いやー、2025年の早明戦、本当に痺れましたよね!
毎年この時期になると、国立競技場の熱気と緊張感がネットを通して伝わってきますが、今年の試合は結果だけでなく、「審判の笛」が大きな話題になってしまいました。
僕自身、ラグビーを愛する一人のファンとして、あの日のレフェリングについてはモヤモヤが残っていますが、皆さんが検索して辿り着いたということは、きっと同じ気持ちで真実を知りたいと思っているはずです。
今日は、あの熱戦の裏で起きていた「疑惑の判定」について、一つずつ丁寧に深掘りしていきましょう。
ラグビー早明戦2025概要
■2025年早明戦の概要と結果
2025年12月7日、ラグビーファンが待ち望んだ関東大学ラグビー対抗戦の伝統の一戦、「早明戦」が東京の国立競技場で開催されました。
この試合は、単なる伝統戦というだけでなく、共に5勝1敗で迎えた対抗戦の優勝決定戦という、まさに天王山でした。
国立競技場には、3万9084人もの大観衆が詰めかけ、その期待の大きさが伺えますよね。
結果は、明治大学が25-19で早稲田大学を下し、見事に5年ぶり19回目の対抗戦優勝を飾りました。
試合は前半早稲田が先行するも、後半に入って「逆転の明治」の真骨頂が発揮され、激しい攻防の末に終止符が打たれました。
特に、後半にはフランカーの最上太尊選手が2トライを奪う活躍を見せ、プレーヤー・オブ・ザ・マッチにも選ばれています。
明治にとってはFWのプライドを見せた、価値ある勝利だったと思います。
ラグビー早明戦2025審判(レフェリー)の判定が物議
■審判のレフェリング:問題点の全体像
熱狂的な試合の興奮とは裏腹に、試合後、ファンや関係者から集中砲火を浴びたのが審判のレフェリングです。
この日の主審は関谷氏(日本ラグビー協会所属のレフェリー)が務めましたが、不可解な判定が続き、「好試合を台無しにした」との声が相次ぐ事態となりました。
特に指摘されている大きな問題点は、判定の偏りやミスの多さ、そしてスクラムの不安定さです。
一部のファンは、明治側に不利な判定が目立っていたと感じており、明治が「審判含め16人相手によく頑張った」という声まで飛び出すほどでした。
また、スクラムがまともに組めずに組み直しやペナルティが頻発し、試合の流れが何度も阻害されてしまったのも、見ていてフラストレーションが溜まりましたよね。
プロリーグとは異なり、大学ラグビーではTMO(ビデオ判定)の導入が限定的であることが、結果的に判定の正確性を欠く原因の一つとなった可能性も指摘されています。
審判には公正さだけでなく、危険なプレーに対して厳格に対応し、試合を安全かつ円滑に進めるゲームコントロールの能力が求められますが、残念ながらこの試合ではその点に疑問符がついてしまったというのが、全体的なレフェリングの印象です。
ラグビー早明戦2025審判(レフェリー)の疑惑の判定
■具体的に疑惑となった判定事例
物議を醸した判定はいくつかありますが、特に得点に直結した重大なミス、そして選手の安全に関わる危険なプレーについて解説します。
幻のトライ:ノックフォワード判定
後半28分、明治が18-16とリードする勝負どころで起きたのが、FB古賀龍人選手による「幻のトライ」です。
古賀選手が相手陣に勢いよく走り込み、ボールを大きく前方に弾いた後、空中のボールを自ら捕ってグラウンディングしたプレーです。
これはトライかと思われましたが、主審の笛が鳴り、ノックフォワード(旧ノックオン)の判定でトライは認められませんでした。
TMO(ビデオ判定)は採用されておらず、直前のアドバンテージが適用される形となりましたが、SNS上では「地面に落ちる前にノッコンを取るのは早すぎる」と批判が沸騰しました。
結果的に明治は数分後に最上選手のトライでリードを広げましたが、この判定ミスは明治に7点相当の得点機会を喪失させたと推定されています。
危険な空中タックルへの対応
もう一つ、ラグビーファンから強い怒りを買ったのが、危険な空中タックルが流された一件です。
前半の15分頃、明治の選手がキック処理のためにジャンプして捕球した瞬間に、早稲田の選手が空中でタックルに入ったのですが、この非常に危険なプレーに対し、なんとカード(シンビン/イエローカード)が出されることはありませんでした。
空中でのタックルは、選手の頭部や脊髄を損傷させるリスクがあるため、国際基準では厳罰化されており、一発退場(レッドカード)も視野に入るほどの重大な反則です。
観戦していたファンからは「最低でもシンビンでしょ」「選手生命を脅かす」といった、審判の安全管理に対する疑問の声が上がっていました。
スクラムと密集での不可解な笛
スクラムや密集での判定基準も一貫性を欠いていたと指摘されています。
特に明治側に対しては、スクラムがまともに組める前からアーリーエンゲージを取られたり、コラプシングの判定が厳しすぎるとの声がありました。
NHKの中継では、解説者がスクラムの反則について聞かれて「分からないですね」と返答せざるを得ないほど、レフェリングが不可解だったようです。
さらに、「誰も倒れていないのにノットロールアウェイを取られた」というような、細かいながらも試合の流れを断ち切るペナルティも散見されました。
ラグビー早明戦2025審判(レフェリー)に選手・関係者の声とSNSの大論争
試合が終わっても、レフェリングに関する物議は収まりませんでした。
何よりも衝撃的だったのは、試合後の明治大学主将・平翔太選手のコメントです。
平主将は、幻のトライについてレフェリーに確認したところ、なんと「あれは『本当はトライだった』ということなので」と直接言われたことを明かしました。
主将がメディアに対して審判のミスジャッジを公言し、さらに審判自身がそれを認めていたという事実は、極めて異例です。
SNSでは、この主将の言葉を受けて議論が爆発的に広がり、「#早明戦」がトレンド入りするほどの騒ぎとなりました。
「審判ヤバすぎか」「判定が酷い。優勝を決める試合にふさわしいレフェリーではない」といった審判を批判する意見が圧倒的多数を占めました。
一方で、明治がこれだけ不利な笛の中で「我慢してよくやった」と、選手たちの精神力を称える声も多く見られました。
また、早稲田の選手も終盤に自分たちに不利なノックフォワード(ノックオン)判定を受けた際、「え?!」と露骨に不満を露わにしており、選手たちでさえレフェリーの基準に戸惑っていたことが分かります。
ベテランの解説者が中継で「審判の判定に疑問を呈する」こと自体が珍しい状況だったことも含め、多くのラグビーファンが、この日のレフェリングに対して不完全燃焼感を覚えたのは間違いないでしょう。
まとめ
■早明戦のレフェリングから考える未来
今回の早明戦は、明治大学の5年ぶりの優勝という素晴らしい結果を残しましたが、審判のミスが好ゲームに水を差してしまったという残念な側面もありました。
ラグビーというスポーツにおいて、レフェリーの判定は絶対ですが、それだけに、その判断の質と一貫性は選手の努力や一生に一度のチャンスを守る上で極めて重要です。
もし、あの幻のトライや危険なタックルへの対応が逆の結果につながっていたら、今回の騒動はただのSNSの炎上では済まなかったかもしれません。
今回の一件を教訓とし、今後、大学ラグビーの重要な試合、特に注目度の高い伝統戦においては、TMO(ビデオ判定)の常設化や、国際基準に合わせた審判教育の強化が喫緊の課題となるでしょう。
結局のところ、どんな厳しい判定や不利な状況に立たされても、自分たちのやるべきことに集中し、最後まで「前へ」と突き進んだ明治の選手たちの執念と精神力が、この勝利を呼び込んだのだと、僕は信じています。
早明戦を制した明治、そして敗れた早稲田も、この後、全国大学選手権で日本一を目指します。
選手たちが流した汗が、審判の笛一つで無駄になることがないよう、今後のレフェリングレベルの向上を心から期待したいですね。
僕たちファンも、引き続き熱い視線を送っていきましょう!
