ライフリスト(netflix映画)解説|あらすじ・キャストは?感想は面白い?

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こんにちは、はるをです!

この記事ではnetflixで3月28日に配信開始されたばかりの新作映画「ライフリスト(英語版タイトル:The Life List)」について解説しています。

「ライフリスト」は亡き母の遺言で、10代の頃の「やりたいことリスト」を叶える旅に出た主人公が、自分と向き合い、真実の愛を見つける感動の物語。
夢を諦めかけた主人公が、母の遺したリストを通して、人生をリセットし、本当に大切なものを見つけていくヒューマンドラマです。

はるを
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「真実の愛」とは?自分らしい生き方とは?亡き母の問いかけに、主人公が自分自身と向き合い、答えを探す姿を描いた作品だよ。

ライフリスト | Netflix (ネットフリックス) 公式サイト
母親に背中を押された娘が、10代の頃にやりたかったことをすべてかなえていくことに。やがて、彼女は家族の秘密を知り、新しい恋に出会い、本当の自分を見つけていく。

ライフリスト(netflix映画)解説|あらすじ

主人公のアレックス・ローズは、ニューヨークで母親が経営する化粧品会社で働いている30代の女性。
でも、昔は教師になるという夢を持っていたのに、いつの間にか諦めて、何となく毎日を過ごしている、ちょっと煮え切らない日々を送っているんです。

恋人のフィンとも、長く付き合っているけれど、どこかマンネリ気味。そんな中、アレックスにとってかけがえのない存在だった母親のエリザベスが、癌の再発によって突然亡くなってしまいます。

悲しみに暮れるアレックスと家族でしたが、弁護士のブラッドが読み上げた遺言状の内容に、皆が驚愕します。
なんと、母親の会社を継ぐのはアレックスではなく、長男の妻キャサリンに指名されたのです。

さらに、アレックスには何も相続されない代わりに、一通の封筒が遺されます。
その中に入っていたのは、アレックスが13歳の頃に書いた「人生でやりたいことリスト」、いわゆるライフリストだったのです!

遺言によると、アレックスはそのリストに書かれた項目を全て、期限である1月1日までに達成しなければ、母親の遺産を相続することができないというのです。

しかも、リストを一つこなすごとに、弁護士のブラッドから母親が生前に録画したDVDが渡され、そこにはアレックスへのメッセージが込められているという、なんともユニークな仕組み。

リストには、「スタンダップコメディのステージに立つこと」や「良い先生になること」といった目標の他に、「真実の愛を見つける」という、ちょっと難易度の高そうな項目まで含まれていました。

夢を諦めてしまった娘に、もう一度輝いてほしいという母親の深い愛情が感じられますよね。

戸惑いながらも、アレックスはリストの達成に向けて動き始めます。
スタンドアップコメディに挑戦したり、昔諦めたピアノの練習を再開して発表会で演奏したり。

一つずつリストをクリアしていくうちに、アレックスは今まで知らなかった家族の秘密に触れたり、新しい出会いがあったり、そして何よりも自分自身と向き合う時間を持つことになるのです。

「真実の愛を見つける」という目標を達成するために、兄の妻である親友ゾーイに相談した際には、

  • 「彼に本音を言えるか」
  • 「彼は優しいか」
  • 「彼は自分を最高のバージョンにしてくれるか」
  • 「彼を自分の子供の父親にしたいか」

という、相手を見極めるための4つの質問を教えられます。

はるを
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この質問、恋愛だけでなく、人間関係全般において大切なことかもしれませんね。

そして、ライフリストの達成をサポートしてくれる弁護士のブラッドとの間にも、徐々に特別な感情が芽生え始めます。

また、アレックスは子供の頃から関係がギクシャクしていた父親との和解にも挑戦します。

その再会で、自分が実の父親の子供ではないという衝撃的な事実を知ることになるのですが、それでも今の家族との絆を改めて大切に思うようになります。

さらに、実の父親がバーモント州でミュージシャンとして活動していることを知り、ブラッドとその恋人ニーナと共に会いに行くことに。

そこで実の父親との間にわずかながらも絆を感じるのですが、翌朝、彼は現れず、少し寂しい思いを抱えながらニューヨークへ戻ります。

この旅をきっかけに、アレックスとブラッドの関係はさらに深まっていくのですが、予期せぬ出来事も起こり…。

果たしてアレックスは、期限までに全てのライフリストを達成し、「真実の愛」を見つけることができるのでしょうか?

そして、母親が本当にアレックスに残したかったものとは何だったのでしょうか?

はるを
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最後まで目が離せない展開が待ち受けています。

ライフリスト(netflix映画)|キャスト

次に、物語を彩る主な登場人物たちをご紹介しましょう。

まず、主人公のアレックス・ローズ。演じるのは、チャーミングなソフィア・カーソンです。
彼女は、母親の死をきっかけに、子供の頃の夢と向き合うことになります。

最初は戸惑いながらも、リストをこなしていくうちに、本来の明るさや情熱を取り戻していく姿が印象的です。

アレックスの母親、エリザベス・ローズを演じるのは、コニー・ブリットン。
アレックスとは親友のような特別な絆で結ばれており、亡くなった後も娘の成長を願う深い愛情が、ライフリストという形で伝わってきます。

彼女の残したDVDメッセージは、アレックスにとって大きな心の支えとなるでしょう。

そして、アレックスのライフリスト達成を見守るブラッド役には、カイル・アレン。
弁護士として淡々と職務をこなす一方で、アレックスの挑戦を親身になってサポートする、優しくて誠実な青年です。

二人の間には、次第に友情以上の感情が芽生えていきます。

アレックスが働くことになる女性センターの責任者、ギャレットを演じるのはセバスチャン・デ・ソウザ。
知的で魅力的な彼は、アレックスとすぐに意気投合して交際を始めますが、次第に自分の思う通りにコントロールしようとする一面を見せるようになります。

アレックスの兄で次男のルーカス役は、ダリオ・ラダニ・サンチェス。
アレックスと仲が良く、彼女の挑戦を応援してくれます。

ルーカスの妻でアレックスの親友ゾーイ役には、マリアンヌ・レンドン。
アレックスに「真実の愛」を見つけるための大切な質問を教えてくれる、頼れる存在です。

アレックスの兄で長男のジュリアン役は、フェデリコ・ロドリゲス。
秀才でエリートである彼は、当初アレックスのライフリストへの挑戦をあまり真剣に受け止めていません。

アレックスの父親サミュエル役は、ホセ・ズニーガ。
エリザベスと離婚して以来、アレックスとは疎遠になっていましたが、ライフリストをきっかけに再び向き合うことになります。

そして、アレックスの実の父親であるミュージシャンジョニー役には、ジョルディ・モリャ。
アレックスが自身のルーツを探る上で重要な人物となります。

ライフリスト(netflix映画)|感想は面白い?

さて、実際にこの映画を見た人の感想はどうでしょうか?
様々なレビューを見てみると、「心温まる感動作」という意見が多いようです。

特に、母親の愛情が形を変えて娘を導いていくというストーリーに感動したという声や、「自分の夢をもう一度見つめ直すきっかけになった」という感想が多く見られました。

主演のソフィア・カーソンの演技も高く評価されており、「彼女の頑張る姿に勇気づけられた」というコメントも目立ちます。

また、ラブコメ要素も楽しめたという声も多く、「弁護士のブラッドとの関係がどうなるのか、ハラハラドキドキした」という意見も。

一方で、「展開が少し予定調和だった」と感じた人や、「ロマンスの進展がやや唐突に感じられた」という意見も一部にはあるようです。

しかし全体的には、「気軽に楽しめるけれど、心に残る作品」として、幅広い層に支持されているようです。

私自身も、あらすじを読んだだけでも、主人公のアレックスが母親の残したリストに翻弄されながらも、自分の本当にやりたいことを見つけていく過程にすごく共感しました。

英語学習を始めたきっかけが海外俳優さんに夢中になったことだった私にとって、

「この人が話す英語を字幕なしで理解したい!」

という強い思いが、諦めかけていた英語への興味を再び呼び覚ましてくれた経験があるので、アレックスが過去の夢に再び向き合う気持ちは、痛いほどよく分かる気がするんです。

もしかしたら、ライフリストの中には、今となっては「そんなこと、もう無理だよな…」と思ってしまうような目標も含まれているかもしれません。

それでも、アレックスが一つ一つ挑戦していく中で、どんな発見や成長があるのか、すごく楽しみです。

ライフリスト(netflix映画)解説|見どころ

最後に、この映画の見どころをさらに詳しくお伝えしたいと思います。

まず、なんと言ってもアレックスが13歳の時に書いたライフリストの内容です。

  • 「スタンダップコメディに挑戦する」
  • 「タトゥーを入れる」
  • 「『白鯨』を眠らずに読み通す」

など、子供の頃ならではのユニークな目標が並んでおり、それらを大人のアレックスがどのようにクリアしていくのか、その過程がコミカルでありながらも感動的です。

それぞれのリスト項目を達成するたびに、母親からの温かいメッセージが込められたDVDが届くという演出も、母娘の絆を感じさせてくれます。

そして、アレックスと弁護士ブラッドの関係の変化も見逃せません。
最初は事務的な関係だった二人が、共に時間を過ごすうちに、徐々に心を通わせていく様子は、まさにロマンチックコメディの王道でありながらも、観る人の心を温かくします。

ブラッドの優しさや誠実さが、アレックスにとってどれほど心の支えとなるのか、注目してみてください。

また、アレックスの親友ゾーイから教えられる「真実の愛を見つけるための4つの質問」は、この映画の重要なテーマの一つと言えるでしょう。
相手の優しさ、本音で話せるかどうか、自分を最高のバージョンにしてくれるか、そして子供の父親にしたいと思えるか。

これらの問いかけは、恋愛だけでなく、私たちが人間関係を築く上で、本当に大切にすべきことは何かを教えてくれるはずです。

さらに、アレックスが家族の秘密を知り、父親との関係を修復していく過程も、この物語に深みを与えています。
特に、自分が実の父親の子供ではないという衝撃的な事実を受け止め、それでも今の家族との絆を大切にしようとするアレックスの姿は、観る人に勇気を与えてくれるでしょう。

そして何よりも、この映画は主人公アレックスの自己発見の旅を描いています。
母親の遺したライフリストをきっかけに、アレックスは過去の自分と向き合い、本当にやりたいこと、大切にしたいものを見つけていきます。

その過程で、彼女は失敗したり、傷ついたりしながらも、前に進むことを諦めません。

そんなアレックスの姿を通して、私たちもまた、「自分の人生、これでいいのかな?」「本当にやりたいことは何だろう?」と、改めて自分の心に問いかけてみたくなるかもしれません。

はるを
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この映画は、笑いあり、涙あり、そして温かい感動ありの、まさに人生の縮図のような作品だと思います。

もしあなたが、最近なんだか心がモヤモヤしているとか、新しい一歩を踏み出す勇気が欲しいと感じているなら、ぜひこの『ライフリスト』を観て、アレックスと一緒に自分探しの旅に出かけてみませんか?

きっと、見終わった後には、前向きな気持ちで明日を迎えられるはずですよ!

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