広島カープ、ターノック投手獲得!長身右腕のポテンシャルを徹底分析
ネットで「広島カープ、新外国人」の文字を見つけて、思わず二度見しちゃいましたよ!
フレデリック・マイケル・ターノック(Frederic Michael Tarnok)投手、この名前を初めて聞く人も多いかもしれませんが、ポテンシャルは計り知れない右腕です。
MLBでの経験もあり、長身から投げ下ろす剛速球と縦カーブは、日本の野球ファンを魅了すること間違いなしでしょう。
今回は、カープファン、そして野球ファンが今一番知りたいターノック投手の情報を、徹底的に深掘りしていきます!
来季のカープの優勝に貢献できるのか、一緒に見ていきましょう!
フレデリック・ターノック|広島カープ移籍へ!
待望の新助っ人!広島移籍の最新情報
広島東洋カープは、2025年11月22日にフレディ・ターノック投手との契約合意を正式に発表しました。
これはもう決定事項、来季はカープの一員としてマウンドに立つわけです。
ターノック投手は球団を通じて「2026年に広島東洋カープに加入できることに、これ以上ないほど興奮しています」と喜びを語っています。
日本の文化を体験し、「チームが成功を収めて優勝できるように貢献できるのを楽しみにしています」と、すでに熱い意気込みを見せてくれていますね。
背番号はまだ未定とのことですが、どんな番号になるのかも楽しみの一つです。
新天地での活躍に期待が高まりますね!
フレデリック・ターノック(広島カープ)wiki|プロフィール
フレディ・ターノック投手の基本情報
ターノック投手の本名はFrederic Michael Tarnok(フレデリック・マイケル・ターノック)です。
彼は1998年11月24日生まれの26歳(情報発表時点)で、フロリダ州ブランドン出身のアメリカ合衆国籍です。
驚くことに、彼はお母様を通じてタイ系アメリカ人としてのルーツも持っているそうですよ。
体格は、身長6フィート3インチ(約190.5 cm)、体重185ポンド(約83.9 kg)の恵まれた長身右腕です。
一部の情報では193センチと記されているので、マウンド上ではさらに大きく見えるでしょうね。
投打は右投右打で、投手としてのキャリアは、2017年のMLBドラフトでアトランタ・ブレーブスから3巡目(全体80位または85位)で指名されたところから始まっています。
高校時代はショートストップ(遊撃手)と投手を兼任する二刀流選手だったため、アスリート能力の高さは折り紙付きです。
フレデリック・ターノック(広島カープ)|球歴・成績
メジャー経験あり!ターノック投手の経歴と成績
ターノック投手は、ドラフトされたブレーブスでじっくりと育成され、2022年8月17日にメジャーデビューを果たしました。
その後、2022年12月にはショーン・マーフィー捕手を巡る大型三角トレードの一員としてオークランド・アスレチックスに移籍しています。
さらに2024年6月にはフィラデルフィア・フィリーズにウェーバーで移籍し、同年12月にはマイアミ・マーリンズとマイナー契約を結びました。
マーリンズに所属していた2025年シーズンには、メジャーで5試合に登板し、1勝0敗、1セーブ、防御率2.45という好成績を残しています。
MLB通算成績は11登板、2勝1敗、1セーブ、防御率3.97です。
一方で、マイナーリーグでのキャリアは長く、通算156試合(うち先発101試合)に登板し、23勝31敗、防御率4.06という成績です。
特に2025年シーズンは、マーリンズ傘下のAAA級ジャクソンビルで、先発10試合を含む29試合に登板し、4勝2敗、防御率3.28を記録しています。
キャリアを通して怪我に悩まされてきた時期があるのが少し気になるところですが、2023年には右肩痛や股関節の手術を経験し、2025年も左足首の捻挫で故障者リスト入りしていました。
ただ、その中でもAAAやMLBで結果を残しており、その粘り強さと潜在能力は本物だと感じています!
フレデリック・ターノック(広島カープ)|年俸・移籍金は?
気になる契約内容!年俸と移籍金
今回のターノック投手と広島カープとの契約内容は、すでに公表されています。
契約金は50万ドル(約7820万円)、年俸は100万ドル(約1億5640万円)で、これに加えて出来高が支払われる契約です。
円換算の金額は報道によって若干の差がありますが、契約金約7800万円、年俸約1億5600万円と考えると、十分に期待されていることがわかります。
彼の潜在能力とメジャーでの経験を考慮すると、この金額は非常に納得感がありますし、カープとしては手堅い投資だと個人的には思います!
フレデリック・ターノック(広島カープ)|球種・球速は?
武器は剛速球と縦カーブ!球種・球速の詳細
ターノック投手の投球スタイルは、高回転のフォーシーム(ストレート)とカーブが大きな武器です。
フォーシームは、米データサイトによると平均約95マイル(約153キロ)前後を記録しており、最速では99マイル(約159.3キロ)に達したこともあります。
この速球は、高い回転数を持っているため、打者の手元で伸びる「ノビ」が特徴で、特にストライクゾーンの上部で効果を発揮します。
そして、特筆すべきは彼のカーブです。
これは上部70マイル台(upper 70s)で投げられる、いわゆる12-to-6(縦に大きく割れる)のブレーキが鋭いカーブで、かつてはブレーブス組織内で最高のカーブの一つと評価されていました。
この縦変化の大きいカーブは、日本の打者にとって非常に打ちにくい球種となる可能性が高いです。
また、ターノック投手は他にチェンジアップやスライダーも投げます。
チェンジアップはプラス評価の形状を持つと言われ、右打者、左打者どちらにも自信を持って投げ込める球種です。
スライダーはアッパー80マイル台のタイトな球ですが、この球種の精度をさらに上げることが、日本での成功の鍵になるかもしれません。
彼の投球の軸は、速球と縦カーブのコンビネーションであり、これにチェンジアップとスライダーが加わることで、先発としてもリリーフとしても、強力な投球を見せてくれると期待しています。
まとめ
ターノック投手はカープの救世主となるか
フレディ・ターノック投手は、MLB通算で防御率3点台後半(3.97)を記録し、特に2025年シーズンはメジャーで奪三振率12.27をマークするなど、三振を取る能力に長けていることがわかります。
マイナーでは主に先発としてプレーしてきましたが、MLBでの実績や怪我の経緯、そして高い奪三振能力を考えると、日本の環境ではリリーフとして起用される可能性も十分あります。
特に2025年のマーリンズでの5登板は全てリリーフ(RP)での起用でした。
長身から投げ下ろす力強い速球と鋭いカーブは、カープの投手陣に新しい風を吹き込んでくれると確信しています。
ターノック投手は、来日への興奮と優勝への貢献を熱く語っており、そのハングリー精神は怪我からの復帰を何度も乗り越えてきた彼のキャリアそのものに表れています。
彼はまさに、広島東洋カープの新たな「力の源」となるでしょう。
彼の持つポテンシャルが日本で完全に開花すれば、来季のカープの順位を大きく左右する、救世主的な存在になるかもしれません。
日本のマウンドで躍動するターノック投手の姿を見るのが、今から楽しみでなりませんね!
