受験生の皆さん、こんにちは!
いよいよ本格的な出願シーズンが近づいてきて、ドキドキしている人も多いんじゃないでしょうか。
特に「共通テストの成績請求票(成績請求チケット)」や、そこに書かれている「成績請求票番号」って、普段聞き慣れない言葉だからこそ、不安になりますよね。
「これがないと出願できないんじゃないか」「どこに書いてあるんだ!」って焦る気持ち、僕も大学受験指導に情熱を注ぐ人間として、痛いほどよくわかります。
大丈夫、落ち着いてこの記事を読めば、必要な情報と手続きはバッチリ把握できますよ!
共通テスト|成績請求票とは?
■共通テスト「成績請求票」って何?
大学入学共通テスト(以下、共通テスト)の成績請求票、あるいは最近では成績請求チケットと呼ばれるこの書類は、あなたが共通テストで獲得した成績を、志望する大学が大学入試センターから請求するために使う、大切な「情報提供ツール」なんです。
共通テストを利用する全ての入試――国公立大学の二次試験、私立大学の共通テスト利用入試、国公立の推薦型選抜や総合型選抜など――に出願する際には、この成績請求票が必須となります。
これが提出されないと、大学側はあなたの共通テストの点数を確認できず、出願自体が無効になってしまう可能性もあるから、その重要性は計り知れません。
形式としては、受験生の名前、生年月日、受験科目、そして後述する成績請求票番号、さらにはどの入試区分に提供するか(国公立前期用、私立用など)が記載されています。
ちなみに、2025年度(令和7年度)以降は、Web出願への完全移行に伴い、物理的な紙で郵送されるのではなく、自分で印刷する「チケット」形式に名前が変わっていますが、役割は同じ「成績請求票」と認識して大丈夫です。
共通テスト|成績請求票もらい方は?いつもらえる?
成績請求票(チケット)を「いつ」「どうやって」手に入れるのか、これが一番気になる点ですよね。
結論から言うと、今は大学入試センターの共通テスト出願サイトのマイページから自分で取得・印刷するWeb出力形式が主流です。
かつては受験票に添付されて郵送されていましたが、令和8年度(2026年度)共通テストからは、全ての志願者がインターネットを利用したWeb出願になり、受験票も含めて全てマイページから取得・印刷する形に変わっています。
もらえる(取得できる)時期は、共通テストの受験票と同時期、だいたい12月10日(水)の午前10時以降に始まります。
この取得期間は令和8年4月30日までと比較的長いのですが、志望大学の出願期間はタイトなことが多いので、12月になったらすぐにマイページにログインして確認し、印刷を済ませておくのが賢明です。
過年度(令和5年度、6年度、7年度)の成績を利用して出願したい場合は、別途「過年度成績請求票」の申請が必要になるため、これも忘れないように確認してください。
共通テスト|成績請求票番号はどこ?確認方法は?いつわかる?
成績請求票で最も重要なのが、あなたの成績データを特定するためのキーとなる成績請求票番号です。
この番号は、あなたがマイページからダウンロード・印刷した成績請求票(チケット)にハッキリと記載されています。
受験票の下の部分についている小さな券に書かれている番号だとイメージするとわかりやすいかもしれません。
この番号は、12桁の英数字で構成されており、「試験場コード(6桁)-受験番号(5桁、アルファベット含む)-発行回数(1桁)」という形式になっています。
この番号がいつわかるかというと、もちろん成績請求票の取得が開始される12月10日以降です。
ただし、注意が必要なのは、学校推薦型選抜など、11月末に出願が締め切られる入試で共通テストの成績請求票番号の入力が求められる場合です。
成績請求票番号が発行される12月10日よりも前に出願期間が設定されている場合は、出願サイトで「空欄のまま登録する」ように指示されるか、あるいは合格後に改めてWeb上で番号を入力する手続き(Web方式の場合)が設けられていることが多いので、必ず志望大学の募集要項や出願サイトの指示を何度も確認してください。
もし成績請求票を紛失してしまったとしても、共通テスト出願サイトのマイページから再確認や再発行が可能なので、落ち着いて対応しましょう。
成績請求票の発行回数・管理番号とは?最後の欄
大学入学共通テストの出願サイトで入力を求められる12桁の成績請求票番号ですが、手元の受験票をいくら眺めても11桁しか見つからないという事態は、実は毎年繰り返される恒例の「謎」なのです。
僕自身、受験指導に関わる中で、この最後の一桁が見当たらないという不安そうな相談を何度も受けてきましたが、これは決してあなたのミスではなく、システムの正常な仕様ですので安心してください。
そもそも受験票というものは、試験当日にあなたが本人であることを証明し、正しい試験会場へ導くためのガイドブックのような役割を持っています。
そのため、試験場コードの6桁と受験番号の5桁という、試験実施に最低限必要な11桁だけが記載されているのです。
一方で、成績請求票番号のフルバージョンは、大学に成績を提供するための「鍵」として、別の書類で管理される仕組みになっています。
この分離された設計によって、受験生の多くが「番号が足りない!」とパニックになりがちですが、2026年度もこのルールに変わりはありません。
12桁の数字が持つそれぞれの意味
ここで、あなたが入力しようとしている12桁の数字が一体何を意味しているのか、その内訳を一つずつ紐解いていきましょう。
最初の1桁目から6桁目までは「試験場コード」と呼ばれ、あなたが実際に共通テストを受けた会場を特定するための大切な数字です。
例えば、東京にある特定の試験会場であれば、その場所を指し示す固有の6桁が割り振られています。
続く7桁目から11桁目の5桁は、あなた個人を識別するための「受験番号」で、ここには数字だけでなく半角のアルファベットが含まれることもあります。
ここまでの11桁は受験票にもしっかりと刻まれているのですが、問題は最後の一桁、すなわち12桁目ですよね。
この部分は「発行回数」または「管理番号」と呼ばれ、大学入試センターがあなたの成績データを何回発行したかを管理するための独自の識別子なのです。
これは入力ミスを検知するためのチェックディジットではなく、あくまでデータのバージョンを追跡するための管理用番号であるという点がポイントです。
マイページから番号を救出する手順
では、受験票に載っていないその最後の一桁をどうやって手に入れるのか、具体的な救出手順を説明していきますね。
まずは、大学入試センターの公式サイトから「大学入学共通テスト出願サイト」のマイページへアクセスすることから始めましょう。
2026年度も例年通り、12月上旬からこのマイページでの確認が可能になっており、今この瞬間もシステムは動いています。
出願時に設定したIDやパスワード、あるいは出願確認番号を使ってログインを済ませてください。
もしパスワードを忘れてしまっても、登録したメールアドレスさえあればリセットできるので、焦らずに手続きを進めれば大丈夫です。
ログインに成功したら、メニューの中から「成績請求チケットの発行」や「成績請求情報提供手続」といった項目を探し出しましょう。
そこで志望する大学の区分、例えば国公立大学用や私立大学用などを選択し、PDF形式の「成績請求チケット」をダウンロードするのです。
このダウンロードしたPDFの中にこそ、待ちに待ったフル12桁の番号が誇らしげに記載されています。
Web出願を採用している多くの大学では、このPDFに書かれた12桁をそのまま入力することになりますが、11桁で止めてしまうとエラーが出てしまうので注意が必要です。
発行回数が「2」や「3」になる理由と注意点
多くの場合、この最後の一桁は「1」であることがほとんどですが、人によっては「2」や「3」に変化しているケースもあります。
これは、例えば成績請求チケットを紛失して再発行したり、システム上でデータを修正したりした際に、履歴としてカウントが増えていく仕組みだからです。
再発行を行えば、以前の番号は無効になり、最新の発行回数が含まれる12桁の番号が有効な「鍵」として機能するようになります。
大学側は常に最新のデータを参照しようとするため、この一桁が更新されることで、古いデータとの混同を防いでいるわけですね。
もし過去の共通テストの成績を利用しようと考えている「過年度受験者」の方であれば、手続きが少し異なり、別途申請が必要になることも覚えておいてください。
その場合は郵送での請求や手数料が発生し、発行回数も新たに「1」からスタートすることが多いようです。
この最後の一桁を入力する際は、必ず半角の数字で打ち込むように心がけてくださいね。
全角で入力したり、数字の「0」とアルファベットの「O」を見間違えたりするだけで、エラーの原因になってしまいます。
共通テスト|手続き方法と注意点
いざ出願!となったとき、成績請求情報を大学に提供する方法は主に2つの方式があります。
志望大学がどちらを採用しているかによって、あなたが取るべき行動が全く変わるので、募集要項のチェックは本当に重要です。
1. Web方式:オンラインでサクッと連携
Web方式は、あなたが志望大学の出願サイトで、共通テスト出願サイトの「ユーザーID(メールアドレス)」「パスワード」「申込番号」(25から始まる11桁の番号)といった必要事項を入力するだけで、大学入試センターが自動的に大学に成績情報を提供してくれる方式です。
これは印刷や郵送の手間がなく、ミスも減るので、僕個人としては受験生にとって非常に助かる方法だと感じています。
愛媛県立医療技術大学のように、Web方式を採用している大学は増えていますね。
2. チケット方式:紙を貼って郵送
チケット方式では、マイページからダウンロード・印刷した成績請求チケットの紙を、他の出願書類(調査書など)と一緒に大学へ郵送で提出します。
このチケットは、国公立前期日程用、私立大学・短期大学用など、全部で8つの区分に分かれており、出願する入試区分に合わせて適切なチケットを使わなければなりません。
特に私立大学・短期大学用のチケットは、標準で18枚発行されますが、それ以上必要なら大学入試センターに追加発行を申請できます(手数料は無料)。
手続き上の重要な注意点!
- 貼付指示の確認: チケット方式で提出する場合、大学によっては志願票や専用の台紙にチケットを糊付けするよう指定されます。もし特に貼る指示がない場合は、小さな紙なので紛失しないように、調査書の横にクリップで留めたり、小さなビニール袋やクリアファイルに入れて封筒に同封したりするのが安全策です。
- 国公立の利用制限: 国公立大学の前期日程用などのチケットは1大学1学部のみ出願可能という制限があります。もし誤った区分を使って複数の大学に出願してしまうと、出願が無効になる可能性があるので、慎重を期してください。
- 発送方法の厳守: 提出書類は「速達簡易書留」など、発送方法が指定されていることがほとんどです。また、「必着」なのか「当日消印有効」なのか、締め切り時間までしっかりと確認し、余裕をもって郵便局の窓口から送付しましょう。出願書類に不備があると、せっかくの努力が水の泡になりかねません。
まとめ
■成績請求票は合格へのパスポート
共通テストの成績請求票と番号は、共通テスト利用入試において、あなたの実力を志望大学に伝えるための「パスポート」のようなものです。
この手続きを滞りなく行うことが、受験戦争の最初の関門を突破する鍵となります。
現代の受験手続きはWeb化が進み、便利になった反面、自分で確認・印刷・提出しなければならない作業が増え、煩雑だと感じるかもしれません。
しかし、全ての情報をマイページで一元管理できるようになっているので、12月10日以降にマイページにアクセスし、必要なチケット(受験票と成績請求チケット)をA4サイズの白色用紙に拡大縮小せずに印刷し、大切に保管することから始めましょう。
準備を万全に整えて、最高の状態で入試本番に臨んでください!
僕も心から応援しています。
