やばい、ヤバすぎる展開だ!!
ワンピース1167話「イーダの息子」が公開されて、読んだ直後から僕の脳内は情報オーバーフローを起こしています。
いや、本当に尾田先生はどこまで伏線を張り巡らせているんだと、興奮と鳥肌が止まりません!
今週もまた、世界の根幹に関わる超重要情報が大量に投下されて、「すべてが繋がっていく快感」が凄まじかったですね。
この熱量を抑えきれないまま、最新話を徹底的に語り尽くしていきましょう。
ワンピース |1167話までの振り返り
■前回1166話までの魂揺さぶる出来事を振り返る
前回1166話「新しい物語」では、長きにわたったゴッドバレー事件が、一つの区切りを迎えましたね。
イム様の「黒転支配(ドミ・リバーシ)」で悪魔化し、暴走していたロックスは、ロジャーとガープの「最大質量」の覇王色の覇気を込めた渾身の一撃を受けました。
この一撃はロックスの体を停止させるだけでなく、なんとイム様の呪いを打ち払うという驚きの効果を発揮したんです。
覇王色でイムの呪いすらも打ち消せる、という事実が判明した瞬間、現在のエルバフで悪魔化している巨人族を救う道筋が見えて、思わず「ドン!!」と拳を握りしめましたよね。
しかし、人間としての正気を取り戻したロックスの前に現れたのは、冷徹な神の騎士団でした。
ガーリング聖の冷酷な剣によってロックスは絶命し、「時代最凶で最強」と呼ばれた海賊は、無念ながらも「人間」として最期を迎えたわけです。
そして、この混乱のさなか、ロジャー海賊団の船で宝箱から見つかった赤子こそが、後の四皇シャンクスだったという、運命の瞬間に立ち会いました。
また、巨人族のハラルドは、一族の「1000年分の償い」と、エルバフの将来的な存続のため、王のプライドを捨てて世界政府に屈服するという、悲劇的な選択をしました。
彼の「家族と国民を守る」という決意は、世界の闇に飛び込む覚悟を決めた、あまりにも切ない犠牲の始まりでしたね。
ワンピース |1167話のストーリー考察ネタバレ
■1167話「イーダの息子」の衝撃的なストーリー
今回の1167話は、ゴッドバレー事件から5年後、約33年前の時間が描かれ、物語が一気に動きました。
ハラルドが「神の従刃」に!三段階契約の恐ろしさ
ハラルドは、忠誠が認められた結果、五老星から「神の従刃(かみのしたがえ)」の称号を与えられました。
この「神の従刃」というのは、世界政府と結ぶ三段階契約システムの最下位である「浅海契約」に属するもので、上位には「深海契約」「深々海契約」といった階級が存在するという新事実が判明しました。
彼は、霧の中から巨大な影として現れ、海賊船を極秘に退治するという、世界政府の「刃」として汚れ仕事を引き受けていたのです。
これはエルバフを世界政府の輪に入れるという希望を信じての行動でしたが、読者としては、ハラルドの最期を知っているだけに、この健気な「償い」が報われないことに、やるせない気持ちでいっぱいになります。
シャンクスがまさかの「神の従刃」として聖地に潜入!
そして、この回で最も衝撃的だったのが、シャンクスの過去です。
なんと、15年前(当時24歳)のシャンクスは、兄シャムロックと並んで実力を評価され、「神の従刃」として世界政府に所属していたことが確定したんです。
この時、シャンクスはまだ左腕が健在で、左眼に包帯を巻いていました。
以前、五老星の間に現れた人物がシャムロックではなくシャンクスではないか、という疑惑は、この過去編でシャンクス自身が騎士団にいた時期があったという形で回収された形ですね。
多くの読者がシャンクスを信じて「あれは兄のシャムロックだ!」と考察していただけに、彼の「天竜人」としての過去が明らかになったのは、驚きを通り越して背筋が凍る思いでした。
フィッシャー・タイガー奴隷解放事件の裏側
さらに、シャンクスは、魚人族の英雄フィッシャー・タイガーが聖地マリージョアを襲撃し、奴隷を解放した事件にも関与していたことが示唆されました。
あの伝説の事件の裏には、神の騎士団に協力者がいたという設定が追加され、それが潜入中のシャンクスだったという流れは、胸熱すぎます。
ロキとイーダの悲劇的な結末
そして、エルバフ側の物語では、ロキの継母であるイーダの病気が語られ、ロキが乱暴な口調で「ババア」と呼びながらも、心の底から彼女を唯一の母親として愛し、病気を心配している様子が描かれました。
しかし、そのイーダは、ロキを捨てた実母の一族によって毒殺されてしまうという、あまりにも残酷な運命が待っていました。
この悲劇が、ロキの心に深い傷を刻み、後の復讐の動機を決定づけたわけですね。
また、ロキが電伝虫で話していた「モサ公」が、リュウグウ王国のしらほし姫である可能性が高いという、古代兵器ポセイドンとエルバフ王子の縁談に繋がる情報も飛び出しました。
ワンピース |1167話の感想ネタバレ
■1167話の個人的な感想
いやはや、1167話は「ロアの洪水と感情の爆発」でしたね。
僕が最も驚き、そして唸ったのは、やはりシャンクスの「神の従刃」設定です。
長年のファンにとって、シャンクスはルフィを海賊に導いた「新しい時代に賭ける男」であり、政府や海軍とは一線を画した存在、つまり「聖者」のようなイメージが強かったはずです。
それが一時的とはいえ「政府の犬」として活動していたという事実は、彼の行動の全てが「世界をひっくり返す」ための壮大な計画、ニカを育成する計画の一環だったと考えるしかありません。
特に、フィッシャー・タイガーの解放を手助けしたという事実は、彼が天竜人でありながら、内部から政府の闇を暴き、弱者を救うためのスパイ活動をしていたという裏付けになるでしょう。
そう考えると、ルフィを助けるために左腕を失ったのも、単なるカッコいい演出ではなく、「神の従刃」としての天竜人の証を切り捨てるための自己犠牲的なパフォーマンスだった可能性が高いですね。
そして、ロキとイーダのシーンには本当に泣かされました。イーダに対してのツンデレな言動、心から彼女を想うロキの健気さ、そして実母の一族の非道によって愛する人を失うという悲劇的な展開は、感情移入させられずにはいられません。
ロキが「太陽の神」を名乗る理由も、イーダに救われた経験から、自分が世界を変える存在になりたいと願ったのかもしれませんね。
今回の情報量の多さ、展開の早さ、そして過去と現在が鮮やかにつながっていく「ドット接続の妙技」は、まさに最終章の熱量そのものだと感じています。
このまま一気に物語の核心へと突入していくことに、期待しかありません!
ワンピース|1168話の予想・考察
■次回1168話で予想される展開の詳細な考察
1167話で、ロキの復讐の動機と、シャンクスの潜入活動が明らかになったことで、次回1168話ではエルバフ過去編の核心の事件が描かれ、物語が現代編へ戻るための重要な橋渡しが行われると予想しています。
1. ロキの復讐とハラルドの悲劇的終焉
イーダを失ったロキの怒りは、エルバフ全体を巻き込む大きな事件に発展するでしょう。
ハラルドは「神の従刃」として政府に尽くしましたが、その行動はエルバフ国民、特に保守派の巨人族からは「裏切り」と見なされていた可能性があります。
ロキの暴走を止めようとしたハラルドが、結果的に国民のヘイトを買い、部下に刺される(裏切られる)という悲劇的な結末を迎えるか、あるいはロキを庇って政府側に始末されるという展開が、次回以降で描かれるでしょう。
ハラルドの死の描写は、ロックス同様に無念な英雄の最期として、ロキの心にさらなる影を落とすはずです。
2. シャンクスの聖地脱出と黒ひげとの因縁
シャンクスが聖地で「神の従刃」として活動していた時期、彼はフィッシャー・タイガーの奴隷解放に協力し、政府の裏情報を得ていた可能性が高いです。
その潜入活動の中で、彼はゴムゴムの実(ニカの実)が聖地に保管されているという情報を掴み、それを奪取する計画を練ったと考えるのが自然です。
また、黒ひげことマーシャル・D・ティーチとの因縁も、この時期に深まったと考えられます。シャンクスが左目に傷を負ったのは15年前?19年前の間であり、彼が聖地に戻る直前、あるいは聖地での活動中に一時的に海賊団に戻っていた際に、ティーチと遭遇し、裏の活動を知られないための戦闘で傷を負ったのかもしれません。
次回は、シャンクスが「神の従刃」の地位を捨てて聖地を離脱するプロセスが、ダイジェストではなく、もう少し具体的に描かれるかもしれません。
3. モサ公=しらほし姫の伏線回収
ロキの電伝虫の相手「モサ公」がしらほし姫である可能性が非常に高いことから、ロキの暴走が、古代兵器ポセイドンの覚醒や、リュウグウ王国に迫る危機に繋がる伏線として機能する可能性があります。
ロキは、魚人族との関係性を持つことで、後にルフィ(ジョイボーイ)と協力し、世界政府に対抗する重要な役割を担うことになるのではないでしょうか。
1168話では、この「モサ公」の正体について、ロキか他の巨人族の口から決定的な情報が出るかもしれません。
まとめ
ワンピース1167話は、長年のファンが想像すらできなかったシャンクスの衝撃的な過去と、エルバフの若き王子ロキの悲劇的な生い立ちが交錯する、まさに歴史的な神回でした。
フィガーランド家の血筋を持つシャンクスが、その立場を逆手に取って世界政府の内部に潜り込み、フィッシャー・タイガーの奴隷解放を助けるという「闇の正義」を実行していたという事実は、彼のキャラクターの深みを何層にも増しましたね。
そして、愛する継母イーダを失ったロキの悲しみと怒りが、エルバフ編のクライマックスとなる次回の原動力となるでしょう。
全ての過去のピースが揃いつつある今、次回1168話では、いよいよハラルドの最期と、ロキの覚悟が描かれ、壮大な過去編が終結し、ルフィたち麦わらの一味が待つ現代編へと物語が戻ると強く予想します。
世界をひっくり返すための布石が次々と打たれるこの展開、僕たちの考察熱も止まりません!来週も絶対にリアルタイムでジャンプを読みましょう!
壮大な物語の最終章は、まるで巨大なパズルの最後のピースがハマるかのように、全ての謎が一つの絵になっていく感覚を与えてくれますね。
その絵が完成した時、僕たちが世界を見ていた常識は、根底からひっくり返されるのかもしれません。
次回も楽しみにしています!
ではまた!
