ついに2026年、僕たちが待ちに待った『CODE VEIN II』の世界が幕を開けましたが、その圧倒的なボリュームと緻密なドラマには、一人のゲーマーとして震えるような感動を覚えています。
コードヴェイン2|ストーリー
■時を超えて紡がれる絶望と希望のストーリー
本作の舞台は西暦2277年、突如として空に現れた「渇望の月」の不気味な光によって、吸血鬼たちが自我を失ったバケモノへと変貌し、文明が崩壊の淵に立たされている凄惨な未来です。
生き残った人類や吸血鬼たちがマグメル島という最後の砦で細々と暮らす中、主人公は「吸血鬼ハンター」として覚醒し、人類最後の希望を背負うことになります。
物語の鍵を握るのは、主人公の命を救い、自身の心臓の半分を分け与えてくれた謎多き吸血鬼の少女、ルゥ・マグメルです。
彼女が持つ過去と現在を繋ぐ特別な力によって、僕たちは100年前、まだ吸血鬼たちが「英雄」として世界を統治していた黄金時代へと旅立つことになります。
過去の世界で出会う英雄たちの輝かしい姿と、現代でバケモノに成り果てた彼らの無惨な姿を目の当たりにするのは、本当に胸が締め付けられるような体験でした。
この「時を超える旅」を通じて、かつて世界を救った封印の真実を解き明かし、歴史そのものを塗り替えていく壮大な叙事詩が展開されます。
コードヴェイン2|1とのつながり
■前作との意外な関係性と再構築された世界
多くのファンが気になっていた前作『CODE VEIN』との繋がりですが、開発陣が「完全な再構築」と語る通り、ストーリー上の直接的な連続性はほとんどありません。
前作の「ヴェイン」を舞台にした物語とは異なる新しい世界線として描かれており、初めてシリーズに触れるプレイヤーでも置いてけぼりにならない親切な設計になっています。
とはいえ、熟練のプレイヤーなら思わずニヤリとしてしまうような、見覚えのあるアイテムや武器のフレーバーテキスト、そして共通する用語が随所に散りばめられています。
例えば、「吸血鬼」という呼び名が日本語版ではそのままの読み方に変更されている点など、細かな設定の差異を考察するのも本作の大きな楽しみの一つと言えるでしょう。
僕自身、前作をやり込んだ身としては、全く新しい体験でありながら、どこか懐かしい魂を感じさせるこの絶妙なバランスには脱帽しました。
かつてのシステムをリスペクトしつつ、アニメーションの品質からアクションの重厚感まで、全てが最新世代機基準で生まれ変わっています。
コードヴェイン2|エンディング分岐
■運命を自らの手で変える3つのエンディング分岐
本作のエンディングは全部で3種類用意されていますが、実は1周のプレイの中で、クリア後のデータをロードして条件を整えることで全てを回収できる特殊な構造になっています。
| エンディング名 | 条件・進め方 | 内容概要(ネタバレ) | 報酬・クリア後 |
|---|---|---|---|
| ある英雄の最期 (ED1) | ストーリー必須改変(ライル/ホリー)のみ完了。渇望の月でヴァレンティン討伐。 | 英雄ヴァレンティンを倒し、世界崩壊を止めるが不完全。ルゥの犠牲示唆。 | ショップに「月の王の槍」「渇望の手」追加。クエスト「大事変」解放。 |
| 融和の月 (ED2) | ED1後、メニュー「Continue」選択。封印の塔(2207年・大事変時代)へ。鍵3種集め「イドリスの眷属」「魂の救済者ヴァレンティン」討伐。 | 過去改変でヴァレンティンを救済。融和の兆しも、ルゥの運命未解決。 | ショップに「永劫の翼」追加。メニューに「ルゥを救いに行く」出現(条件次第)。 |
| 縁という奇跡 (真ED) | 全歴史改変(ノア/ジョゼ/ライル/ホリー)完了+ED2到達。メニュー「ルゥを救いに行く」選択。融和の月で強化ボス(リンネ種残滓/イモージェン/ゼノン分体/カミロ/フランツ/リンネ心核)順次討伐。 | 全英雄救済、ルゥ復活。奇跡の絆で世界再生。100年後の平和エピローグ。 | 全報酬解放、トロフィー「強固な繋がり」。NG+推奨。 |
まず最初に到達することになるのが「ある英雄の最期」というエンディングで、これはストーリーに沿って最低限の改変を行い、渇望の月のボスを倒すことで迎える結末です。
次に、この最初の結末の後に解放される「歴史改変の選択:大事変」という追加クエストを最後まで進めると、「融和の月」という第2のエンディングへ至ります。
そして、全ての英雄たちの歴史改変を完了し、特定の条件を満たすことで、タイトル画面に「ルゥを救いに行く」という選択肢が現れます。
これこそが真の結末である「縁という奇跡」へと続く道であり、強化されたボスたちを次々と打ち倒した先に、涙なしには見られない奇跡の再会が待っています。
自分の選択が文字通り世界を救い、誰かの運命を変えるという「主人公体験」の重みは、他のゲームでは味わえない深い没入感を与えてくれました。
コードヴェイン2|ジョゼ 歴史 改変(ジョゼの消えかけた縁)
■ジョゼの消えかけた縁を繋ぎ止める歴史改変
水没都市の女王として君臨するジョゼ・アンジューの歴史を改変するには、まず屍人の森でホリーの改変クエストをクリアし、重要アイテムである「リーズの髪飾り」を入手しておく必要があります。
その後、水没都市の拠点から過去へ飛び、時計塔を眺める丘の南東にある地下シェルターでジョゼの妹であるリーズにまつわる衝撃的な記憶に触れることになります。
最終的には、統制局の居城で立ちはだかる「ゴッボーとオスカー」という強敵を撃破することが、彼女の運命を変える決定打となります。
現代に戻り、バケモノ化していた彼女と「英雄ジョゼ」として再戦し、勝利を収めることで、悲劇的な未来は回避されるのです。
盲目となって絶望の中にいたジョゼが、改変によって光を取り戻し、バディとして真に心を通わせる瞬間の描写は、本当に美しくて救われた気持ちになりました。
彼女との親密度を上げることで発生するサブエピソードも、キャラクターの深みを増してくれる素晴らしい内容になっています。
コードヴェイン2|ライルの消えかけた縁
■隻腕の天才剣士ライルを救う消えかけた縁の旅
酸の谷で出会うライル・マクリーシュは、かつて仲間の喪失によって心を病み、現代では隻腕の暴君と化していましたが、第一拠点の「消えかけた縁」から彼の過去を救うことができます。
過去の世界で彼と話し、さらに現代の拠点の墓に供えられた「錆びたライルの剣」を回収して縁を復活させるという、情緒豊かな手順が必要になります。
その後は開拓者の城から「封鎖された大坑道」の深部へと潜り、元凶である「開拓女王イモージェン」を討伐しなければなりません。
この過酷な戦いを経て現代へ戻れば、旅団員から強力な伝承術式「絶対処刑剣」を授かり、真の姿を取り戻した「英雄ライル」との決戦に挑めます。
ライルを救うことで、酸の谷の過酷な環境が少しずつ改善され、拠点が活気づいていく様子を見るのは、攻略の大きなモチベーションになりました。
彼のような無愛想ながらも熱い志を持つ男が、再び剣を取って共に戦ってくれる心強さは、まさに唯一無二のバディ感です。
コードヴェイン2|クリア後
■クリア後のやり込みと終わりなき探索の楽しみ
メインストーリーを終えた後も、この崩壊世界にはまだまだ僕たちを飽きさせない膨大なコンテンツが眠っています。
まずは「強くてニューゲーム」の解放で、レベルやアイテムを引き継いだまま、より強力になった敵に立ち向かう骨太な周回プレイが楽しめます。
また、エンディングごとにマグメルのショップに「月の王の槍」や、ボスの技を模した強力な伝承術式「永劫の翼」などの新装備が追加されるのも嬉しいポイントです。
僕のおすすめは、バディたちとの親密度を最大まで高めて、温泉でのリラックスした対話や、各キャラクターを深く掘り下げる個別エピソードをコンプリートすることです。
さらに、広大なフィールドの各地に配置された「鍾乳洞」などのサブダンジョンを巡り、最強の武器術式やブラッドコードを探し出す楽しみは、時間がいくらあっても足りないほどです。
真のエンディングを達成した後には、最強のブラッドコード「リンネの心殻」などの特別な報酬も待っているので、ぜひ全ての歴史を正し、ルゥとの本当の結末を見届けてください。
まとめ
■最後に:この物語が教えてくれた絆の力
『CODE VEIN II』は、単なる高難度アクションゲームの枠を超え、時を超えて繋がる人々の想いを丁寧に描き出した、まさに傑作と呼ぶに相応しい作品でした。
最初は絶望しかないように見えた世界も、僕たちが過去に干渉し、英雄たちの心に触れることで、少しずつ色彩と希望を取り戻していく過程には、言葉にできない感動があります。
アクションが難しいと感じる場面もあるかもしれませんが、頼れるバディと共に一歩ずつ進んでいけば、必ず道は開けるはずです。
この記事が、皆さんのマグメル島での生活や、過去の世界での英雄たちとの出会いを少しでも豊かにする助けになれば、これほど嬉しいことはありません。
さあ、あなたも愛車に跨り、ルゥと共に、まだ見ぬ歴史の真実を求めて、あの崩壊した世界の先へ旅立ちましょう!
