PR

終末のワルキューレ|釈迦の勝敗・相手は零福!なぜ人間に裏切り?声優は?

スポンサーリンク
はるを アニメ・マンガ

ようこそ、ラグナロクの熱狂へ!

『終末のワルキューレ』のファンなら、誰もがその登場に度肝を抜かれたはずの異端児、釈迦(しゃか)

神側代表なのにまさかの人類側参戦、そしてあの圧倒的な強さ。
「天上天下唯我独尊男」の哲学と、彼の闘いの裏側に隠された真実を知りたくなったら、もう検索せずにはいられませんよね。

今回は、この物語の核心を握るキーパーソン、釈迦のすべてを、彼の魅力と私の個人的な推しポイントを交えながら、徹底的に深掘りしていきます!

終末のワルキューレ 26巻【特典イラスト付き】 (ゼノンコミックス)

終末のワルキューレ 26巻【特典イラスト付き】 (ゼノンコミックス)

アジチカ, 梅村真也, フクイタクミ
776円(12/18 09:54時点)
発売日: 2025/11/20
Amazonの情報を掲載しています
スポンサーリンク

終末のワルキューレ|釈迦とは?

■衝撃のキャラ設定:最強のドラ息子

彼の第一印象は、まさに「神らしくない」という言葉に尽きるでしょう。

釈迦は、仏教の開祖であるゴータマ・シッダールタ(仏陀)をモデルとした、元々は神側の闘士としてリストアップされていた存在です。

ですが、タンクトップにサンダル、ピアスにサングラス、そして常に棒付きキャンディー(ロリポップ)を手にしているという、まるで現代のカリスマ的ストリートファッションリーダーのようなユルい風貌。

その口調もフランクで、ゼウスやブリュンヒルデですら「?ちゃん」付けで呼ぶほどの自由奔放さです。

しかし、彼の持つ圧倒的な天上天下唯我独尊という信念。
これは「自分だけが偉い」という意味ではなく、「自分の生き方は誰にも決めさせない」という、究極の自由を貫く哲学の表れです。
ブリュンヒルデが彼を「史上最強の思春期」と評したのにも納得がいきますね。

神々に対しても、お菓子を絶対にあげようとしないという、どこまでも反骨精神に満ちた態度を貫いています。
あのゼウス相手にチョコバーを意地でも渡さずに全部自分で平らげたシーンは、最高にクールで大好きです。

終末のワルキューレ|釈迦の能力・戦闘スタイル

■規格外の強さ:未来視と変幻自在の六道棍

釈迦の強さは、単純なパワーやスピードを超越した、情報戦対応力にあります。
神々と人類を合わせても、彼は間違いなくトップクラスの「最強格」の一人だと断言できます。

未来を識る最強能力「正覚・阿頼耶識」

釈迦の最大の武器は、相手の未来の行動を「識る」ことができる特殊能力、「正覚・阿頼耶識(しょうがく・あらやしき)」です。

これは佐々木小次郎の「予測」とは異なり、相手が行動を起こす前の「魂のゆらぎ」を視ることで、数秒先の未来を完全に先読みするチート能力なんです。
相手からすれば、まるで自分の攻撃がスローモーションに見えるようなもので、回避やカウンターが完璧に成立します。

ただし、この最強の未来視にも唯一の弱点があります。それは「一筋の光なき魂は視ることができない」ということ。
魂が闇に覆われたり、全く輝きを持たない存在の未来は、釈迦でも識ることができません。
これが、後述する波旬戦での苦戦へと繋がっていきます。

感情に反応する神器「六道棍」

釈迦が携える神器は、戦乙女との神器錬成(ヴェルンド)によって生まれた「六道棍(ろくどうこん)」。

この武器がまた規格外で、釈迦の感情に応じて六つの形態に自在に変化する能力を持っています。
その形態変化は、仏教の「六道」に対応しており、戦況に応じて最適な武器を自動で繰り出します。

例えば、防御に特化した巨大な大楯の形態(七難即滅の楯) や、攻撃力に全振りした巨大な鎌(荒神の戦鎌)の形態まで存在します。
相手の行動を完璧に見切る能力と、あらゆる状況に対応できる変幻自在の武器。
この組み合わせが、釈迦を「最強」たらしめている秘密なんですよ。

終末のワルキューレ|釈迦なぜ人間に裏切り?

■神々への宣戦布告:なぜ人間に裏切ったのか?

釈迦が神々を裏切って人類側に立ったという展開は、ラグナロクにおいて最大級の衝撃でした。

その理由を一言で言えば、釈迦が「神の決定」よりも「自分の信念」を優先したからに他なりません。

釈迦はもともと人間として生まれ、苦しみと迷いを経験した上で悟りを開き、神の座に至った存在です。
だからこそ、彼は誰よりも人類の「弱さ」と、その中に光る「尊さ」を知っています。

神々が、人類の愚かさや未熟さを理由に一方的に滅亡を決定したことに対し、釈迦は強く反発しました。
彼は「涙を流す奴が好きだ」と語り、苦しみや失敗を繰り返しながらも、懸命に生きる人間の姿を肯定したのです。

彼の行動の根幹にあるのは、この言葉です。
「神が救わぬなら、俺が救う。邪魔する神は、俺が殺(や)る」

彼は神の立場やゼウスの命令に縛られることなく、「俺は俺のためにしか動かねぇよ」という自身の揺るぎない哲学 に従って、苦しむ人類の側に立つという慈しみの選択をした。

これは単なる反逆ではなく、神としての立場を超越した、人類愛に満ちた行動だったんです。
このシーンは、読者として心の底から「熱い!」と叫びたくなりましたね。

終末のワルキューレ|釈迦の相手は零福!

■第6回戦:零福(ゼロフク)との死闘と波旬の覚醒

釈迦が人類側として出場した第6回戦は、ラグナロクでも特に混沌とした戦いとして記憶されています。

零福との因縁、そして和解

釈迦の対戦相手として用意されたのは、当初の毘沙門天が七福神と合体して本来の姿へと変貌した零福(ぜろふく)でした。

零福は元々、人々の不幸を吸い取って幸せにしようとした福神でしたが、努力とは裏腹に人間が堕落していく姿を見て絶望し、釈迦への嫉妬と憎悪を抱くようになったという悲しい過去を持っています。
彼の武器「斧爻(ふこう)」は、零福の不幸(憎悪)を吸うほど破壊力を増して巨大になるという特性を持ち、釈迦を追い詰めました。

しかし、釈迦は未来視と六道棍を駆使して戦いながらも、零福の苦しみを理解し、「幸福ってさ、与えられるもんじゃないんだよ。自分で至るもんだからさ」と諭します。
釈迦の慈愛によって零福は救われ、憎しみを乗り越え元の善神に戻ったかに見えました。

冥界の狂戦士・波旬の降臨

零福が救済された直後、物語は最悪の展開を迎えます。

零福の体内に、神側代表ベルゼブブが興味本位で植え付けていた波旬の種が覚醒し、零福の身体を苗床にして第六天魔王 波旬(はじゅん)が誕生してしまったのです。
波旬はかつて冥界を半壊させたという伝説を持つほどの圧倒的な破壊の化身

彼はエゴと憎悪の象徴であり、魂が完全な闇に覆われていたため、釈迦の未来視能力が一切通用しないという、釈迦にとっての明確な天敵でした。

波旬の猛攻により釈迦は深手を負い、愛用の六道棍すら破壊され、左目も失明するという絶体絶命の窮地に立たされます。
この時の波旬の強さは本当に絶望的で、私も「さすがに今回は…」と息を飲みました。

終末のワルキューレ|釈迦の勝敗は?

■劇的な勝敗:零福と共に歩んだ光の道

しかし、釈迦は諦めませんでした。

窮地の中で、破壊された六道棍の代わりに零福の残した斧爻を手に取り、零福の魂と共に「一蓮托生」の神器錬成(ヴェルンド)を行います。
零福の「不幸」ではなく「慈愛」を吸った斧爻は、大円寂刀・零(だいえんじゃくとう・ぜろ)という究極の神器へと姿を変えたのです。

この新たな力と、人々の声援を受けた釈迦は、「未熟さに抗い、打ち勝とうとする思春期(零福の想い)がないお前は弱い!」と波旬の弱点を指摘し、波旬の心に恐怖を生じさせます。
この恐怖による「魂の揺らぎ」を視たことで、釈迦は再び波旬の未来を識ることが可能となり、形勢は逆転。

最後は、零福と共に放った渾身の悟りの一撃「天眼妙覚大涅槃斬 マハーバリ・ニルヴァーナ」が波旬を粉砕し、第6回戦は釈迦の勝利で幕を閉じました。
試合時間:21分37秒という激闘でした。

戦いの後、釈迦の目に、笑顔で天へと昇華していく零福と七福神の姿が映ったシーンは、本当に感動的で涙腺崩壊でしたね。
この勝利により、ラグナロクのスコアは神側3勝、人類側3勝の完全なイーブンとなり、人類側の士気を大きく高める結果となりました。

終末のワルキューレ|釈迦の声優は?

■アニメを彩る声優:中村悠一さんの魅力

アニメ『終末のワルキューレ』で釈迦の声を担当しているのは、大人気声優の中村悠一さんです。

中村さんの魅力は、そのクールで色気のある声質と、飄々とした余裕のある役最強キャラを演じることが多いという点。
彼の声は、一見ユルく、ふざけているようでいて、芯にある「天上天下唯我独尊」の強い信念カリスマ性を、完璧に表現しています。

特に零福との戦いで見せた、軽口を叩きながらも核心を突くセリフ回しや、波旬を打ち破る際の熱量のこもった叫びは、中村さんの演技力の幅広さがあってこそでしょう。

まさに、釈迦という異端の最強キャラの魅力を最大限に引き出してくれた人だと思います。
アニメでしか味わえない、彼の声の説得力は本当に凄まじいので、ぜひアニメ版でも確認してみてほしいですね!

まとめ

■自由と慈悲を貫く人類の希望

『終末のワルキューレ』における釈迦は、神という立場を捨て、自己の信念と慈悲に基づいて人類の側に立った、物語を大きく動かす最重要キャラクターです。

彼の強さは、未来を識る「正覚・阿頼耶識」というチート能力と、感情で変化する神器「六道棍」に支えられていますが、その真の強さは、零福や波旬との戦いで見せた他者の苦しみに寄り添い、救いを与える精神力にあると私は思います。

彼は勝利を収め、ラグナロクは3勝3敗のイーブンとなりました。
その後の物語にも、釈迦は人類代表の坂田金時にジークフリートの調査を依頼するなど、裏側で重要な役割を担い続けています。

彼が体現する「自由」と「慈悲」の哲学は、神々と人類の対立構造を超え、私たち読者に「真の強さとは何か」を問いかけてくる。

この破天荒な仏陀の今後の活躍から、私はこれからも目が離せません!
きっと、彼は物語の結末においても、重要な鍵を握る存在であり続けるでしょう。

タイトルとURLをコピーしました