戦乱の嵐が吹き荒れる「キングダム」の世界で、唯一のオアシスとも言える存在なのが、秦王・?政の傍らに寄り添う宮女、 向(こう) ですよね。
私も30代の独身男性として、彼女の健気で一途な姿を見るたびに、殺伐とした戦記物の中でふっと心が温まるのを感じてしまいます。
今回は、多くのファンから愛される「こうちゃん」について、彼女のプロフィールから驚きの真実までを徹底的に深掘りしていきたいと思います。
キングダム|向とは?
■向(こう)のプロフィール:地味で「普通」な彼女が選ばれた理由
向はもともと、田舎の零細商人の娘という非常に 庶民的な出自 を持っています。
豪華絢爛な後宮には数千人もの絶世の美女が集められていますが、その中で彼女は決して目立つタイプではなく、むしろ地味で気弱な女の子として描かれました。
しかし、その「普通さ」こそが、孤独な王である政にとっての最大の救いになったのだと思うと、キャラクター設定の妙を感じずにはいられません。
彼女の親友である陽ちゃんとの友情もまた、宮中での過酷な生活を支える大切な要素になっていますね。
武力や知略が飛び交うこの物語において、彼女はまさに「戦わないヒロイン」として、私たち読者の目線に近い場所で物語を支えてくれています。
キングダム|向は史実で実在?
■向は実在するの?歴史の空白に隠された真実
気になる史実との関係ですが、結論から言うと 向は実在の人物ではありません 。
歴史書である「史記」には、始皇帝の后たちの名前や詳細はほとんど記録されておらず、向は原泰久先生が生み出した 完全なオリジナルキャラクター なんです。
ただ、政に子供がいたことは確かなので、歴史の空白を埋める「名もなき母」の象徴として彼女が誕生したのだと考えると、物語に深みが増しますよね。
始皇帝には数千人の妾がいたとされていますが、その一人ひとりに物語があったかもしれないと想像を膨らませるのも、歴史漫画の醍醐味だと言えるでしょう。
キングダム|向と政の出会い・結婚
■政(嬴政)との運命的な出会い:夜伽から始まった絆
二人の出会いは、王の世継ぎを残すための「 伽(とぎ) 」の時間でした。
当初、政は多忙な公務の合間に読書の時間を作るため、緊張で固まって静かにしている向を都合の良い相手として呼んでいただけだったというから、驚きです。
ですが、ある夜、先に眠ってしまった彼女に政がそっと布団を掛けてあげた優しさがきっかけで、二人の心は急接近することになります。
向が「お心の伽をさせて頂きたい」と申し出たシーンは、形式的な関係を超えた 魂の結びつき を感じさせて、個人的にも大好きな名場面です。
決して見返りを求めず、ただ政の力になりたいと願う彼女の純粋さは、冷徹な王としての仮面を被らざるを得ない政にとって、唯一の安らぎになったはずです。
キングダム|向と政の子供は?
■二人の愛の証:娘・麗(れい)の誕生と家族の形
そんな二人の間には、待望の第一子となる女の子、 麗(れい) が誕生しています。
麗は母親似の優しい顔立ちながら、成長するにつれて政譲りの意志の強さも見せるようになり、信からもその気の強さを評されていましたね。
ちなみに、作中では向より先に別の宮女が懐妊していたことが語られており、それが後の太子となる 扶蘇(ふそ) であると考えられます。
麗自身も史実には登場しないオリジナルキャラですが、血の繋がらない兄である扶蘇との関係が今後どう描かれるのか、非常に興味深いポイントです。
過酷な時代に生まれた小さな命が、政の目指す「光」の象徴として健やかに育ってほしいと、親戚のおじさんのような気持ちで応援してしまいます。
キングダム|向は刺される?死亡?
■向が刺される衝撃展開!その後の生死はどうなった?
ネット上でよく検索されている「向の死亡説」ですが、これは彼女が過去に 命を狙われた衝撃的なエピソード から来ているようです。
向は、政の母である太后と呂不韋の密会を偶然目撃してしまい、それを政に伝えようとした際に宦官に深く刺されてしまいました。
刺されながらも、自分の血を服で拭き取って証拠を隠し、瀕死の状態で政に情報を届けた彼女の精神力には、私も読みながら拳を握りしめてしまいました。
ですが、安心してください。 向は現在も元気に生存しています 。
この絶体絶命のピンチを乗り越えたことで、彼女は単なる守られる存在から、政と共に戦う「同志」へと進化したのだと感じます。
まとめ
■向という女性がキングダムに与える輝き
まとめると、向は史実にはいないけれど、政という一人の人間の「心」を支えるために、なくてはならない 最高級のヒロイン です。
たとえ武勇がなくても、愛する人のために命を懸けるその強さは、戦場で矛を振るう武将たちに負けないほど輝いています。
実写映画シリーズの最新作でも、向を演じる蒔田彩珠さんの演技が「イメージ通り」だと大きな話題になっていますね。
これからも政、そして娘の麗と一緒に、戦乱の世の果てにある「平和な中華」を見届けてほしいと心から願っています。
