「国民的美少女」がF1のトップレーサーと出会い、国境を越えて愛を育むなんて、まるでハリウッド映画みたいな話だと思いませんか?
後藤久美子さん、通称「ゴクミ」は、人気絶頂の21歳で事実上の芸能界引退を決断し、フランスへ渡ってしまいましたからね。
僕たち30代から見ても、彼女の生き方や、セレブでありながらも地に足のついた家族の姿は、いつの時代も憧れの的です。
今回は、今改めてネットで注目を集めているゴクミこと後藤久美子さんの、夫ジャン・アレジ氏との運命的な馴れ初めから、美男美女の子どもたち、そして噂の海外での自宅について、深く掘り下げてみたいと思います。
後藤久美子(ゴクミ)|夫アレジと馴れ初め・出会い
■世紀の愛!アレジと情熱の馴れ初め
後藤久美子さんと、元F1レーサーのジャン・アレジ氏の出会いは、1993年に遡ります。
そのきっかけが、香港で撮影されていた映画『シティハンター』だったというから驚きです。
主演のジャッキー・チェンさんがF1マカオGPのスポンサーを務めていた関係で、ゴクミはレース観戦に同行し、そこで運命の相手、ジャン・アレジ氏と偶然出会ったんです。
後藤さんは、アレジさんに一目惚れしてしまったそうで、その後の行動力が尋常じゃないんですよ。
なんと、すぐにアレジさんのファンクラブに入会したり、モナコGPやカナダGPといった世界中のF1の現場まで花束を持って会いに行ったりと、その情熱的なアプローチはまさに「本気の愛」そのものだったわけです。
当時アレジさんはまだ前妻との離婚調停中という状況でしたが、ゴクミの揺るがない愛と熱意が実を結び、1995年3月に正式に交際をスタートさせました。
そして、交際発表からわずか3カ月後の1995年6月、アレジさんがF1キャリアで唯一の優勝をカナダGPで飾った時、その場に立ち会っていたゴクミに「久美子、一生離さないよ」と語ったセリフは、今でも語り継がれる伝説の名言になっています。
この二人は、婚姻届という「紙」に縛られることよりも、心で深く結ばれていることを大切にする道を選び、事実婚というスタイルを貫いています。
ゴクミは当時、「結婚が子供をつくるわけじゃない」「愛し合うことが子供をつくる」と語っており、その価値観の根底には、形式よりも愛を重視する強い信念があったことが伝わってきますよね。
後藤久美子(ゴクミ)|子供は何人?
■家族の絆:アレジ夫妻の子供は何人?
後藤久美子さんとジャン・アレジさんの間には、3人のお子さんがいます。
長女、長男、次男という順番に恵まれ、1996年に長女エレナさんが生まれたのを機に、一家はアレジさんの母国フランスへ渡り、スイスのジュネーブを拠点に生活を始めました。
国際的な環境で育った子どもたちは、それぞれが独自のキャリアを築き、親譲りの才能を発揮しているんです。
後藤久美子(ゴクミ)|息子
■F1のDNAを継ぐ長男・ジュリアーノの挑戦
長男のジュリアーノ・リュウ・アレジさんは、1999年9月20日生まれで、父ジャン・アレジ氏と同じく、プロのレーシングドライバーの道を歩んでいます。
彼の日本名は「後藤 龍(ごとう りゅう)」というんですよ。
ジュリアーノさんは、元々F1の超名門フェラーリの育成プログラムに所属するなど将来を嘱望されていましたが、現在は活動の拠点を日本に移し、スーパーフォーミュラ・ライツやSUPER GTといった国内のトップカテゴリーで活躍しています。
彼が日本を選んだのは、「日本のモータースポーツはすごくピュアだ。政治的なことが少ないし、純粋にレースに集中できる」という理由からだそうで、日本の環境を高く評価していることがわかります。
ジュリアーノさんは母が日本人であるため、幼い頃は流暢に話せていた日本語を、今では日常会話はもちろん、難しい内容もこなせるレベルで話すことができます。
実は、これは母・久美子さんの熱心な教育の賜物で、「母が『ジュリアーノ、本当に日本語で話してほしい』って」と言われていたそうです。
次男のジョンさん(2023年12月時点で高校生)もまた、自分の夢を追いかけており、世界チャンピオンの井上尚弥選手に憧れてプロボクサーを目指しているとのことで、このアレジ家は、誰もが自分の選んだ道に情熱を注ぐ、まさにアスリート一家ですね。
後藤久美子(ゴクミ)|娘
■6ヶ国語操る長女エレナの美しすぎるキャリア
長女のエレナ・アレジ・後藤さんは、1996年11月19日生まれで、現在はモデルや女優として活躍しています。
彼女の才能は外見だけにとどまりません。
イギリスのロンドンの映画学校を卒業しており、フランス語、日本語、英語、イタリア語、そしてドイツ語、ロシア語の計6ヶ国語を操るマルチリンガルなんです。
2017年に日本で芸能界デビューを果たしたエレナさんは、母親と同じオスカープロモーションに所属し、今や「美しすぎる母娘」としてたびたび話題になっています。
エレナさんにとって、母親であるゴクミは「憧れの女性」であり、特に「家族へ惜しみない愛を注ぐ母親」としての姿を受け継ぎたいと語っているのが、親子の深い絆を感じさせてくれます。
エレナさんのインスタグラムでは、久美子さんとのツーショットが公開されることも多く、本当に姉妹のように見えてしまうのは、ゴクミの変わらぬ美しさの証明だと思います。
後藤久美子(ゴクミ)|自宅は豪邸?
■噂のお城?ゴクミファミリーの華麗なる自宅
ゴクミ一家が生活の拠点としているのは、スイスの国際都市ジュネーブです。
アレジ氏が実業家としても成功を収め、総資産400億円以上とも言われる大富豪ですから、その生活はまさにセレブリティそのものなんですが。
以前テレビ番組に出演した際、自宅について「お城を改築した」という噂をケンドーコバヤシさんから振られた後藤さんは、「あることないこと書かれる」と否定しつつも、結局は「お城じゃないんです。ただの大きな家」と訂正し、大邸宅であることは認めざるを得なかったというエピソードが残っています。
特に印象的なのは、自宅のリビングに米国の有名ストリートアーティスト、キース・ヘリングの絵画が5枚セットで飾られているという話ですね。
また、スイスの本拠地とは別に、フランスのアビニョンには別荘があると言われています。
こちらの別荘も、門から家が見えないほどの広大さで、広大なブドウ畑とオリーブ畑、サウナやプールまで完備されており、アレジ夫妻はワイン作りにも関心を寄せているそうです。
これだけ華やかな生活を送りながらも、後藤さん自身は「もともとハイレベルなものに対して、驚くタイプじゃない」「今はたまたまこういう暮らしになっただけ」と、至って客観的な姿勢を崩さないところが、彼女が「国民的美少女」から「国際的な大物マダム」へと進化を遂げた理由かもしれませんね。
まとめ
後藤久美子さんの人生は、自分のキャリアを惜しみなく振り切り、「愛」と「家族」という自分の現実を何よりも重視して生きた結果、最高の形を手に入れたのだと感じます。
まるで、自らの人生という F1 レースにおいて、誰よりも早く、そして華麗にチェッカーフラッグを受けたような、素晴らしい生き様ではないでしょうか。
