【終末ツーリング】完結はまだ？最新刊は世界の核心へ！廃墟を駆ける少女たちの旅路の謎を徹底考察
ああ、ついに「終末ツーリング」に辿り着いた同志よ、ようこそ。
Google検索でこのタイトルを見つけた君は、きっと僕と同じく、終末世界の静かな美しさと、その裏に隠された深すぎる謎に魅了されかけているんだろうね。
この作品は、ただの「美少女×バイク」漫画じゃない、まさしく「人類滅亡後の記録文学」なんだ。
2025年秋にはアニメ化も始まって、今、最も熱い考察対象となっているこの旅の記録を、熟練のオタクブロガーとして徹底的に解説させてもらうよ。
終末ツーリング考察ネタバレ｜あらすじ
■あらすじ：静寂の日本をセローで
物語の舞台は、人類がほぼ滅びた後の日本。
信号も渋滞も、もちろん煽り運転なんてものもない、荒廃しながらも自然が美しく再生した世界を、二人の少女と一台のオフロードバイク「セロー225」がトコトコと走っていくんだ。
旅人は、明るく無邪気なヨーコ。
そして、冷静沈着でどこか人間離れした相棒のアイリ。
彼女たちは、ヨーコの姉がかつて残した写真SNS「ツーリングラム」の記録を道しるべに、箱根、横浜、東京、そして北へと旅を続けるんだ。
最初は観光気分にも近い、廃墟での焚き火や釣りといった日常的な風景がメイン。
でもね、この旅の裏側には、文明がどうやって崩壊したのか、ヨーコとアイリは何者なのか、そして姉が残した記録の本当の意味は何なのか、という深遠な謎が横たわっているんだよ。
この作品は、荒廃した街並み（ベイブリッジの崩壊や海に沈んだビル群など）と、二人の軽やかな日常のコントラストが本当に心を揺さぶるんだ。
終末ツーリング考察ネタバレ｜完結してる？
■完結してる？旅路の現在地
結論から言わせてもらうと、「終末ツーリング」はまだ完結していないんだ。
連載はKADOKAWAの月刊コミック誌「電撃マオウ」で2020年から続いていて、今もなお、ヨーコとアイリの旅路は進行中なんだよ。
2025年10月現在で、単行本は第7巻まで発売されている状況だ。
作者のさいとー栄先生は、「旅はまだ終わらない」「次の目的地が見えてきた」といったコメントを残していて、物語は終わりに向かいつつも、すぐに最終回が来るという雰囲気ではないんだ。
僕としては、これだけ丁寧に、そして深く世界を描いている作品だから、焦って完結させるより、この静かな旅を長く続けてほしいと思っているよ。
現在のアニメ放送（2025年10月開始）も、原作の完結を早めるどころか、むしろ原作の世界をさらに拡張するきっかけになっている。
だから、これから読み始める君も安心してほしい。この旅は、まだまだ楽しめるんだ！
終末ツーリング考察ネタバレ｜最新刊は7巻？8巻？
■最新刊の内容：戦闘機と過去の記憶
最新刊となる第7巻は2025年3月27日に発売されていて、物語は旅の原点である関東を離れて、東北方面へと進んでいるんだ。
特にこの巻で描かれた重要エピソードは、物語のトーンを大きく変えるターニングポイントになったね。
まず、旅の途中で長岡の夜空に現れた謎の戦闘機。
無人の終末世界のはずなのに、突如として現れる軍事的な影は、「人類はまだ生きているのか？」という強烈な疑問を読者に突きつけるんだ。
ヨーコとアイリの旅は、この遭遇をきっかけに、単なる「観光」から「世界の真相を探る探索」へとモードチェンジした感がある。
そして、第7巻では、ヨーコが夢やフラッシュバックを通じて過去の記憶を追体験するシーンが描かれ、彼女自身の正体や、姉の存在、世界の終わり方がより深く示唆されている。
次巻の第8巻は、2025年10月27日に発売予定と予測されていて、ここでは三沢基地を目指す中で出会う新キャラクター「クレア」（自らを宇宙飛行士と称する女性）が登場するみたいで、いよいよ物語は最終章の序章に突入する可能性が高い。
長岡の戦闘機の謎が、三沢基地でどう解き明かされるのか、今から楽しみで夜も眠れないよ！
終末ツーリング｜感想は面白い？
■感想・評価：切なさと考察が融合
僕がこの作品を好きなのは、その「美しい滅びの描写」と、「重いテーマを軽やかに乗りこなす少女たちの姿」のギャップにある。
読者や視聴者の間でも、この独自のトーンが非常に高く評価されているんだ。
特に僕のようなミリタリーや廃道マニアにとっては、陸自の16式機動戦闘車や護衛艦、F-35といった兵器がリアルに描かれたり、朽ちた道路標識や廃墟のディテールが緻密に描き込まれている点に、もう感涙ものだよ。
そして、単なる廃墟萌えだけでは終わらないのがこの作品の凄さだね。
アニメ第2話で描かれた、サイボーグの「シュワちゃん」との出会いと別れのエピソードなんて、ネット上でも「アカン涙腺崩壊する」「重い話をぶっ込んできた」と大反響だった。
シュワちゃんの首にぶら下がっていた家族写真とか、別れのシーンで流れたエンディングテーマ「グライド」とか、静かな旅路の中に、人間（あるいは人間もどき）の切実な感情をぶち込んでくる演出が本当に巧みなんだ。
この作品は、終末系アニメとしてよく比較される「少女終末旅行」よりも舞台が現実の日本であるため、より「他人事じゃない」というリアリティを強く感じさせるんだよ。
終末世界を旅するヨーコとアイリの絆の深さ、そしてヨーコの持つ異常な治癒能力やアイリのサイボーグ的な特性といった未解明の謎が、考察オタクの情熱を掻き立ててやまないんだ。
まとめ
■記録と再生のロードムービー
「終末ツーリング」は、人類がなぜ滅んだのか（戦争、AI暴走、環境破壊、人口減少など複合要因が有力）という謎を追いかけながらも、その根幹で描いているのは「記録と再生」の物語なんだ。
ヨーコが姉の残した「ツーリングラム」を辿り、同じ風景を写真に収める行為は、失われた文明を弔い、そして未来へと記憶を繋ぐ儀式にも等しい。
人がいなくなっても、記録は残り、人は記録を通じて生き直せる。
この強烈なメッセージこそが、僕たちがこの作品に熱中する理由だろう。
アニメは2025年10月から放送中、原作漫画は物語の核心に迫る新章へと突入した。
これは単なるバイク旅の記録ではない、文明の終焉と、その後の希望を描くロードムービー型の黙示録なんだ。
さあ、君も電動セローに乗った二人の少女と一緒に、この静かで美しい終末の世界を走り抜けて、すべての謎と答えをその目で見てほしい。
彼らの旅の終着点に、僕たちが想像もしなかった未来が待っているはずだ！
