プレアデス監視塔での死闘が怒涛のクライマックスを迎える中、ついにアニメ4期第18話(通算84話)「ラム」が放送されました。
サブタイトルが「ラム」と発表された瞬間から胸の高鳴りが止まりませんでしたが、期待を遥かに上回る神回に心が震えました。
妹レムの記憶と名前を奪った因縁の宿敵・暴食の大罪司教ライ・バテンカイトスとの激突は、作画も演出もアニメ史に残る凄まじいクオリティでした。
角を失ったツノナシのラムがなぜこれほどまでに圧倒的な強さを発揮できたのか、スバルの新権能との絆やエミリアの試練も含めて、長年のリゼロファンとして溢れる情熱を込めながら語り尽くします。
リゼロ4期アニメ18話(84話)までの振り返り
前回の第83話では、プレアデス監視塔の各階層で同時多発的に発生していた絶望的な戦況が描かれていました。
記憶を取り戻そうと奮闘するスバルたちの背後で、魔獣の群れやシャウラ、そして初代剣聖レイドという破格の脅威が立ちふさがり、一刻の猶予もない緊張感が画面全体を支配していました。
ユリウスが己の誇りと騎士道にかけて過酷な決闘に挑む姿は、視聴者の心を強く揺さぶる感動的な名場面でした。
また、塔の外で傷つきながらも必死に仲間を助けようとするメィリィたちの姿も描かれ、全員がボロボロになりながら勝利の糸口を探り続けていました。
そうした幾重もの死線をくぐり抜けた先に待っていたのが、塔の頂上を目指すエミリアと、螺旋階段で復讐の刃を構えるラムの局面だったのです。
リゼロ4期アニメ18話(84話)あらすじ
プレアデス監視塔の一層マイアへ到達したエミリアの前に、ルグニカ三英傑の一角である神龍ボルカニカが姿を現します。
しかし伝説の神龍は意識が混濁した状態で同じ言葉を繰り返すばかりであり、エミリアは手形が刻まれたモノリスを守る神龍との最後の試験に挑むことになります。
一方、階下の螺旋階段では、鬼族の角を失ったラムが宿敵である暴食の大罪司教ライ・バテンカイトスと命懸けの戦闘を繰り広げていました。
本来であれば肉体的な負担から長時間の全力戦闘が不可能なラムですが、スバルの新たな権能コル・レオニスによって激痛と代償を身代わりに支えられ、圧倒的な戦闘能力を発揮します。
戦況の不利を悟ったライが無防備に眠るレムへ襲いかかろうとする卑劣な奇襲を仕掛けますが、ラムは双子の妹との魂の繋がりから鬼神の如き力を解放し、因縁の激闘に完全な決着をつけます。
リゼロ4期アニメ18話(84話)ネタバレ
エミリアがたどり着いた監視塔の一層マイアには、あまりにも神々しくも異様な雰囲気を纏う神龍ボルカニカが鎮座していました。
壊れたレコードのように同じ言葉を記憶の混濁したまま繰り返すボルカニカに対して、エミリアは戸惑いながらも立ち向かい、背後にある手形のモノリスを目指して最後の試験を開始します。
その頃、螺旋階段では風の刃を纏ったラムが、妹の記憶を喰らった暴食の大罪司教ライ・バテンカイトスを怒涛の連続攻撃で追い詰めていました。
角を失った身体にかかる破滅的な激痛と疲労を、スバルの権能コル・レオニスが全負担となって肩代わりすることで、ラムは本来のスペックを存分に引き出していたのです。
正面からの武力で勝てないと踏んだライは、凄惨な笑みを浮かべながら塔内で眠り続けている無防備なレムのもとへと跳躍しました。
ライはこれまで喰らってきた人々の姿や能力を自在に変幻させ、なんとレムの容姿を騙って実体のレムを人質に取ろうとする狂気の策に出ます。
さらに外で負傷したメィリィの痛みを和らげるため、スバルが一時的にコル・レオニスの対象を切り替えた隙を突き、ライがラムを強襲して優位に立ちます。
しかし、妹を侮辱されたラムの怒りと覚悟は、宿敵の卑劣な計算を遥かに凌駕していました。
ラムは離れた場所で眠る双子の妹レムとの深い魔法的・精神的繋がりを触媒とし、自らの鬼としての力をレム経由で循環させるという驚異的な機転を見せます。
伝説として語り継がれる鬼神の力を完全に解き放ったラムは、超絶的な速度と威力を誇る風の斬撃でライを圧倒し、逃走を図る敵を容赦なく追い詰めていきました。
追いつめられたライは喰らった記憶と名前を混乱しながら吐き出し、ラムに対する歪んだ情愛を自覚して叫びますが、ラムはその告白を一蹴し、一閃の風でその首を刎ね飛ばしました。
こうしてレムの記憶と名前を奪った暴食の脅威の一つが取り除かれ、長かった監視塔攻略戦に大きな希望の光が射し込むところで物語は幕を閉じます。
リゼロ4期アニメ18話(84話)の感想
今回の84話は、リゼロ全話の中でも間違いなくトップクラスに入る神回だと断言できます。
作画とバトルの演出が尋常ではない気合で描かれており、ラムが風を纏って素早く舞うアクションシーンの臨場感には息を呑みました。
特に胸が熱くなったのは、スバルのコル・レオニスという権能の使い方です。
スバルがラムの戦闘力を直接上げる魔法を与えたわけではなく、彼女が全力を出す際に生じる破滅的な激痛をオレが全部背負ってやるとばかりに引き受ける構図が、二人の深い信頼関係を物語っていて涙が出そうになりました。
普段は皮肉屋で毒舌なラムですが、内面に秘めた妹への深い愛と、姉としての誇りが爆発した瞬間は鳥肌が立ちました。
ライがレムの姿に変化して襲いかかる不気味さはゾッとしましたが、それを双子の絆を利用して鬼神の力で粉砕する展開は、これ以上ないスカッと感をもたらしてくれました。
原作者の長月達平先生が語っていたように、角さえあればラインハルトに次ぐルグニカ最強格とされるラム本来の凄まじさが、アニメとして最高の形で表現されていました。
ライの最期の醜くも切ない自白と、それを冷徹に切って捨てるラムの容赦のなさは、まさにリゼロらしい人間味と容赦のない美学に満ち溢れていました。
次回はなんと45分拡大スペシャルで最終回を迎えるとのことで、期待感で今から胸が張り裂けそうです。
まとめ
第84話「ラム」は、プレアデス監視塔攻略戦のハイライトであり、長年待ち望んでいたラムの覚醒と復讐が結実した最高のエピソードでした。
スバルの痛みを背負う覚悟、レムとの切っても切れない双子の絆、そしてラムという一人の女性の気高さが見事に昇華されていました。
この一話を見るだけでも、リゼロという作品を長年追い続けてきて本当に良かったと心から実感できます。
暴食の一角を撃撃したことで、眠り続けるレムの記憶と名前が戻るのか、そしてエミリアの試練の結末はどうなるのか、物語は最高の状態で次回へと繋がります。
次回放送される奪還編の最終回拡大スペシャルまで、この高揚感を持続させながら静かにその時を待ちたいと思います。
