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ミゲル・サノ(中日)wiki|年俸・移籍金は?MLB成績・打率は?

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中日サノ獲得の衝撃!補強背景と隠された立浪監督の狙い

ついに来ましたね!

中日ドラゴンズファンの皆さん、年末最大のニュースに興奮が冷めやらぬのではないでしょうか。

あのミゲル・サノ選手が、我らが中日ドラゴンズに加入するという衝撃的なニュースが飛び込んできました。

MLB通算164本塁打を誇る超大砲が、海を渡ってバンテリンドームに来るなんて、まるで夢のようです。

報道によると、サノ選手は2025年12月14日(日本時間15日)に中日と1年契約で大筋合意したとされています。

現在はメディカルチェックの結果を待っている段階ですが、正式契約が待ち遠しいですね。

年俸は130万ドル、およそ2億円という情報が流れており、メジャーでの実績を考えると「格安だ!」と叫びたくなる金額です。

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ミゲル・サノ|中日に移籍か?

■低迷打線への特効薬

さて、なぜ中日がサノ選手を獲得したのか、その補強背景を熱く語らせてください。

2025年シーズンの中日打線は長打力不足が深刻で、チーム本塁打数はリーグ下位に沈みました。

この現状を打破するため、立浪監督が欲したのは、言うまでもなく一発で試合の流れを変えられる圧倒的なパワーです。

サノ選手はまさにその特効薬であり、彼のバットが細川選手や石川昂弥選手らとともにクリーンアップを形成すれば、相手投手にとってこれ以上のプレッシャーはありません。

ファンの中には、「DH制度のないセ・リーグで守備はどうするんだ」という声もありますが、これは将来を見据えた布石かもしれません。

セ・リーグでのDH制導入議論(2026年予定)が進む中、今、格安でこのクラスの大砲を獲得しておくことは、再来年のための大きな投資になる可能性があるからです。

当面は一塁手としての起用が濃厚ですが、三塁も守れるボスラー選手との併用で、なんとか守備の不安をカバーできると信じています。

ちなみに、NPBの他球団経験者ではない大物外国人を中日が獲得したのは、タイロン・ウッズ選手以来21年ぶりだそうで、球団がどれだけこの補強に本気か、ということが伝わってきます。

ミゲル・サノwikiプロフィール|年齢・身長は?

■サノ選手の超規格外プロフィール

ここで、サノ選手が一体どんな男なのか、基本情報を見ていきましょう。

彼の本名はミゲル・アンヘル・ヘアン・サノ(Miguel Angel Jean Sano)。

ドミニカ共和国出身で、1993年5月11日生まれの32歳、右投右打の内野手です。

驚くべきはその体格で、身長は6フィート4インチ(約193cm)、体重は272ポンド(約123kg)という、まさに規格外のパワーヒッター体型です。

彼のニックネームは「Boqueton(ボケトン)」、ドミニカ語で「アンチョビ」を意味しますが、この巨体でアンチョビとは、ユーモアが効いていますね。

キャリアを通じて、主に三塁手や一塁手、そして指名打者としてプレーしてきました。

デビュー当時は三塁手でしたが、守備よりも打撃の才能が桁外れで、特に打球速度はメジャーでもトップクラスを誇っていました。

ミゲル・サノ|経歴

■波乱万丈のMLBキャリア

サノ選手のプロとしての歩みは、期待と挫折が入り混じる波乱万丈なものでした。

2009年にミネソタ・ツインズとアマチュアFAとして契約しましたが、その際の契約金315万ドルは当時の球団史上最高額でした。

若手時代からその才能は高く評価され、ツインズの有望株ランキングでは常にトップに位置していました。

MLBデビューは2015年7月2日、ツインズで果たし、ルーキーイヤーながら80試合で18本塁打を放つ活躍で、新人王投票で3位に入りました。

そして、2017年にはキャリアのハイライトとなるオールスターゲームに選出され、ホームランダービーではアーロン・ジャッジ選手に次ぐ準優勝を果たしています。

特に2019年シーズンは素晴らしく、右かかとの手術による出遅れがありながらも、105試合でキャリアハイの34本塁打、OPS.923を記録しました。

彼は、前田健太投手のツインズ時代の元同僚としても知られており、日本でもなじみ深い選手です。

しかし、サノ選手のキャリアは怪我とコンディションの問題に常に悩まされてきました。

2014年にはトミー・ジョン手術でシーズンを全休し、2022年には左膝の半月板損傷など複数の膝の故障により、わずか20試合の出場にとどまり、打率も.083と低迷してしまいました。

この不振が響き、2023年シーズンの1400万ドルの球団オプションは破棄され、300万ドルのバイアウト(買い取り)でツインズを退団しています。

2023年はMLBでプレーできず、2024年にロサンゼルス・エンゼルスとマイナー契約を結びましたが、28試合で打率.205、2本塁打と結果を残せず、7月にDFA(事実上の戦力外)となり、その後FAとなっていました。

そんな彼が今オフ、ドミニカのウィンターリーグ「エストレージャス・オリエンタレス」で、OPS1.039という驚異的な復活を見せてくれたのです。

この爆発力が、中日のスカウトの目に留まったことは間違いないでしょう。

ミゲル・サノ|MLB成績・打率

所属球団試合数打率本塁打打点OPS出塁率長打率三振率(%)主な出来事
2015ツインズ80.2691852.915.385.53042.6デビューイヤー、ルーキー王候補
2016ツインズ116.2362566.781.319.46240.725HRで新人王争い
2017ツインズ132.2642874.840.341.49837.1オールスター選出
2018ツインズ111.1991341.679.281.39843.3怪我で出場減
2019ツインズ105.2473479.923.346.57641.8キャリアハイ34HR
2020ツインズ56.2061337.758.295.46342.2短縮シーズン
2021ツインズ135.2233075.778.312.46638.930HR復活
2022ツインズ20.16712.500.250.25044.4膝故障で低迷
2024エンゼルス28.20526.608.295.31337.9リリース
通算722.233164424.801.325.47740.5

(出典: MLB公式統計)

サノの打撃スタイルは「三振か本塁打」の典型で、三振率は常に40%前後と高めですが、四球率も10%前後と高く、OPSのポテンシャルが高いのが特徴です。守備は一塁手でDRS(守備貢献度)-10前後と平均以下で、スペシャリスト型です。

ミゲル・サノ|年俸・移籍金

■年俸の推移と中日への移籍金

サノ選手の年俸推移を見ると、彼の評価とキャリアの浮き沈みがよくわかります。

キャリア初期はメジャー最低保証レベルでしたが、活躍に伴い年俸は急騰しました。

2020年にはツインズと3年総額3000万ドル(2023年オプション付き)の大型契約を結んでいます。

この契約の内訳を見ると、2020年が700万ドル、2021年が1100万ドル、2022年が925万ドルでした。

特に2021年の1100万ドルは、当時の為替で約15億円近い高額年俸です。

しかし、2023年にツインズが1400万ドルのオプションを行使せず、300万ドル(約4億円超)のバイアウトを支払ったことで、彼の市場価値は大きく下がりました。

2024年のエンゼルスとの契約は、メジャーに昇格すれば100万ドル(約1.5億円)のマイナー契約でした。

そして今回、中日ドラゴンズと合意したとされる年俸は、130万ドル(約2億円)です。

これは、メジャーで2桁本塁打を連発していた頃の約10分の1程度の金額であり、怪我明けの「復活枠」として、中日としては非常にお得な価格で獲得にこぎつけたと言えます。

しかし、彼のキャリア総収入額は、2026年シーズン終了時点で3600万ドル(約50億円以上)に達しており、一流選手の証です。

まとめ

■リスクとロマンの超大型補強

ミゲル・サノ選手の獲得は、間違いなく中日ドラゴンズにとってロマン溢れる超大型補強です。

彼は全盛期、打率こそ低く三振も多かった(キャリア三振率約40%)ものの、選球眼も併せ持っており、長打率が打率を大きく上回る「三振か本塁打か」を体現した打者でした。

最近のウィンターリーグでの活躍は、膝の不安が解消に向かっているサインかもしれません。

もちろん、怪我のリスクや、日本の緻密な配球への適応という大きな課題もあります。

もしサノ選手が健康を維持し、2019年や2021年のようなパワーをNPBで発揮できたなら、30本塁打は射程圏内に入り、長年停滞していた中日打線に強力な起爆剤を投下してくれるでしょう。

これは、ドラゴンズの未来を左右する、まさに「勝負の一手」と言えるでしょう。

我々ファンは、彼の圧倒的な打棒がバンテリンドームの夜空に火を灯す瞬間を、期待とハラハラを胸に待ち望むしかありません!.

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