑いのお客さんを呼び込みたい」と語る彼の挑戦はまだ始まったばかりで、今後も私たちの想像を超えるような仕掛けを見せてくれるはずです。
一人のファンとして、そして同世代として、彼が創り出す新しい「笑い」の形をこれからも全力で追いかけていきたいと思います。
彼の紡ぐ言葉の一つ一つが、いつか日本のエンターテインメントの景色を完全に変えてしまう日が来るのを、僕は確信しています。
たとえるなら、彼はたくさんの楽器を一人で操る指揮者のような存在で、8人という個性が混ざり合うことで生まれるそのハーモニーは、今この瞬間にしか聴けない最高にエキサイティングな音楽なのです。
