「人生の楽園」で話題!秋田・湯沢市【厨本舗OMUSUBI】に行きたい人必見ガイド
先日放送された「人生の楽園」は、本当に感動的でしたね。
秋田県湯沢市を舞台に、キッチンカーで愛情たっぷりのおむすびを届ける中川祐子さん(51歳)の姿に、胸を打たれた人も多いのではないでしょうか。
画面越しに見たあの美味しそうな焼きおむすびや、優しい「ふわっと握り」の食感が忘れられず、「これは絶対に食べてみたい!」と検索しているあなたの気持ち、めちゃくちゃわかります!
ネットでも「#厨本舗OMUSUBI」で大盛り上がりを見せている、この話題のお店について、その魅力から人気メニュー、そしてキッチンカーならではの「どこに行けば買えるの?」という出店情報まで、しっかり深掘りしていきますね。
秋田県湯沢市キッチンカー・厨本舗OMUSUBI開業の経緯|人生の楽園
病を乗り越え夢を形にしたキッチンカーの物語
まず、厨本舗OMUSUBI(くりやほんぽ おむすび)は、2024年8月に秋田県湯沢市を拠点にスタートした、おむすび専門の移動販売車です。
店主の中川祐子さんは、長年、地元湯沢で保育士として情熱を注いでこられた方なんです。
なんと27年間もの長い間、子どもたちと向き合ってきたんですね。
そんな祐子さんの人生に大きな転機が訪れたのは、およそ2年前、職場の健康診断で乳がんが見つかったことでした。
左胸を全摘出する大病を患い、死をも意識した経験から、「人生は一度きりしかない。病気を経て、これまでの夢を実現したい」という強い決意が生まれたそうです。
入院を経て退院からわずか8カ月というスピードで、以前から憧れていたキッチンカーでの開業に踏み切ったその行動力、本当にすごいですよね。
そして、提供するものに「おむすび」を選んだのは、部活動を頑張る息子さん、光さんのためにおにぎりを握り続けてきた経験が原点になっています。
息子さんが自分の作るおむすびを食べて元気になっている姿を見て、「もっと多くの人を元気にしたい」という想いを強く持ったからこそ、この事業を始めたんですね。
店名を「OMUSUBI」としたのは、単に食べ物を売るだけでなく、地元湯沢の食材を通して、お客さまと湯沢の地を「結ぶ」存在になりたいという、祐子さんの深い想いが込められているからです。
さらに感動的なのが、キッチンカーののぼりに飾られている、高校生の長男・光さんが詠んだ短歌です。
「こりゃうめぇ 絶品おにぎり作る母 毎日食べれて 幸せだなあ」。
これを見たら、もう味がどうとかいう前に、家族の愛情と絆の温かさに、胸がキュンとしてしまいますよ。
秋田県湯沢市キッチンカー・厨本舗OMUSUBI開業の主なメニュー|人生の楽園
秋田の魅力が凝縮!個性豊かな絶品メニュー
厨本舗OMUSUBIが提供するおむすびの最大の魅力は、その徹底した地元愛と、個性的なラインナップにあります。
使用しているお米は、湯沢市・横堀地区の農家が栽培した地元湯沢産の「あきたこまち」にこだわっています。
この雪国ならではの寒暖差の中で育まれたお米の旨みが、おむすびの味を一層引き立てているんです。
ラインナップは定番から変わり種まで約13種類と豊富に揃っていますが、特に押さえておきたいのが、秋田らしさ満点の人気メニューです。
まず、1番人気と名高いのが、「ゆず味噌焼きおむすび」。
湯沢の地元の味噌を使った甘い特製ダレを塗り、香ばしい焼き目をつけたこの一品は、みその濃厚なコクと、ゆずの爽やかな風味が口いっぱいに広がる絶品ですよ。
想像しただけで、口の中が焼きおむすびを欲しています。
そして、秋田を代表する変わり種として外せないのが、「いぶりがっこクリームチーズ」(400円)。
燻製された漬物であるいぶりがっこの香ばしさと、まろやかなクリームチーズの組み合わせは、まさに秋田の新しい味覚として老若男女に愛されています。
これはお茶請けというより、ビールや日本酒と一緒に楽しみたい、大人のためのOMUSUBIだと思います。
他にも、卵の風味が濃厚な「肉そぼろ卵黄醤油漬け」(400円)や、若者に人気の「明太クリームチーズマヨ」(350円)、定番の「さけすじこ」(450円)など、選ぶのに迷ってしまうラインナップです。
価格帯は1個あたり300円から450円が中心で、気軽に試せる「紀州南高梅」などは200円台(200円)で提供されることもあるようですよ。
そして何より、祐子さんがこだわっているのが「握り加減」で、注文を受けてから握るため、「ふわっとほどけるような食感」と「ホカホカの温かさ」が実現しているそうです。
この「ふわっと」が、おむすびの命ですよね!
秋田県湯沢市キッチンカー・厨本舗OMUSUBI出店場所はどこ?|人生の楽園
今日どこで買える?気になる出店情報と完売対策
さて、一番気になるのが「どこで買えるのか」という問題です。
厨本舗OMUSUBIは移動型のキッチンカーなので、出店場所は固定されていません。
主な活動エリアは、秋田県湯沢市を中心とした県南エリアです。
出店実績があるのは、道の駅うご、道の駅十文字、スーパーモールラッキー十文字店、秋田ふるさと村などの道の駅やイベント会場、商業施設が多いようですね。
キッチンカーの営業時間は、大体10:00から14:00頃までとされていますが、大人気のため、ここで注意が必要です。
報道によると、多い日には15~20升ものご飯を炊いているにも関わらず、開始1時間ほどで完売するメニューもあるという情報があるんですよ。
もうこれは争奪戦ですね!
もしあなたが遠方から訪れるなら、「早めに行く」ことが最大の攻略法です。
無駄足にならないよう、訪問前に必ずチェックしてほしいのが、公式Instagram「@kuriya_honpo」です。
出店スケジュール、メニューの変更、価格改定など、最新の情報はすべてここで発信されています。
青と白が目印の爽やかなキッチンカーを探して、運命の出会いを果たしてくださいね。
まとめ
おむすびに込められた「明日へ走る」力
秋田県湯沢市で生まれた厨本舗OMUSUBIは、単なるご当地グルメの域を超えて、病という試練を乗り越え、第二の人生を全力で生きる中川祐子さんの物語そのものです。
「やきおむすびゆずみそ」のような地域の恵みを活かしたメニューと、ふわっと優しく握られたおむすびには、祐子さんの「地域と人を結び、元気を届けたい」という強い願いが込められています。
あのキッチンカーののぼりに掲げられた息子さんの短歌を読むたびに、私も「頑張ろう」と勇気をもらえます。
あなたがもし、秋田で特別な食体験を探しているなら、ぜひInstagramで出店情報を確認して、この温かいおむすびの味を確かめてみてください。
きっと、その一口が、あなたの日常に「幸せだなあ」と感じる小さな光を届けてくれるはずですよ。
