朝ドラファンの皆さん、今日の放送も本当に胸が熱くなる素晴らしい展開でしたね。
大人キャストへとバトンタッチした『ブラッサム』第6話ですが、まさに期待を遥かに超える新章の幕開けとなりました。
16歳になった珠ちゃんの凛とした佇まいや、少女たちが言葉の力で自分の人生を切り開こうとする情熱に、思わず画面に見入ってしまいました。
今回は第6話の魅力を余すことなく振り返りながら、今後の怒涛の展開についてもじっくり考察していきたいと思います。
ブラッサム(朝ドラ)6話までの振り返り
■朝ドラ『ブラッサム』第1週のおさらい!幼少期編の感動と父との葛藤
物語の始まりは明治41年の山口県岩国で、幼い葉野珠ちゃんは4人きょうだいの長女として暮らしていました。
珠ちゃんの実の母親は幼い頃に亡くなっており、家には徹底的にしつけに厳しく働かない父の清治と、継母のリョウがいました。
父の清治は本家の造り酒屋から毎月給金をもらって暮らしており、働かずに馬に乗ったり大好きなカナリアを可愛がったりと、好き勝手な放蕩生活を送る困った父親でした。
しかし継母のリョウは、血の繋がらない珠ちゃんのことを「珠様」と呼び、実の子と変わらない深い愛情で包み込んでくれていました。
小学校の宿題で「父について」の作文を書くことになった珠ちゃんは、厳格な父の顔と蔵の中で見せる意外な表情を描き、見事に父を感心させました。
その後、清治が大切にしていたカナリアが逃げ出してしまう大騒動が起き、激怒した清治から逃れるためリョウが実家へ帰ってしまう事件が発生します。
珠ちゃんは必死に近所を探し回り、最後は締め切られたリョウの実家の戸の前で、大好きな母への切ない思いを爆発させて連れ戻しました。
そんな家族の愛憎と試練を乗り越えた第1週を経て、物語はいよいよ大正時代へと一気に時間を進めることになります。
ブラッサム(朝ドラ)6話ネタバレあらすじ
■第6話のストーリーネタバレ!16歳の珠と同人誌への第一歩
大正2年の春、16歳になった珠は高等女学校の4年生となり、いよいよ石橋静河さん演じる大人の姿で本格登場しました。
当時の女学校では「良妻賢母」を育成するための教育が徹底されており、卒業後は良家の妻として家庭に入ることが当然とされていました。
実家の商店を手伝う親友の梅は、女学校に通う珠のことを羨ましがりながらも、早くお嫁さんになりたいと笑顔で語ります。
一方で、珠や同級生の角田忍たちは、女性の生き方があらかじめ決めつけられている世の中の風潮に対して、どうしても割り切れない疑問を抱いていました。
図書室で借りた小説を読みながら過ごす珠たちでしたが、クラスメイトの結婚が決まっていく中、忍の元にも親が勝手に決めた縁談の話が舞い込みます。
自分の人生なのに親にすべてを決められてしまう不条理に忍は強く反発し、愛読する文芸誌『青鞜』にある平塚らいてうの有名な言葉を力強く読み上げました。
「原始、女性は実に太陽であった」という言葉に深く心を揺さぶられた少女たちは、黙って決められた運命に従うのではなく、自分たちの意思を表現する場を作ろうと立ち上がります。
忍はみんなの秘めた思いをまとめる「同人誌」の制作を提案し、与謝野晶子を愛する稲子やタエ、そして一番の文芸少女である珠に執筆を呼びかけました。
「珠、あんたなら書ける」という忍の熱い言葉と強い眼差しに背中を押された珠は、自分の中にある創作への欲求をはっきりと自覚します。
相変わらず働かずに威圧感を放つ父・清治の目を盗み、珠は夜深くに行灯の明かりを小さく灯しながら、初めて自分自身の物語を原稿用紙に走り書き始めました。
部屋を訪れた継母のリョウは、友達と本を作るという珠の思いを優しく受け止め、完成したら読ませてほしいと温かい言葉をかけて眠りにつくのでした。
ブラッサム(朝ドラ)6話ネタバレ感想
■第6話のリアル感想!石橋静河の存在感と少女たちの眩しい熱量
今回の第6話を見て真っ先に感じたのは、ヒロインを演じる石橋静河さんの息をのむような美しい佇まいと凛とした強い目力でした。
子役の村上蘭ちゃんが見せてくれた健気で勇敢な珠ちゃんの面影をしっかり残しつつ、大正ロマンの風を感じさせる女学生姿が見事にハマっていました。
特に印象的だったのは、親に決められた縁談に怒りを燃やす木竜麻生さん演じる忍と、それに共感する珠ちゃんたちの図書室でのやり取りです。
平塚らいてうの言葉を朗読するシーンの熱量は素晴らしく、時代に抑圧された少女たちが自分たちの「声」を持とうとする瞬間の眩しさに胸が熱くなりました。
また、松本穂香さん演じる幼馴染の梅ちゃんとの対比も実に味わい深く描かれていたと感じます。
素直に当時の「良妻賢母」という幸せを受け入れようとする梅ちゃんと、自分の意思で生きようと足掻く珠ちゃんたちの姿は、どちらが正しいということではなく、当時の女性たちの置かれたリアルな多様性を映し出していました。
そして何と言っても、渡部篤郎さん演じる父・清治の圧倒的な威圧感は相変わらずで、画面越しにもハラハラする緊張感がありました。
家の中で本を読むことすら許されない閉塞感があるからこそ、夜中に行灯の小さな光を頼りに原稿用紙に向かう珠ちゃんの姿が、より一層健気で美しく引き立っていたと思います。
否定せずにそっと見守ってくれるリョウさんの存在が家庭内の唯一の救いであり、創作という翼を得た珠ちゃんの瞳に宿る光に心が震えました。
ブラッサム(朝ドラ)6話からどうなる?
■次回以降の展開を徹底考察!『父からの、解放』が意味するもの
さて、ここからは気になる次回第7話以降の展開について、じっくり考察していきたいと思います。
次回の第7話では、珠たちが持ち寄った作品が一冊の同人誌『黎明』としてついに完成し、女学校の同級生たちの間で大評判を呼ぶことになります。
珠はロシア文学の金字塔である『イワンの馬鹿』の主人公を女性に置き換えた革新的な小説を書き上げるようですが、この評判が思わぬ波紋を広げていくことは間違いありません。
良妻賢母を教育方針とする女学校において、女性の自立や自由を主張する『黎明』の存在は、大人たちや学校側から危険視される可能性が非常に高いと考えられます。
さらに、家庭内でも大きな嵐が吹き荒れる予感が漂っています。
相変わらず働かずに遊興に耽る父・清治に対して、本家の葉野酒造から「これ以上は金を出せない」という厳しい最終通告が突きつけられることになります。
生活の糧を失いかねない危機に直面した清治は怒りをあらわにして本家へ乗り込みますが、この金銭的困窮が珠ちゃんの運命を大きく狂わせるきっかけになるのではないでしょうか。
今週のサブタイトルが『父からの、解放』となっていることを考えると、清治は手っ取り早く家計を助けたり珠を抑えつけたりするために、身内である従兄との縁談を強引にまとめてくると予想されます。
親の決定に従うしかないと一度は自分を押し殺そうとする珠ちゃんと、「父親に歯向かえないだけだ」と激しく叱責する忍との友情の亀裂も心配なポイントです。
しかし、どれほど理不尽な圧力がかかろうとも、一度物語を書く喜びを知った珠ちゃんが、そのまま古い価値観に押し潰されることはあり得ません。
かつて幼少期に蔵の暗闇の中で本の世界に救われたように、珠ちゃんは自らのペンと意思によって、絶対的な支配者である父・清治の呪縛を打ち破っていくはずです。
家庭という閉ざされた世界から飛び出し、一人の自立した女性・作家として歩み始めるための「本当の解放」がどのように描かれるのか、一時も目が離せません。
まとめ
■由を求めて咲き誇る珠の物語から目が離せない
第6話は、少女たちが時代という大きな壁に小さな拳を突き上げ、自らの表現を手に入れた記念すべき回となりました。
石橋静河さんをはじめとする素晴らしいキャスト陣の演技と、丁寧で温かい脚本が噛み合い、朝から素晴らしいパワーをもらえましたね。
良妻賢母という決められた型にはまることを拒み、自分の言葉で世界を描き始めた珠ちゃんの挑戦は、現代を生きる私たちの心にも深く刺さるものがあります。
これから訪れるであろう父との対立や縁談の試練を、珠ちゃんがどのように乗り越えて「自分だけの花」を咲かせていくのか、期待しかありません。
明日の第7話で同人誌『黎明』が巻き起こす大騒動と、怒涛のドラマ展開をみんなでしっかり見届けましょう。
