今、ネットで「城之内早苗」さんの名前を検索している皆さん、ようこそ！
きっと多くの方が、彼女を「おニャン子クラブのメンバー」か、「演歌の歌姫」のどちらかとして認識していると思います。
でも、そのどちらの肩書きにも収まらない、彼女の人生のストーリーが本当にドラマチックで面白いんです。
今回は、アイドルとしてブレイクしながらも、ブレることなく演歌の道を突き進んだ城之内早苗さんの、知られざる素顔と波乱のキャリアを、深く掘り下げていきますね。
彼女のプロフィールから、意外な家族構成、そして「最悪の出会い」から始まったという旦那さんとの馴れ初めまで、検索インテントを全て満たすつもりで徹底解説します！
城之内早苗wikiプロフィール｜年齢・身長は？
■プロフィール：基本情報と驚きの特技
まずは城之内早苗さんの基本的なプロフィールから見ていきましょう。
彼女は1968年5月17日生まれで、2023年12月現在で55歳を迎えられています。
出身は、茨城県鹿島郡神栖村（現在の神栖市）という、自然豊かな場所です。
アイドル時代からの愛称は、名字にちなんだ「お城（おじょう）」。なんだか格調高くて素敵ですよね。
O型で、現在は個人事務所に所属されています。
そして、特筆すべきはその才能のルーツ。彼女はなんと幼少期から民謡と三味線に親しみながら育っているんです。
アイドルでありながら演歌歌手として大成功を収めた背景には、この確かな音楽的基盤があったんですね。
城之内早苗｜経歴（おニャン子・アイドル時代）
■おニャン子・アイドル時代：不本意なスタートと伝説の夜会
城之内さんのキャリアを語る上で欠かせないのが、1985年に社会現象を巻き起こした「おニャン子クラブ」です。
彼女は会員番号17番として、フジテレビの『夕やけニャンニャン』からデビューしました。
しかし、ここが本当に驚くべきポイントなのですが、彼女自身はアイドルになりたかったわけではないんです。
元々演歌歌手を目指し、CBSソニーで演歌のレッスンを受けていた彼女に、スタッフが「絶対に受からないから、社会勉強としてオーディションを経験してきなさい」と勧めたのが、おニャン子のオーディションでした。
結果はまさかの合格！これには本人も周囲も慌てふためいたといいます。
オーディションの際、「どうせ落ちるから」と話し合っていたのが、同じく合格した河合その子さんでした。
二人は「もう会えないかもね」と記念に東京タワーに登って別れたそうですが、合格後、東京のCBSソニーの寮で再会し、大喜びしたというエピソードが可愛らしいですよね。
彼女たちは本当に仲が良く、寮では一人部屋が与えられていたにも関わらず、その子さんの部屋に布団を並べて一緒に寝ていたそうです。まるで部活の延長のような、普通の女の子らしい交流をしていたんですね。
ちなみに、元メンバーの国生さゆりさんからは、城之内さんがおニャン子の中で「一番歌が上手かった」と評価されています。アイドルとしてだけでなく、その後の演歌歌手としての成功も納得の歌唱力だったわけです。
城之内早苗｜経歴（演歌歌手）
■演歌への転向と活躍：演歌界の歴史を塗り替えた快挙
アイドルグループに所属しながらも、城之内さんの心にはずっと演歌への強い思いがありました。
その念願が叶ったのが、おニャン子クラブ在籍中の1986年6月。『あじさい橋』で演歌歌手としてソロデビューを果たします。
このデビュー曲が、日本の音楽史に大きな記録を打ち立てたんです。なんと、『あじさい橋』は、演歌としては異例のオリコンチャート初登場1位を獲得しました。
これは、演歌歌手のデビューシングルとしては、2023年現在も破られていない唯一の記録なんですよ！本当にすごい快挙です。
『あじさい橋』は、作詞が秋元康さん、作曲が見岳章さんという、後に美空ひばりさんの『川の流れのように』を生み出す名コンビによる楽曲です。叙情歌謡のスタイルで、洗練された歌謡ポップスと言えるでしょう。
しかし、演歌の世界は厳しく、「歌が上手いのが当たり前」という環境で、新人の出演枠も限られていたため、彼女は歌詞を覚えるのも精一杯で、引退まで考えるほど苦悩した時期もあったそうです。
彼女は憧れの森昌子さんのビデオを擦り切れるほど見て励まされ、スランプ時にはスタッフの勧めで聴いたちあきなおみさんの歌声に衝撃を受け、実力と魅力に変えて乗り越えたと言われています。
彼女は歌手生活35周年（2021年）を迎え、2022年には新曲『しあわせワルツ』をリリースするなど、現在も精力的に活動されています。
数々の音楽賞も受賞しており、1994年には森高千里さんが作詞作曲した名曲『酔わせてよ今夜だけ』で日本有線大賞有線音楽優秀賞を、2016年度には日本レコード大賞の日本作曲家協会選奨を受賞するなど、演歌歌手としての実力は折り紙付きです。
個人的には、これほどの実績がありながら、まだNHK紅白歌合戦に出場されていないのが不思議でなりません。おニャン子クラブがフジテレビの番組だったことが、他の局への出演が不自然だという考えに繋がったのではないかという説もありますが、いつかあの舞台で彼女の歌声を聴きたいと強く思います！
城之内早苗｜旦那と結婚・子供は？
■結婚子供：敏腕プロデューサーとの「最悪の出会い」が愛に変わるまで
城之内早苗さんは2004年12月に結婚され、本名は木村早苗さんとなっています。
お相手は、16歳年上の木村忠寛さんです。
木村忠寛さんは、あの『夕やけニャンニャン』のディレクターを経て、『ものまね王座決定戦』のプロデューサーとして「ものまね四天王」ブームを巻き起こした、テレビ業界の敏腕プロデューサーとして知られています。
実は、二人の出会い、そして第一印象は「最悪」だったというから驚きです。
ソロデビュー曲『あじさい橋』のPVを担当した木村さんが、当時まだディレクターになったばかりの若手だったため、城之内さんは「なぜ私だけ若手なんだ」と不満だったそうです。一方の木村さんも、おニャン子のことをよく知らないのになぜ担当なのかと思っていたとか。
しかし、その後もお互いに仕事上の交流は続き、特に木村さんは城之内さんに『ものまね王座決定戦』への出演を勧めるなど、歌手活動を熱心に後押ししました。
この出演がきっかけで、城之内さんは小林幸子さんら大御所との交流を深め、仕事の幅を広げることができたそうです。
そして、交際に発展したのは、2002年のおニャン子クラブ再結成がきっかけでした。
最悪の第一印象から、お互いのことを知り尽くした「師弟関係」のような間柄を経て、結婚に至ったんですね。城之内さん曰く、お互いをよく知りすぎていることが、結婚生活が円滑に進む秘訣だそうです。
ちなみに、結婚のプロポーズは、城之内さんがペットショップでパグ犬の赤ちゃんを見て「可愛い?」と言ったところ、木村さんが「一緒に飼おうよ」と言ったのがきっかけだとか。なんだか自然で心温まるエピソードですよね。
さて、気になるお子さんについてですが、お二人の間に子供はいません（娘がいるという検索キーワードも見られますが、お子さんはいらっしゃらないようです）。結婚時の年齢（城之内36歳、木村52歳）など、様々な理由から子供を望まない選択をしたのかもしれません。
城之内早苗｜実家の母親・父親は？
■実家・家族構成：お転婆だった幼少期と意外な親戚
城之内さんの家族構成は、父、母、そして4歳年下の弟の4人家族です。
お父様は、出身地である茨城県神栖市で会社経営をされていたそうです。
神栖市には「城之内」という姓が多いそうですが、実家は「城之内酒店」という酒屋を経営していたという情報があり、現在は食料品も置くコンビニのようなお店になっているという話も聞かれます。実家の玄関はいつも開けっ放しという、長閑な場所で育ったことが伺えます。
彼女の子供時代のエピソードが本当に面白いんですよ！長閑な神栖町で育った彼女は、実はかなりのお転婆娘で、当時は女子プロレスのビューティー・ペアに憧れていたそうです。
そのせいで、4歳年下の弟は格好の練習相手にされ、プロレス技をかけられてよく泣かされていたとか。でも、弟がいじめられた時には、ジャイアンみたいな男子を撃退しに行っていたというから、情に厚い優しいお姉さんだったことが分かります。
さらに驚くべきことに、城之内さんには芸能界にも親戚がいます。元プロ野球選手（巨人、ロッテで活躍）の城之内邦雄さんは大叔父（祖父の弟）にあたります。
そして、俳優の地井武男さんも親戚関係にあたるんです。多彩な才能を持つ血筋なんですね！
城之内早苗｜学歴(出身高校・大学)は？
■出身高校・大学：多忙なアイドル生活と学業の両立
城之内さんの最終学歴は、明治大学付属中野高校夜間部卒業です。
彼女は元々茨城県内の全日制高校に通っていましたが、おニャン子クラブの活動で忙しくなり、東京へ転居する必要が生じたため、高校を明治大学付属中野高校の定時制課程に転入した経緯があります。
この明大中野高校の定時制課程は、当時、小泉今日子さんや佐野量子さん、芳本美代子さん、布川智子さんなど、多くの芸能人を輩出していたことで知られています。
彼女はCBSソニーの寮に住みながら高校に通い、多忙な芸能活動の中でもしっかりと高校を卒業しています。
高校卒業後は大学へは進学せず、本格的に演歌歌手としての活動に専念しています。彼女のブレない姿勢が伝わってきますよね。
出身中学・小学校：演歌歌手の夢の原点
彼女の故郷は茨城県神栖市です。
出身小学校は、地元の公立校である神栖町立軽野小学校が有力とされています。小学校4年生の頃からお母様の影響で民謡を習い始め、歌手を志すようになったのもこの頃です。
出身中学校は、同じく地元の公立校である神栖町立神栖第一中学校です。
中学時代はバレーボール部に所属し、部活動に打ち込んでいたそうです。
そして、城之内さんの芸能界入りのきっかけとなった出来事が、中学2年生の時に出場した「全日本演歌選手権」でした。
結果は3次審査で落選してしまったものの、この出場がCBSソニーのスタッフの目に留まり、スカウトされることになったんです。
演歌への情熱が、アイドルという予期せぬ扉を開き、最終的に演歌歌手という夢へと繋がった、まさに運命的なエピソードだと思います。
まとめ
■アイドルから演歌の歌姫へ、城之内早苗の魅力
城之内早苗さんのキャリアは、アイドルとしての華やかなブレイクと、演歌歌手としての確固たる実力という、二つの大きな柱で成り立っています。
演歌歌手としてデビュー曲でオリコン1位という前代未聞の記録を打ち立て、その後のキャリアを地道に、そして着実に築き上げてきた努力と才能には、本当に頭が下がります。
おニャン子時代には河合その子さんと布団を並べて寝る普通の女の子としての一面もあれば、プライベートでは敏腕プロデューサーの木村忠寛さんと、長い時間をかけてお互いを理解し合い、16歳の年齢差を超えて結婚されました。
彼女の人生は、周りの運命に翻弄されつつも、最終的には自分の強い意志と、幼少期から培った歌への情熱で道を切り開いてきた、素晴らしいサクセスストーリーだと思います。
歌手生活35周年を迎え、これからもますます磨きがかかるであろう城之内早苗さんの活躍から、目を離せませんね！。
