X DMのチェックマーク完全攻略！「Chat」化で変わった「既読」の真実と設定術
最近X（旧Twitter）のDMを開いたら、「チャット」という見慣れない画面に切り替わって戸惑った人も多いんじゃないでしょうか？
実はこれ、Xがメッセージ機能を根本から作り替えた超大型アップデート「X Chat」の影響なんです,,。
セキュリティが爆上がりしたのは嬉しいけど、今まで当たり前だった「チェックマーク」の見た目や意味が変わって、「あれ、これって既読？」って混乱しますよね。
僕自身、情報収集オタクとしてこの変更を深く掘り下げてみました。
ここでは、最新のX Chatにおけるチェックマークの全種類と、「既読無視」を回避するための賢い設定方法を、分かりやすく解説していきます！
XのDMチェックマークの意味｜既読/送信中/送信済み(配信済み)
■ステータスが一目でわかる！チェックマークの種類と意味
XのDM（現在はChat）におけるチェックマーク（ステータスインジケーター）は、メッセージのライフサイクル、つまり「送信中」「届いた」「読まれた」の3段階を視覚的に示しています。
メッセージアプリではおなじみの機能ですが、X特有の表示を確認していきましょう。
送信中/保留中：空の円
まず、あなたがメッセージを送信した直後、タイムスタンプの近くに「空の円」または「回転する円」がグレースケールで表示されることがあります,。
これは、メッセージが送信処理の最中にあるか、一時的に保留されている状態を意味します。
電波が悪い状況やオフライン状態で送信した際に発生しやすく、「送信保留」としてアプリ内にキューイングされます,。
僕も急いでDMを送ったのにこのマークがなかなか消えないと、「ちゃんと届くか…？」と少し不安になりますが、ネットワークが回復すれば自動的に次のステップに進むので安心してください,。
配信済み：ライトブルーのチェック
メッセージがXのサーバーに正常に送信され、相手のデバイスに無事配信されたことを示すのが、円の中にチェックマークの輪郭だけが表示されるライトブルーのアイコンです,。
これは「配信済み（Delivered）」を意味し、相手がアプリを開いていなくてもメッセージは届いています。
このマークが出ていれば、あなたがすべき送信作業は完了したということになりますね。
2025年11月の暗号化アップデート以降、この配信確認機能自体は強化されているそうです。
既読：塗りつぶされたチェックマーク
そして、皆さんが最も気にするであろう、「相手がメッセージを読んだ」ことを示すのが、円の中が白や濃い色で塗りつぶされたチェックマークです,。
このマークは「既読レシート（Read Receipts）」という機能に基づいており、相手がDMスレッドを開いてメッセージをスクロールしたりタップしたりした時点で発動します。
特に好きな相手からの連絡を待つとき、このチェックマークがつくかどうかに全てをかけている人もいるんじゃないでしょうか（僕も経験あります）。
ユーザーからの報告では、「ライトブルーが配信」「白い塗りつぶしが既読」という説明で統一されているようです。
XのDMチェックマーク｜既読レシートの設定と制御
■既読レシートの設定と制御：既読をつけない方法
「メッセージは受け取ったけど、すぐに返信できないから既読をつけたくない」という状況、SNSでは日常茶飯事ですよね。
Xでは、この既読マークの表示をプライバシーのためにコントロールする設定が用意されています。
既読機能をオフにする具体的な手順
既読マークの表示を無効化する手順はシンプルです。
この機能は「既読レシートを表示」という設定に依存しており、デフォルトではオンになっています。
- Xアプリを開き、プロフィールアイコンをタップする。
- 「設定とプライバシー」へ移動し、「プライバシーと安全性」を選択する。
- 「ダイレクトメッセージ」の項目にある「既読レシートを表示」をオフにする。
既読オフ時の影響と心構え
この設定をオフにすることで、あなたが送ったメッセージは、相手が読んでも「配信済み」のライトブルーのマークで止まったままになります。
これで「既読無視」のプレッシャーから解放されますね。
ただし、この設定は自分にも適用されるという点に注意が必要です。
あなたが既読レシートをオフにした場合、相手が送ってきたメッセージを読んでも、あなたからは相手の既読状況を確認できなくなります,。
相手のプライバシーを尊重する代わりに、自分も既読ステータスを知る権利を放棄するという、公平なトレードオフだと理解しておきましょう。
もし、どうしても既読をつけずにメッセージの内容を「チラ見」したい場合は、アプリの通知機能で読むか、Web版（PCブラウザ）で確認するのが、昔から言われる古典的な回避策です。
XグループDMでのチェックマークの特殊な挙動
グループチャット（X Chatでは最大256人まで対応可能）におけるチェックマークの挙動は、個人チャットと少し異なります。
まず、グループメッセージも、新しいChat機能の導入により暗号化が可能になりました,。
あなたがグループにメッセージを送った場合、既読マークは送信者であるあなたに対して個々の参加者の状況を反映して表示されます。
しかし、残念ながら、参加者全員の既読状況を一覧で一括確認する機能は提供されていません。
既読レシートがオンであれば、参加者全員の既読ステータスは共有されますが、全員にメッセージが配信されたことが確認できる一方で、誰が読んで誰が読んでいないのかを一人ずつ追うことになります,。
新しいChat機能では、グループの管理（メンバー追加や名前変更など）に一部制限がかかり、新規で暗号化チャットを作成する必要があるなど、グループ機能に関してはまだ使いづらさが指摘されています。
XのDMチャット｜注意点
■最新のユーザー報告とセキュリティ上の注意点
2025年11月頃からDM機能が「Chat」に移行したことで、多くのユーザーが混乱を報告しています,。
この新機能はセキュリティが大幅に向上した一方で、いくつかの注意すべき点があります。
突然のパスコード要求と履歴消失リスク
DMを開いた途端、4桁のPINコード（パスコード）設定を求められたという人が続出しています,。
これは、新しい「Chat」が採用しているエンドツーエンド暗号化（E2EE）において、あなたの秘密鍵を保護するために必要なステップなんです,,。
このパスコードを忘れてしまうと、暗号化された過去の会話履歴を回復できなくなる可能性があるため、絶対に忘れないように厳重に管理することが重要です,,。
パスコード設定を求められたからといって有料になるわけではありませんので、安心して設定してください,。
暗号化の限界：メタデータと攻撃リスク
X Chatはメッセージ内容をE2EEで保護していますが、すべての情報が暗号化されるわけではない、という点を知っておくべきです。
「誰が」「いつ」「誰に」メッセージを送受信したか、といった関連するメタデータ（付随情報）は暗号化されず、X側に記録されます,,,。
さらに、Xは、現在の暗号化実装が「中間者攻撃（man-in-the-middle attacks）」に対する保護を備えていないことを公表しています,,。
これはつまり、もし悪意のある内部関係者や、法的な要請を受けたX自身が会話にアクセスした場合でも、ユーザー側がその事実を知る術がないという、セキュリティ上の重要な制限を示しています,,,。
高いセキュリティを提供しているのは事実ですが、過信は禁物だ、というのが僕の正直な感想です。
暗号化チャットは「報告」ができない
セキュリティが高まったことのトレードオフとして、暗号化されたメッセージの内容をXに直接報告することはできません,。
メッセージの内容が暗号化されてX側でも閲覧不能なためです。
もしチャットで問題が発生した場合は、メッセージそのものではなく、当該アカウント自体を報告することが推奨されています,。
これはハラスメント対策という点では、旧DMより不便になったと言えるかもしれません。
まとめ
■進化するXメッセージ機能を賢く使いこなそう
Xのメッセージ機能は、従来のDMから「Chat」という、より安全で多機能なプラットフォームへと大きく変貌しました。
チェックマークの表示ルールを理解し、既読レシートを自分のプライバシー保護のために活用するのは、現代のSNS利用者の必須スキルです。
特に、新しいChat機能はE2EEという強固なセキュリティを持ち、将来的には決済機能「X Money」との統合など、さらなる進化を目指していますが,、まだ開発途上であり、中間者攻撃のリスクなど、技術的な限界も存在します,。
まるで、最新型のセキュリティシステムを搭載した新車に乗っている気分ですが、運転席にはまだいくつかの未完成なスイッチが残っているような状態です。
この変革期を乗り切るには、基本のチェックマークの意味を忘れずに、機密性の高い情報はE2EEの限界も理解した上でやり取りする、という心構えが大切になってきますね。
