有馬記念を目前に控えたこの時期、ついにJRAの即PATとPayPayがタッグを組んだというニュースは、僕ら競馬ファンにとって今年一番の衝撃だったかもしれません。
これまで特定の銀行口座を持っていないと参加できなかったネット投票の世界が、スマホ一つで完結するPayPayに対応したことで、ぐっと身近なものになりました。
僕自身、仕事の合間にメインレースの結果をチェックするのが日課なのですが、今回の連携は利便性の面で革命的な一歩だと確信しています。
ただ、新しいシステムゆえに「どうやって連携するのか」「エラーが出て進めない」といった悩みを抱えている方も多いようなので、ベテランブロガーとして徹底的に深掘りして解説していきますね。
即パットでPayPay連携やり方|エラーで登録できない・入金できない場合
■スマホで完結する即PATとPayPayのスマートな連携手順
今回の連携における最大のポイントは、既存の即PATアカウントにPayPayを追加するのではなく、PayPay専用の新しいアカウントを作成する必要があるという点です。
まずは事前準備として、お使いのPayPayアプリで本人確認、いわゆるeKYCが完了しているかを確認することから始めてください。
マイナンバーカードを使えば最短で当日中に承認されますが、これが行われていないと登録の入り口で足止めを食らってしまいます。
準備ができたら、即PATの公式サイトにある新規会員登録ページへアクセスし、決済手段としてPayPayを選択してください。
すると自動的にPayPayアプリへと画面が切り替わるので、利用規約をじっくり読んでから同意のボタンをタップします。
次に非常に重要なのが、払戻金の受け取り設定で、PayPayマネーとして受け取れる上限の100万円を超えた場合の振込先口座を指定する必要があります。
給与受取サービスを利用している方の場合は上限が80万円に制限されるので、ご自身の状況に合わせて設定を進めていきましょう。
最後にJRA側のページで氏名や住所などの加入者情報を入力すれば完了ですが、この一連の作業は馬券の発売時間帯にしか行えないので注意が必要です。
即パットでPayPay連携|エラーで登録できない場合
■多くのユーザーを悩ませるエラーコードWE0A09の正体と対策
せっかく登録しようとしたのに「WE0A09」という謎のエラーコードが出て立ち往生してしまったという声が、ネット上の至る所で上がっています。
僕も調べていて驚いたのですが、このエラーはシステムの処理が正常に完了しなかった際に出るもので、特にアクセスが集中する週末に頻発する傾向があるようです。
もしこのコードが表示されたら、まずはブラウザを見直してみるのが解決への一番の近道かもしれません。
具体的には、iPhoneならSafari、AndroidならGoogle Chromeという標準のブラウザを使い、アプリ内ブラウザやプライベートモードは避けるのが鉄則です。
実際に、Google Chromeを利用することでスムーズに登録できたという成功例も報告されているので、試してみる価値は十分にあります。
また、即PAT側の登録情報とPayPayに登録されている名義が完全に一致しているかも、今一度確認してみてください。
名字が変わっていたり、表記にわずかな違いがあったりするだけで、セキュリティの観点からシステムが拒絶反応を起こすことがあります。
何度も失敗するとイライラしてしまいますが、セッション切れを防ぐために、入力作業はできるだけスピーディーに進めるのがコツですよ。
即パットでPayPay連携|エラーで入金できない場合
■入金できない時にチェックすべきPayPayマネーの制限とルール
連携はできたのに入金がうまくいかないという場合、まず確認すべきは、その残高が「PayPayマネー」であるかどうかです。
キャンペーンなどで手に入れたPayPayポイントや、クレジット(旧あと払い)からチャージしたマネーライトでは、馬券を購入することはできません。
銀行口座やATMから現金でチャージした、出金可能な「PayPayマネー」のみが対象であることを覚えておいてください。
さらに入金金額には「1節につき10万円まで」という独自の制限が設けられており、これを知らずに上限を超えようとしてエラーになるケースも多いようです。
「節」というのは、基本的には土日の開催期間を指しますが、ここで熱くなりすぎて何度も入金を繰り返すと、3回目からは1回につき15円の手数料が発生します。
最初の2回までは無料ですが、ちりも積もれば山となるので、あらかじめその日に使う金額を決めてまとめて入金するのが賢いやり方ですね。
また、入金指示は必ずスマートフォンから行う必要があり、パソコンのブラウザからは手続きができない仕様になっている点も要注意です。
どうしても入金できない時は、PayPay側で設定している1日の利用上限額に達していないか、アプリの「設定」メニューから確認してみるのも良いでしょう。
即パットでPayPay連携|エラーのトラブルシューティング
■スムーズな投票ライフを支えるその他のトラブルシューティング
登録や入金以外にも、実際に使ってみると「こんなはずじゃなかった」と感じる細かい落とし穴がいくつか存在します。
例えば、的中した払戻金ですが、これは基本的にはPayPayマネーとしてアカウントに自動的にチャージされます。
ただし、そのためにはPayPayアプリ内で「振込チャージ」の設定をあらかじめ済ませておく必要があり、これを忘れると受け取りでつまずくことになります。
もしPayPayの残高上限を超えてしまった場合は、事前に登録した銀行口座へ手数料無料で振り込まれる仕組みなので、その点は安心してください。
また、節の終了後に使い残した即PAT内の残高は、自動的にPayPayへと戻されるので、無理に使い切ろうとする必要はありません。
ネット掲示板などでは「ログインできない」という書き込みもよく見かけますが、加入者番号やP-ARS番号は大切に保管し、入力間違いには細心の注意を払いましょう。
もしスマートフォンのOSやアプリが古いバージョンであれば、それだけで予期せぬ不具合を招くこともあるので、常に最新の状態にアップデートしておくのが無難です。
万が一、どうしても自分では解決できない深刻なトラブルに見舞われたら、JRAのサポートセンターやPayPayのカスタマーサポートへ、エラーの詳細を添えて連絡してみてください。
まとめ
今回の即PATとPayPayの連携は、競馬というエンターテインメントをより自由で開かれたものにしてくれる素晴らしいアップデートだと思います。
銀行口座の壁を感じていた若い世代や、普段からキャッシュレス決済を愛用している僕らのような層にとって、これほど嬉しいことはありません。
最初は設定やエラーに戸惑うこともあるかもしれませんが、一つずつ手順を確認していけば、必ず快適な投票環境を手に入れられるはずです。
有馬記念のような大舞台を前に、PayPayポイントがもらえるキャンペーンや限定のカードきせかえも用意されているので、今のうちに準備を整えておきたいですね。
何より大切なのは、新しいシステムを賢く使いこなしながら、無理のない範囲で競馬を心から楽しむことだと僕は考えています。
あなたの週末が、スマホ片手に味わう最高の興奮と、そして素晴らしい的中馬券で彩られることを心から願っています。
それでは、画面の向こうで一緒に熱いレースを楽しみましょう。
