今、Google検索で急上昇している熱い人物といえば、間違いなく「階段王」ことステアクライマーの渡辺良治(わたなべりょうじ)選手ですよね。
テレビ番組『クレイジージャーニー』や『激レアさんを連れてきた。』にも出演されて、その規格外の挑戦が大きな話題になっていますが、「そもそも階段マラソンって何?」「渡辺選手ってどんな人?」って気になっている人も多いはず。
今回は、その驚異的なキャリアを徹底解剖していきます!
挫折を乗り越え、40歳を目前に世界の頂点に立った男の生き様から、僕たちも勇気をもらえること間違いなしです!
渡辺良治wikiプロフィール|年齢・身長は?
■ステアクライマー(階段王)渡辺良治ってどんな人?
まずは渡辺選手の基本プロフィールから深掘りしていきましょう。
渡辺良治選手は1984年2月8日生まれで、東京都大田区の出身です。
現在の所属は、階段の設計・製造を専門とする「株式会社横森製作所」で、実業団アスリートとして活躍されています。
僕と同世代か少し上くらいですが、子どもの頃から「何かで世界一になりたい」という途方もない夢を追い続けてきたんですね。
その夢を叶えるために辿り着いたのが、超高層ビルの非常階段を一気に駆け上がる「ステアクライミング(階段マラソン)」という都市型スポーツです。
趣味がランニングとデカ盛りというのも、世界の階段王らしいパワフルな一面で、親近感が湧いてきますね!
渡辺良治|経歴と世界ランキング
渡辺選手の競技人生を語る上で欠かせないのが、数々の挫折と転機です。
実は、子どもの頃は肥満体型だったそうですが、そこから野球、卓球、さらには大学卒業後にプロボクサーを目指すなど、色々なスポーツに挑戦されています。
しかし、残念ながらボクシングではプロテストに合格できず、夢半ばで断念するという悔しい経験もされています。
その後、体型維持のために始めたランニングから山岳マラソンであるトレイルランニングの世界へ。
ここで「登り続けること」に自分の強みを見出し、スカイランニングの日本代表に選ばれるまでになりますが、世界の壁に直面します。
運命が変わったのは2016年12月、32歳からの新たな挑戦としてステアクライミングに初挑戦した時です。
大阪のあべのハルカスで開催された世界大会で、なんといきなり3位入賞という快挙を達成します。
この瞬間、渡辺選手は「この競技なら世界一になれるかもしれない」と確信したそうです。
その後、国内外のレースで実績を積み重ね、2017年にはVWC(バーティカル・ワールド・サーキット)年間ランキングで3位を獲得。
2019年にはニューヨーク、ロンドン、北京といった世界主要大会で優勝を重ね、「階段王」として国際的な知名度を高めていきます。
そして、コロナ禍で大会が途絶えた2020年には、東京スカイツリーを舞台に「最も速い1マイル階段垂直登り(男性)」というギネス世界記録まで樹立しています。
東京スカイツリーを5往復し、9097段を1時間6分58秒で登り切ったなんて、想像を絶する過酷さですよね!
そして迎えた2023年11月、あべのハルカスで開催された世界選手権で、ついに悲願の初優勝を果たし、ワールドチャンピオンに輝きました。
さらに、翌2024年には年間ランキングでも世界1位という最高の栄誉を掴んでいます。
諦めずに努力を続けた結果が、40歳を目前にして世界の頂点に立ったという事実は、本当に胸が熱くなりますね!
渡辺良治|階段王の職業と仕事
世界のトップアスリートとして活躍する渡辺選手ですが、その裏側には壮絶な二足のわらじ時代がありました。
長く、渡辺選手は福祉施設職員としてフルタイムで勤務しながら、競技活動を続けていたんです。
夜勤もある福祉の仕事と、極限まで体を追い込む世界のレースへの挑戦を両立させるのは、想像以上に大変だったと思います。
しかし、2023年4月からは、かねてよりサポートを受けていた鉄骨階段専門メーカーの株式会社横森製作所に所属し、実業団アスリートとして競技に専念できる環境を整えられました。
階段を作る「日本一の階段屋」が、階段を駆け上がる「世界の階段王」を支えるなんて、最高のタッグですよね!
横森製作所に所属してからは、夜勤が解消され、在宅勤務も取り入れることで、トレーニング時間が大幅に確保できるようになったそうです。
この安定した環境こそが、2023年の世界選手権優勝や、2024年の世界ランキング1位獲得に繋がった大きな要因ではないでしょうか。
渡辺良治|妻と結婚・子供は?
僕と同じ未婚の読者の皆さんが一番気になるかもしれない、渡辺選手のプライベートについても調べてみました。
渡辺良治選手は既婚者で、一児の父です。
ご家族がいたからこそ、過酷な挑戦を乗り越えられたんだろうな、と勝手に感動しています。
奥さんは愛子さんというお名前のようで、渡辺選手より5歳年上という情報もありますね。
奥さん自身も階段競技の経験があり、競技の厳しさを理解してくれているため、渡辺選手が練習や遠征に集中できるように、食事や生活リズムの管理面で大きなサポートをされているそうです。
競技の苦しさを理解してくれるパートナーがいるというのは、アスリートにとって何にも代えがたい支えですよね。
お子さんは長男の陽希(はるき)くんで、2015年4月21日生まれです。
2025年12月現在で10歳、小学4年生くらいに成長されていますね。
陽希くんも父親の背中を見て、スイーツマラソンを完走したり、階段ダッシュに挑戦したりと、体力があるお子さんのようです。
いつか親子で階段レースに挑戦する姿が見られるかもしれませんし、僕も応援したい気持ちでいっぱいです!
家族との温かい時間は、渡辺選手が世界の舞台で限界に挑み続けるための、何よりのエネルギー源になっていることは間違いないでしょう。
渡辺良治|学歴(出身高校・大学)は?
渡辺選手の学生時代にも焦点を当ててみましょう。
渡辺選手は東京都大田区に生まれ、主に東京都青梅市で育ったことが知られています。
大学については駒沢大学に在籍していたという情報がありますが、公式情報ではないため真偽は不明です。
小学生時代は野球を、中学・高校では卓球に打ち込まれていましたが、全国レベルの活躍には至らず、この頃にも挫折を経験されています。
僕個人としては、具体的な学校名よりも、スポーツの才能がないと思い込みながらも、好きなことを突き詰めた先に道が開けるという、彼の生き方そのものに大きな価値を感じますね。
ボクシングでの挫折がなければ、階段競技の「登る力」に気づくこともなかったかもしれませんし、人生の回り道が、彼を「階段王」という唯一無二の存在にしたのだと思います。
まとめ
■諦めずに挑む真の階段王
渡辺良治選手は、幼少期のコンプレックスや、幾度もの挫折を乗り越えて、30代になってから自身の強みを見出し、世界の頂点にまで上り詰めた「真の階段王」です。
彼の強みは、トレーニング方法すら確立されていないステアクライミングにおいて、限界がきても全力を出し続ける「オールアウト」のスタイルを貫き通した、その驚異的な精神力にあります。
ゴールで倒れ込む姿は、まさに全力を出し尽くした証であり、彼の生き方そのものを象徴しているように感じます。
渡辺選手は「全力で立ち向かえば夢は叶うこと」を伝えること、そしてこの競技を広めることも今後の夢として掲げています。
僕たちも、年齢や環境を言い訳にせず、自分の「登るべき階段」を全力で駆け上がっていきたい、そう強く思わせてくれる最高のクレイジージャーニー(狂気の旅人)ですね!
今後の渡辺選手のさらなる挑戦と、階段競技の盛り上がりに期待しましょう!
それでは、また次の記事でお会いしましょう!
