2週間の放送休止期間を経て、ついに怒涛の後半戦がスタートしたドラマ『VIVANT』第2シーズンの第19話。
息をのむ奪還作戦の緊張感が漂う中で、多くのファンの視線を釘付けにしたのが松坂桃李さん演じる黒須駿の存在でしたよね。
中国の極秘諜報組織シンシーによってシャキ城へと囚われ、苛烈を極める拷問に直面しながらも決して口を割らない黒須たちの凄絶な姿には胸が締め付けられました。
そんな中で描かれたのが、敵の手が日本国内にいる黒須の実家や家族へと伸びるという極めて緊迫したエピソードです。
今回は、第19話で初めて明かされた黒須駿の実家の全貌から、衝撃のサプライズ登場を果たした「弟」の正体、そして乃木憂助との決定的な対比や物語における重要性まで徹底的に深掘りして解説していきます。
VIVANT|黒須駿の実家(家柄と背景)
敵組織シンシーの幹部であるハンは、過酷な拷問に屈しない黒須たち5人の別班員を揺さぶるため、日本にいる彼らの家族を人質に取るという卑劣な作戦へと舵を切りました。
その中でターゲットとして名前が挙がり、刺客が送り込まれたのが岐阜県恵那市にある黒須の実家でしたね。
これまで謎に包まれていた黒須駿のルーツですが、彼は九州・福岡地方で代々続く格式高い歴史ある老舗の名家に生まれ、厳格な家庭環境の中で育ってきた背景を持っています。
表向きは地域に深く根ざした伝統的な事業を営む厳格な家系であり、幼少期から父親に完璧さや家業の継承を強く求められてきました。
しかし、父が敷いた既定路線や家庭内の息苦しいプレッシャーに反発した黒須は、自らの強い意志で家を出て陸上自衛隊へと入隊する道を選んだのです。
そこで並外れた身体能力と鋭い頭脳が見込まれ、防衛省の秘密組織である別班へと抜擢された経緯がこれまでに語られてきました。
そんな彼が離れて暮らす故郷の実家や家族は、国家の機密を背負う工作員となった黒須にとって、誰にも明かすことのできない唯一の心の拠り所であり、同時に最大の弱点でもあったわけです。
VIVANT|黒須の「弟」が19話に登場
第19話の序盤、シンシーの工作員が配送員に変装し、岐阜県恵那市にある黒須の実家へ静かに押し入ろうとする恐怖のシーンが描かれました。
作中で判明した設定によると、黒須駿には数歳離れた「黒須翼(つばさ)」という名前の弟が存在しています。
実家で一人重圧を背負ってきた弟が敵の手に落ちてしまうのではないかと、画面の前で誰もが生きた心地がしなかったはずですよ。
ところが、玄関先で待ち受けていた「弟・翼」は、本物の弟ではなく、陸上自衛隊の最高峰部隊である特殊作戦群の精鋭隊員でした。
別班に次ぐエリート部隊として知られる特殊作戦群の隊員は、配送員を装った敵の油断を誘い、意表を突く電撃的な早業で一瞬のうちに相手を取り押さえて制圧してみせましたね。
実は別班側は、あらかじめ拘束していた公安の鈴木の音声をAIで高度に再現し、ハンに「家族拉致の命令」を出させることで敵の動きを完璧に先読みしていたのです。
本物の黒須の家族や他の別班員の親族は、事前に「新型ウイルス発生」という偽ニュースの隔離という名目で、全員が安全な自衛隊施設へと保護されていました。
家族を人質に取って黒須たちを折ろうとしたシンシーの謀略は、別班と特殊作戦群の見事な連携によって完全に撃ち破られたことになります。
VIVANT|黒須の「弟」を演じた俳優
黒須の弟・翼に扮して凄まじい身体能力と圧巻のアクションを披露し、視聴者を大興奮させたのが俳優の西垣匠さんです。
放送直後からSNSでは「出てきた瞬間叫んだ」「あまりにもイケメンすぎる」「西垣匠くんが特殊作戦群とか胸熱」と大きな話題が駆け巡りましたね。
西垣匠さんといえば、ミスター慶應コンテスト出身の爽やかなルックスと確かな演技力で、若手俳優の中でも絶大な人気を誇る実力派です。
今回の『VIVANT』におけるサプライズ出演には、ドラマファンなら絶対にニヤリとしてしまう非常に胸熱な裏の仕掛けが存在していました。
実は、シャキ城の中で黒須とともに拷問に耐え続けている別班員・熊谷を演じる西山潤さんと西垣匠さんは、2021年の日曜劇場『ドラゴン桜』で共演していた間柄なのです。
福澤克雄監督が演出を手掛けた『ドラゴン桜』で、二人は坊主頭のヤンキーコンビとして強烈なインパクトを残して視聴者に親しまれていました。
かつてヤンキーコンビとして画面を彩った二人が、今作では別班と特殊作戦群という異なる立場の精鋭として同じ作品世界で競演している構図は、ファンにとって最高のサプライズでしたね。
鋭い眼光と無駄のない洗練された動きで工作員を瞬殺する西垣さんの演技は、特殊作戦群という部隊の圧倒的な強さを力強く印象付けてくれました。
VIVANT|黒須と乃木の関係性
この第19話で明かされた黒須の実家や家族の存在は、主人公である乃木憂助との人間的な対比において極めて重要な意味を持っています。
乃木憂助は幼少期に両親であるノゴーン・ベキや葵と生き別れ、愛を知らない孤児として孤独の中で育ってきた悲絶な生い立ちを持っています。
帰るべき実家もなければ守るべき具体的な血縁家族も存在しなかった乃木に対し、黒須には九州の名家というルーツと、大切な両親や弟という守るべき「具体的な家族」が存在していました。
工作員としては守るべき存在があること自体が致命的なスキや弱点になり得るわけですが、乃木はその弱点を冷酷に切り捨てるような真似は一切しませんでした。
乃木は「誰一人として死なせない、全員生きて帰る」という強い誓いを立て、AI技術や特殊作戦群を総動員して裏で黒須の家族を完璧に防衛してみせたのです。
自分が幼い頃に家族を奪われて苦しんだからこそ、大切な相棒である黒須に同じ絶望を絶対に味わわせたくないという乃木の深い情愛がここに表れていますよね。
自分の家族が人質に取られる危機を救われた黒須にとって、乃木憂助という存在は単なる上司やリーダーを超えた絶対的な恩人となりました。
過酷な拷問に耐える黒須の眼差しには、日本に残してきた家族が無事であるという確信と、必ず救いに来ると信じる乃木への揺るぎない絶対的忠誠が込められていたのだと感じます。
まとめ
今回は、ドラマ『VIVANT』第19話で大きな話題となった黒須駿の実家、弟の正体、そして乃木との絆について詳しく紐解いてきました。
敵の残虐な罠をことごとく先回りして打ち砕く別班と特殊作戦群の知略戦には、観ていて心からスカッとするカタルシスがありましたね。
西垣匠さんのサプライズ登場や『ドラゴン桜』からのファン歓喜の伏線など、エンターテインメントとしての楽しさも満載の最高のエピソードでした。
しかし、日本国内での防衛が成功した一方で、現地シャキ城では和田さんが守り刀で刺されるという凄惨な事態が起きてしまい、奪還作戦はさらに緊迫した局面を迎えています。
過酷な試練を乗り越え、黒須たちが無事に救出されて乃木とともに日本へ生還できるのか、次回の第20話からも一瞬たりとも目が離せませんね。
みなさんは今回の黒須の実家にまつわる展開や西垣匠さんの登場についてどう感じましたか。
これからも乃木と黒須の熱い絆の行方を、みんなで全力で応援しながら見守っていきましょう。
