こんにちは、はるをです!
この記事ではnetflixで5月1日に配信開始されたばかりの新作映画「最強のファン(原題:La Mas Fan、英語版タイトル:The Biggest Fan)」について解説しています。
「最強のファン」はハリウッドから故郷へ戻った落ち目の女優と、彼女を異常に崇拝する元ファンとの間で繰り広げられる、予測不能なコメディバトル!
キャンセルカルチャーでキャリアを失った女優が再起をかけるも、熱狂的な元ファンでありライバルの出現で、事態は思わぬ方向へ転がる爆笑作品です。

メキシコを舞台に、落ち目の女優と彼女を異常に慕うファンの間で繰り広げられる、笑いとちょっぴりの皮肉が効いたドラマだよ

最強のファン(netflix映画)解説|あらすじ
物語の中心にいるのは、ラナ・クルスというベテラン女優さんです。
長く続いた人気ドラマ「スペシャル・クライム」の主演を務めるなど、ハリウッドで輝かしいキャリアを築いてきました。
でも、ある日、とんでもないことが起きてしまうんです。
ファンとの交流中に、誤って、本当にアクシデントだったんですけど、熱狂的なファンを平手打ちしてしまったんです。
この出来事がすぐにSNSで拡散されてしまって、あっという間に「キャンセルカルチャー」の餌食になってしまいます。
もう大変な騒ぎで、彼女の評判はガタ落ち、ドラマは打ち切り、業界からも干されてしまうという窮地に追い込まれるんです。
それから約1年後、すっかり落ちぶれてしまったラナに、故郷のメキシコで再起のチャンスが舞い込みます。
それは、風変わりな監督が撮るインディペンデント系のアート映画への出演オファーでした。
これを機に、再びスターダムに返り咲こうとラナはメキシコへと飛び立ちます。
ところが、彼女の計画は思いがけない人物の登場によって大きくかき乱されることになります。
それが、自称「一番のファン」であるポリー・メルガルなんです。
宿泊先で出会ったポリーは、ラナの熱狂的なフォロワーで、図々しくも彼女のアシスタントに就き、さらにはSNSでのイメージ回復まで引き受けちゃうんです。
ポリーはラナとは正反対の明るくて能天気な性格で、その献身的な、でも時には度を超えた「ファン愛」が、ラナをさらに騒動へと巻き込んでいく…そんなお話のようです。
キャリアのどん底から這い上がろうとする女優と、彼女を愛してやまない(ちょっと危ない?)ファン、この二人のドタバタ劇が描かれています。
最強のファン(netflix映画)|キャスト
■この映画の魅力は、やっぱり主演のお二人だと思います。
落ち目の女優ラナ・クルスを演じるのは、メキシコで絶大な人気を誇り、国際的にも活躍しているケイト・デル・カスティーリョさんです。
彼女自身も長いキャリアの中で公私にわたる注目や批判に直面した経験があるそうなので、セレブリティという存在の難しさや、名声の負の側面を描くラナという役柄に、リアルな深みを与えているんじゃないかなと思います。
最初はちょっと高慢な diva(歌姫、という意味ですが、ここでは気難しいスターみたいな感じでしょうか)っぽいところも見せるラナですが、困難に立ち向かう姿をデル・カスティーリョさんがどう演じているのか、気になりますね。
そして、ラナの「一番のファン」であるポリー・メルガルを演じるのは、ダイアナ・ボビオさんです。
彼女はこの映画の「魂」とも言われているくらい、常に面白くて、時には大爆笑を誘うような、コメディエンヌとしての才能を爆発させているそうです。
ラナとは対照的な、明るくてちょっとお節介、でもどこか憎めないキャラクターで、彼女の存在が物語にたくさんの笑いと混乱をもたらすようですね。
デル・カスティーリョさんのシリアスな雰囲気と、ボビオさんの弾けるような明るさ、この二人のコンビネーションが本当に楽しみです。
脇を固める俳優さんたちも紹介されていますね。例えば、
ラナがメキシコで出演する映画の風変わりな監督アリストテレス・オロスコを演じるガブリエル・ヌンシオさん。
共演者のロベルト・ベルモンテ役にはウーゴ・カタランさん。
ラナの娘のグレタ役にはダリアナ・デルボウイスさん。
そして、ラナのエージェント、カルメンを演じるのはエマ・ラモスさんです。
個性豊かなキャラクターたちが、ラナとポリーの物語をさらに盛り上げてくれるようです。
最強のファン(netflix映画)解説|面白い?見どころは?
さて、この映画の「見どころ」ですが、まず何と言っても、肩肘張らずにリラックスして楽しめる、明るくて気楽なコメディだということですね。
難しいことを考えずに、ただ笑って気分転換したい、そんな時にぴったりな作品みたいです。
特に注目したいのは、ケイト・デル・カスティーリョさんとダイアナ・ボビオさんが作り出すコメディデュオです。

対照的な二人のキャラクターが、様々な面白い状況を生み出していく。
最初はラナに執着しているポリーが、最終的にはお互いを理解し合う関係になっていくという展開は、シンプルだけど心温まる部分かもしれませんね。
また、この映画は現代のセレブリティを取り巻く騒々しい世界や、ファンの執着心というテーマ、そして最近よく耳にする「キャンセルカルチャー」について描いています。
SNSによって一瞬で評価が変わってしまう、有名人の大変さ、そしてファンとセレブの関係性の変化 など、私たちがニュースなどで見聞きする現実と繋がる部分があるので、ただのコメディとしてだけでなく、ちょっと考えさせられる側面もあるかもしれません。
ラナの経験を通して、有名人も私たちと同じように、悩みや不安を抱えた一人の人間なんだ、ということを感じさせてくれるかもしれませんね。
もちろん、映画全体としては、すごく深いメッセージがあったり、脚本が凝っていたりというよりは、「単純に楽しませる」ことにフォーカスしているようです。
中には
「期待したほどではなかった」
「ストーリーが浅い」
といった厳しい意見もあるようですが、ダイアナ・ボビオさんの素晴らしい演技 や、ケイト・デル・カスティーリョさんの持つリアルな背景、そしてユニークな脇役たちの存在 が、きっと観る人を惹きつけてくれるんじゃないかなと思います。
金曜日の夜に、何もかも忘れて笑いたい!という時にぴったりな、楽しいエンターテイメント作品として、ぜひチェックしてみてはいかがでしょうか。
私も、海外ドラマや映画を字幕なしで楽しめるようになったおかげで、こういうコメディも気軽に観られるようになって、本当に世界が広がったなと感じています。
皆さんも、もし英語学習に興味があったら、ぜひ好きな作品を観ることを目標にしてみてくださいね。
きっと、私のように「楽しい!」と思える日が来るはずですよ。
この映画が、皆さんの楽しい時間のお役に立てたら嬉しいです。
最後まで読んでくださって、ありがとうございました!
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