中央大学と明治大学、この2校のどちらに進学すべきかという悩みは、受験生にとって永遠のテーマと言えるかもしれませんね。
2026年現在の最新状況を踏まえると、両校の差はかつてよりも縮まっており、選ぶ側の価値観がより重要になっています。
MARCHという枠組みの中でも、特に個性が際立つこの2大学を、偏差値から就職、そしてキャンパスライフの質に至るまで、僕なりの視点を交えて徹底的に紐解いていこうと思います。
中央大学・明治大学|偏差値と序列
まず、受験生が一番気になるであろう偏差値と序列についてお話しします。
2026年度の入試データを見ると、全体的な序列としては明治大学が青山学院大学と並んでMARCHの筆頭に位置しており、中央大学はそれに次ぐ立教大学と同等、あるいはわずかに下の位置につけているというのが一般的な認識です。
明治大学は「志願したい大学ランキング」で関東私立1位を維持しており、どの学部も穴場が少なく、偏差値が60.0から67.5の範囲で非常に高い水準で安定しています。
一方で中央大学は、看板である法学部が偏差値65.0を叩き出すなど別格の難易度を誇りますが、文学部や一部の理工系学科では52.5から55.0程度の層もあり、学部による難易度の差が明治よりも激しいのが特徴です。
個人的な感想を言わせてもらえば、明治は「どこに入ってもエリート」というブランドの均一感があるのに対し、中央は「尖った強みを持つ学部が全体を牽引している」という職人気質な印象を受けますね。
ただし、中央大学も近年は国際経営学部や経済学部の人気が急上昇しており、明治の背中を猛烈に追い上げているのが今のリアルな空気感です。
中央大学・明治大学|進級と研究・学習環境
次に、入学した後の「進級のしやすさ」や「学習環境」を比較してみましょう。
両大学とも、真面目に講義に出席して試験を受ければ留年するリスクはそれほど高くありませんが、累積の留年率は中央が約12.5%、明治が約12.8%と、実は数字の上ではほとんど差がありません。
ただ、学生たちの口コミを聞いていると、明治大学の方が「周りの意識が高くて刺激を受ける」という声が多く、活気ある都心キャンパスの雰囲気が学生を突き動かしているように感じます。
キャンパスの立地については、明治大学は駿河台や和泉といった都心のアクセス抜群な場所に拠点を構えており、放課後の時間を充実させたいアクティブな人には最高の環境です。
対する中央大学は、広大で緑豊かな多摩キャンパスがメインですが、2023年に法学部が都心の茗荷谷キャンパスに移転したことで、学習環境の利便性が劇的に向上しました。
「静かな環境で研究に没頭したいなら多摩、都会のエネルギーを感じながら学びたいなら明治や中央の都心学部」という、明確な使い分けができるようになっています。
中央大学・明治大学|学歴フィルター・就職
就職活動において、明治と中央の間に「学歴フィルター」による差は存在しません。
メガバンクや大手メーカー、総合商社といった一流企業において、MARCHというブランドはES(エントリーシート)を通過するための十分な武器になります。
ただし、実就職率や有名企業への決定力という点では、「就職の明治」という異名を持つ明治大学がわずかに優勢で、400社実就職率は32.0%とMARCHトップクラスを記録しています。
明治の学生は早い段階からキャリアセンターを活用し、OB訪問などを積極的に行う「攻めの就活」が得意なタイプが多いように見受けられます。
一方で中央大学は、公務員試験や資格試験に圧倒的な強みを持ち、国家公務員一般職や地方上級を目指すなら、これほど心強い大学はありません。
安定を求めるなら中央、民間企業の最前線でバリバリ働きたいなら明治、という色分けが2026年でも依然として機能しています。
中央大学・明治大学どっちがおすすめ?
■ダブル合格で迷った時の基準
もし君が明治と中央の両方に合格したとしたら、どちらを選ぶべきでしょうか。
結論から言うと、法学部以外であれば「明治大学」を勧めるケースが多いのが、今の受験界のトレンドです。
明治は全般的に人気が高く、都会的なキャンパスライフや、多様な学部生と交流できる刺激的な環境が整っているからです。
しかし、もし君が「特定の専門分野を深く追求したい」と考えていたり、法曹や公務員という明確な目標があるなら、中央大学を選ぶのが正解です。
また、自然に囲まれた広いキャンパスでのびのびと学生生活を送りたいという人には、明治の都市型キャンパスよりも中央の多摩キャンパスの方が肌に合うはずです。
結局のところ、自分が「どんな4年間を過ごし、どんな大人になりたいか」というビジョンこそが、最後の一歩を決める基準になります。
法学部は中央大学・明治大学どっちがおすすめ?
■法学部ならどちらが最強か
「法学部に進むならどっち?」という問いに対しては、僕は迷わず「中央大学法学部」と答えます。
かつて「法科の中央」と呼ばれた伝統は今も健在で、司法試験予備試験の合格者数や法科大学院への進学実績でも、明治を大きく引き離しています。
特に2023年の茗荷谷移転により、東京の法曹ネットワークのど真ん中で学べるメリットは、計り知れないものがあります。
明治大学の法学部も非常に優秀で、ビジネスローなどの実践的なカリキュラムが充実していますが、法曹界での人脈や国家試験対策のノウハウでは中央に一日の長があります。
弁護士や裁判官を目指すなら中央、企業法務やビジネスパーソンとして法律の知識を武器にしたいなら明治、という選び方が最も後悔しない選択になるでしょう。
君が「法律のプロ」を目指すという熱い志を持っているなら、中央大学の門を叩くことを強くお勧めします。
まとめ
2026年の今、中央大学と明治大学は、それぞれが独自の進化を遂げて素晴らしい学びの場を提供しています。
全体的なブランド力や就職の機動力では明治が、専門性の追求や国家資格への強さでは中央が勝るという構図です。
どちらの大学も、入ってから君を後悔させるような場所ではありませんから、安心して自分の直感を信じてみてください。
オープンキャンパスに足を運び、現地の空気を感じることで、君にとっての「正解」がきっと見つかるはずです。
君の大学生活が、これからの人生を輝かせる最高のスタートになるよう、心から応援しています。
