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良いこと悪いこと(ドラマ)ネタバレ考察|キャスト相関図、犯人は?

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国内ドラマ・映画

皆さん、こんにちは!
週末の夜、土曜ドラマ「良いこと悪いこと」の第4話「黒」をご覧になって、今、頭の中が考察でぐちゃぐちゃになっていませんか?

私も週末からずっと、この怒涛の展開にゾクゾクしっぱなしで、寝る間も惜しんで情報収集しています。
今回は、4話で明らかになった衝撃の展開と、深まる謎の数々を、じっくりと一緒にひも解いていきましょう!

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良いこと悪いこと(ドラマ)ネタバレ|あらすじ

■予測不能な第4話「黒」のあらすじ:カンタローの最期と園子の衝撃的な行動

第4話は、視聴者の予測を裏切る展開が、本当にエグかったですね。
3話でニコちゃん(中島笑美)が亡くなり、高木(キング)と園子(どの子)は、次に狙われるのが替え歌の法則から「ちょんまげ」こと羽立太輔(森優作)だと確信し、ターボー(小山隆弘)と3人で彼の元を訪れます。

そこで見たのは、幼い頃に父を亡くし、昨年母も亡くして孤独に生きる羽立が、ゴミ屋敷と化した部屋でひきこもっている姿でした。
羽立は事件のことをニュースで知っており、「僕の番か」「僕たちは君をいじめてたんだから、仕方ない」と、なんと自ら包丁を園子に渡し、殺してくれと要求するという、見ていて胸が締め付けられるような自暴自棄な状態に陥っていました。

高木たちが「友達同士で守り合おう」と説得しても、「友達なんかじゃない」「利用価値がない僕なんか友達であるはずがない」と拒絶されてしまい、加害者側の無自覚な罪の深さを改めて突きつけられた思いでした。

しかし、衝撃はこれだけでは終わりません。
なんと、瀕死の状態から意識を取り戻し、キングに「店に来てほしい」と希望を見せていたはずのカンタロー(桜井幹太)が、病院から何者かに拉致されてしまうんです。

そして、キングのスマートフォンに送られてきたのは、カンタローが拘束され、頭から袋を被せられた上に灯油を撒かれ、生きたまま火をつけられて焼死するという、あまりにも凄惨で卑劣な動画でした。
回復の兆しが見えていただけに、二度も残酷な形で命を奪われたカンタローの最期は、本当にトラウマレベルでしたね。

そんな最悪の事態を受けても、園子は一人で羽立の部屋を再訪します。
そして、ゴミだらけの部屋を黙々と掃除した後、土下座して謝罪する羽立に対し、掃除したばかりの床に集めたゴミを再度ぶちまけるという、理解を超えた行動に出ました。

彼女は「謝られても私の中のあなたは変わりません」「自分で変えるんです」と突き放し、羽立に自分で部屋を片付けさせ、現実と向き合わせることを促したのです。
結果として羽立は立ち直り、キングやターボーと共にスナック「イマクニ」でゲームをするという、奇跡的な和解のシーンが描かれました。

そして、物語のラストには、さらなる伏線が怒涛のように飛び込んできました。
まず、週刊アポロの新人記者、松井健が、園子の等身大パネルを蹴り倒すという常軌を逸した行動を見せ、園子へのストーカー的な執着や、あるいは強い恨みが示唆されました。

そして何よりも驚いたのは、高木たちが通うレトロスナック「イマクニ」の常連客で「しがない公務員」と名乗っていた宇都見啓(木村昴)の正体が、なんと警視庁捜査一課の刑事だったと判明したことです!。
これまで警察の動きが鈍かったのは、彼が内部で何かを操作していたからなのでは、と一気に怪しさが増しました。

さらに、夜の学校の校舎で、土のついたスコップを引きずる女性の後ろ姿が映し出され、当時の担任である大谷先生(赤間麻里子)の関与が濃厚となりましたね。

良いこと悪いこと(ドラマ)ネタバレ|キャスト相関図

■キャストと登場人物の詳細な相関図

「良いこと悪いこと」は、主要人物以外にも怪しい人物が多すぎて、誰が誰に繋がっているのか常にチェックが必要ですよね。
ここでは、特に4話までに重要視されたキャストと、その相関関係を整理してみます。

登場人物(愛称)演者現在の職業・立場小学生時代の夢備考(4話までの状況)
高木将(キング)間宮祥太朗塗装会社社長ヒーローになる黒塗り6人のリーダー格。園子とバディを組むが、カンタローの動画で動揺。
猿橋園子(どの子)新木優子週刊アポロ記者友達の中心にいる自分いじめの被害者。犯行を否定し、キングと真相を追う。羽立を説得し立ち直らせる。
小山隆弘(ターボー)森本慎太郎アプリ開発会社CEO宇宙飛行士になる黒塗り6人。キングの親友。3話で助かり、羽立の説得に協力。
桜井幹太(カンタロー)工藤阿須加居酒屋店主消防士黒塗り6人。2話の火災で意識不明後、回復するが、4話で焼死。
羽立太輔(ちょんまげ)森優作ニート侍の絵黒塗り6人。5人目の標的と目される。ひきこもり生活を送っていた。
中島笑美(ニコちゃん)松井玲奈ホステスアイドル黒塗り6人。2話でトラックに撥ねられ死亡。
武田敏生(貧ちゃん)水川かたまり薬剤師空を飛ぶ黒塗り6人。1話で転落死。
大谷典代(先生)赤間麻里子鷹里小学校校長元6年1組担任。カンタローの病院に現れるなど怪しい動き。
小林紗季(委員長)藤間爽子公務員政治家になる黒塗り6人ではないが、同窓会参加者。キングに未練?卒アルを所持。
今國一成戸塚純貴スナック店主ターゲットたちが集まる店のマスター。7人目の同級生説で急浮上。
宇都見啓木村昴警視庁捜査一課 刑事イマクニの常連客。4話で正体が判明し、怪しさ急上昇。
松井健秋谷郁甫週刊アポロ新人記者園子の後輩。園子のパネルを破壊するなど奇行が目立つ。

この相関図を見ると、いじめ加害者の6人(黒塗りメンバー)は次々と襲われていますが、その裏には、担任の先生、同級生ではないスナックの人間、会社の同僚、そしてまさかの刑事までが絡み合っていて、まさに誰一人信用できないノンストップミステリーだと実感します。

良いこと悪いこと(ドラマ)ネタバレ考察|犯人は?

■真犯人の詳細な考察:最有力は「忘れられた7人目の同級生」説!

4話の放送で、真犯人の考察は一気に核心に迫りました。
特に、キングとターボーの回想シーンで示された「7人目の同級生」の存在が、最大のキーポイントです。

1. 7人目の同級生=黒幕説

キングとターボーが遊んでいた過去の回想で、「遊戯王が2人、漫画が1人、ゲームが4人」だとすると、仲良しグループは6人ではなく7人だったのではないかという疑問が浮上しました。
そして、実際にその回想シーンの隅っこに、羽立の後ろに座っている誰かの手や足がハッキリと映り込んでいたことが、この7人目こそが事件の重大な伏線であることを示唆しています。

犯人の動機が、園子の復讐に見せかけているものの、実は「自分を忘れ去った者たちへの復讐」なのではないか、という考察が非常に有力です。

  • 有力候補:今國一成(イマクニ店主)
    • 7人目がスナックの店主・今國一成(戸塚純貴)ではないかという説は、かなり多くの人が指摘しています。
    • 高木たちは彼の家をたまり場にしていたが、影の薄い彼を友達扱いせず、彼の存在自体を忘れていた、という設定なら完璧に当てはまります。
    • 彼の店が高木たち同級生が集まる唯一の場所であり、情報収集が容易である点も怪しいですよね。
    • また、「森のくまさん」の替え歌にちなんで、イマクニを逆から読むと「ニクマ(イ)」となり、彼がクマさんの役割なのではないかという、遊び心あふれる考察も出ています。

2. 担任教師・大谷先生(現校長)協力者説

大谷先生は、カンタローが拉致される直前に病院を訪れており、その行動はかなり不審です。
また、夜の校舎でスコップを引きずる姿も目撃されており、これはタイムカプセルを掘り起こして細工をしたり、犯行に利用する道具を用意したりしていた可能性を強く示唆しています。

しかし、カンタローの焼殺や男性の転落死など、単独での実行には無理がある犯行が多いことから、大谷先生は、真犯人に弱みを握られて協力させられている、あるいは犯行の道具立てや情報を提供する役割を担っている可能性が高いと私は考えています。

3. 宇都見啓(刑事)黒幕/共犯説

イマクニの常連客が刑事だと判明したことで、宇都見啓(木村昴)の怪しさは一気に跳ね上がりました。
彼は「しがない公務員」と正体を隠し、高木たちの動向を把握していました。

警察内部にいながら、これまでの事件を「ただの事故」として処理しようと捜査にブレーキをかけていたのは彼かもしれません。
彼がもし7人目の同級生であり、警察の情報を悪用して犯行を進めているとしたら、キングたちの運命はさらに絶望的になりますよね。

4. 後輩記者・松井健のストーカー/復讐代行説

松井健(秋谷郁甫)の園子への執着と憎しみの描写は、4話の隠れた衝撃でした。
彼は園子に好意を寄せるストーカーであるか、あるいは園子の記事のせいで家族が不幸になったなど、園子に恨みを持つ別の被害者の可能性も考えられます。

しかし、替え歌の順番や夢の見立てを知るには同級生でなければ難しいことから、彼が真犯人ではなく、園子を陥れるための実行役、または真犯人に利用されている人物である可能性が高いでしょう。

どの説も捨てがたいですが、4話で鮮明に描写された「7人目の手」と、キングの「もう一人誰だ?」という言葉は、物語の核心が「忘れ去られた存在」にあることを強く示唆していると思います。

良いこと悪いこと(ドラマ)|この作品のテーマ

■善と悪の境界線、そして「無自覚の罪」

「良いこと悪いこと」というタイトルが示す通り、このドラマが私たちに問いかけているのは、「善と悪の境界線」の曖昧さ、そして「いじめ」がもたらす根深い影響に他なりません。

1. 加害者側の「無自覚」という業

主人公の高木(キング)やターボーは、小学生時代に園子にしたひどい仕打ちを、大人になって「昔のこと」として都合よく忘れています。
特に4話で、キングが羽立に「あいつ(ちょんまげ)は楽しくなかったのかな?」と言うシーンは、自分たちが羽立に宿題を押し付けていたという加害者側の無自覚さを象徴していて、本当にイライラさせられましたよね。

彼らにとっての「悪いこと」は、時間が経てば消える”記憶”に過ぎませんが、被害者である園子や羽立にとっては、人生を規定するほどの「一生消えない傷」として残っています。
この、加害者側の曖昧な罪悪感と、被害者側の重い怨念の対比こそが、このドラマの最も重厚なテーマです。

2. 復讐の連鎖と「自分を変える」ということ

園子は、当初こそ復讐を否定し、いじめを利用する真犯人を許さないとキングとバディを組みますが、内心では武田の死を「嬉しい」と感じてしまうなど、彼女自身もまた、善悪の境界線で葛藤しています。
4話での、羽立の部屋を掃除した後にわざとゴミを撒き散らすという行為は、単なる説教ではなく、いじめられた過去を乗り越え「私は努力した」という彼女自身の強い自己肯定のメッセージを、羽立という鏡を通して確認していたようにも見えます。

「自分以外のいったい誰が自分を変えられるんですか」という園子の言葉は、復讐に人生を支配されるのではなく、過去の傷を乗り越えて自力で前に進むことの重要性を訴えているのではないでしょうか。

3. ノスタルジーとホラーの融合

主題歌にポルノグラフィティの「アゲハ蝶」が使われていること、そして犯行の予告に平成初期の遊び歌「森のくまさん」の替え歌が使われていることは、このドラマのテーマを深める上で非常に重要です。
私たち30代にとっては「エモい」と感じる懐かしい文化が、連続殺人の残酷な見立てに使われることで、無邪気な過去と血生臭い現在のコントラストが際立ち、作品のホラー要素を倍増させています。

この「ノスタルジーの破壊」こそが、この考察ミステリーのスリルを生み出している最大の魅力だと感じています。

まとめ

謎が謎を呼ぶ展開で、毎週土曜の夜9時が待ち遠しくてたまりませんね!
カンタローの悲惨な死を経て、この復讐の連鎖がどこへ向かうのか、そして「7人目の同級生」の正体が明らかになった時、私たちはどのような真実を突きつけられるのでしょうか。

まるで、私たちの心の中のタイムカプセルを無理やり開けられ、忘れたい過去と向き合わされているような、ヒリヒリとした感覚がたまらないですね。
私も引き続き、皆さんと一緒に真相を追いかけていきたいと思います!

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