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【ほん怖】右肩の女ネタバレwiki|最後の結末、意味を考察!怖さは怖い?

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『ほんとにあった怖い話』シリーズは、夏の夜に背筋がゾクゾクする体験を届けてくれる、本当にかけがえのない存在ですよね。

特に「右肩の女」は、見るたびに色々な感情が湧き上がってくる、私にとって忘れられない一本です。

今回は、この作品の結末が持つ意味や、他の「ほん怖」作品と比べてどこが特に怖かったのか、じっくり語らせてくださいね。

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【ほん怖】右肩の女ネタバレwiki|あらすじ

ある日、付き合っている彼女から霊が憑いていると言われた利也(岡田)。彼女の真美(蓮佛)がお祓いまでしてくれたのだが、状況は悪化するばかりで、ついに利也の命を脅かすほどになってしまう……。

【ほん怖】右肩の女ネタバレ|最後の結末、意味を考察

「右肩の女」衝撃のラスト、その意味を深掘り!

岡田将生さん演じる利也くんが、恋人の真美ちゃん(蓮佛美沙子さん)との別れに悩む中で体験する怪異。

最初はただの霊に取り憑かれた話かと思いきや、まさか「右肩の女」の正体が真美ちゃんの生き霊だったなんて、初めて見た時は本当に驚きと衝撃が走りましたよね。

霊媒師さんの「生き霊は本人が自覚していないことが多い」という言葉が、この物語の核心を突いていて、ぐさっと胸に響きました。

真美ちゃんは、利也くんの気持ちが離れていくのを無意識に感じ取って、「別れたくない」という強い執着心や悲しい気持ちが形になって、彼に取り憑いてしまったんですね。

物語の終盤、利也くんがはっきりと別れを告げた後、真美ちゃんから届くあのメールが、もう本当に切なくて……。

「子どもの頃に気に入って着ていた赤と青のワンピースを見つけた」という告白と共に、「あの女、私だったのかも」と、自らの生霊を認めるんですよね。

このラストは、ただ単にホラーで終わらせるのではなく、恋愛における「愛が重すぎる」という側面や、執着心がもたらす悲劇を描いているように感じて、胸が締め付けられました。

利也くんが無事に生きていることが示唆されたのは、視聴者としてはホッとするところですが、真美ちゃんのその後を思うと、なんとも言えない切なさが残ります。

愛ゆえの恐ろしさ、そしてその代償を、彼女自身が背負っていくことになったのかと、色々と考えさせられました。

【ほん怖】右肩の女|怖さは怖い?怖くない?

「ほん怖」他作品と比べてどう?「右肩の女」の怖さの評価

「ほん怖」の作品には色々な怖さのタイプがありますが、「右肩の女」はまさに「人間が一番怖い」というテーマを深く描いた傑作だと私は思っています。

佐藤健さん主演の「顔の道」のような、突然の恐怖や視覚的なインパクトで心臓を鷲掴みにされるような怖さとは少し違いますよね。

「顔の道」は、突然現れる笑顔の女の頭や、車体についた無数の手形といったジャンプスケアや、どこまでも続く「顔の道」の異様さが、まさにトラウマ級の恐怖でした。

あんな光景を目の当たりにしたら、心底震え上がってしまいますよね。

一方で、「右肩の女」は、霊の正体が恋人の生き霊だったという点に、心理的な怖さが詰まっています。

綾瀬はるかさん主演の「怨みの代償」も、職場の人間関係における嫉妬や恨みがテーマで、「呪いは自分に返ってくる」という因果応報が描かれていましたが、「右肩の女」はそれが恋愛という、もっと個人的で親密な関係の中で起こるという点が独特でした。

特に蓮佛美沙子さん演じる真美ちゃんの演技は本当に素晴らしくて、SNSでも「重い女」「メンヘラ風」と話題になっていましたよね。

彼女の、利也くんを繋ぎ止めたいがゆえの必死さや、無意識のうちに霊を飛ばしてしまうほどの執着心が、怖いけれどどこかリアルで、「こういう人、いるかもしれない」と思わせてしまう説得力がありました。

お札が効かない理由が「生霊だから」というのも、納得感があってゾッとしましたし、真美ちゃんの言動が「どこまでが嘘で、どこからが生霊の仕業だったのか」という曖昧さが、見る者の想像力をかき立て、静かながらもじわじわと迫りくる恐怖を生み出していました。

コミカルな演出が散りばめられているのも、この作品の面白いところで、「ほん怖じゃあるまいし」なんていうメタ発言には思わずクスッとさせられました。

このユーモアがあるからこそ、逆に人間関係のしんどさや、愛の執着の重さが際立って、ただ暗いだけの作品にならず、独特の余韻を残す名作になっていると感じました。

最後にまとめ

「右肩の女」は、幽霊そのものよりも、人間の心の奥底に潜む感情の怖さ、そしてそれが引き起こす現実の異変に焦点を当てた、本当に考えさせられる「ほん怖」らしい傑作だったと、心からそう思います。

皆さんは「右肩の女」、どんな風に感じましたか?

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