こんにちは、はるをです!
この記事では6月6日に公開されたばかりの新作映画「実写版リロ&スティッチ」について解説しています。
「実写版リロ&スティッチ」は、オリジナルのアニメーション映画を実写化したもので、孤独な少女リロとエイリアンであるスティッチの絆、そして「オハナ」(家族)のテーマが描かれています。
日本語吹替版の声優陣、特にアニメ版から続投の山寺宏一氏演じるスティッチに注目が集まっています。

実写版ならではのスティッチの造形やハワイの風景の描写、そして姉ナニの苦悩がよりリアルに描かれている点が多くの鑑賞者の感動を呼んでいるよ。
実写版リロ&スティッチ解説|あらすじ
この物語は、ハワイを舞台に、両親を亡くし一人ぼっちで心を閉ざしていた6歳の少女リロと、宇宙から地球に不時着した、破壊を目的に作られたエイリアン「試作品626号」、ことスティッチとの出会いと絆を描いた感動のファンタジーなんです。
リロは、見た目はコアラみたいでモフモフしているのに、とっても暴れん坊でいたずら好きのスティッチを「犬」だと思って家に連れて帰るんですが、ここから予測不可能なドタバタ劇が繰り広げられます。
しかし、そんなスティッチとの奇跡の出会いが、希望を失いかけていたリロとその姉のナニの人生を、少しずつ変えていくんですよ。
特に、18歳にして幼いリロの面倒を一手に引き受けるナニの、現実的な苦悩や奮闘が丁寧に描かれているのも、今作の大きな魅力なんです。
監督は、『マルセル 靴をはいた小さな貝』で知られるディーン・フライシャー・キャンプさん。
そして、アニメーション版でスティッチの声を担当したクリス・サンダースさんが、実写版でも引き続きスティッチの声を演じているんです。
実写版リロ&スティッチ解説|字幕・吹き替えどっちがおすすめ?
さて、皆さんが一番悩むのは「字幕版と吹き替え版、どっちで観るのがいいんだろう?」というところかもしれませんね。
私自身は、英語学習を始めたきっかけが海外ドラマや洋画を字幕なしで楽しみたいという一心だったので、基本的には俳優さんのオリジナルの声で、臨場感をそのまま味わえる字幕版を好むんです。
特に、セリフの繊細なニュアンスや、英語独特のリズムは、字幕でしか感じられない部分もありますから。
でも、この『リロ&スティッチ』に関しては、ちょっと特別な事情があるようですよ。
ディズニー作品は、ただ吹き替えを作るだけでなく、看板の表記なども日本語にするなど、「完璧な日本版」として制作されていると、制作会社の方が仰っているんです。
だから、日本版(吹き替え版)で観てほしい、という強いメッセージもあるみたいですね。
それから、この映画は小さなお子さんも楽しみにしている作品なので、字幕を読みながらストーリーを追うのは、小さなお子さんにとっては結構疲れてしまうこともありますよね。

私のように英語がまだ得意じゃなかった頃は、字幕を読むのも大変でしたし。
お子さん連れで観に行くなら、ストーリーに集中できる吹き替え版の方が、断然おすすめです。
また、日本語吹き替え版のスティッチは、アニメ版から引き続き山寺宏一さんが担当されていて、その声は本当に安定感抜群で素晴らしいんです。
長年愛されてきた「山ちゃんスティッチ」が、実写でも聴けるのはファンには嬉しいポイントですよね。
ただ、リロ役の永尾柚乃さんやナニ役のMOMONAさんは、声優が初めてということもあり、一部の観客からは「声に違和感があった」という声も聞かれるようです。
なので、もしオリジナルの雰囲気を重視したい方や、英語学習者の方は字幕版、ご家族で純粋に物語を楽しみたい方や、小さなお子さんと一緒の方は吹き替え版、という選び方が良いかもしれませんね。

どちらを選んでも、この素晴らしい物語はきっと皆さんの心に響くはずです!
実写版リロ&スティッチ|感想は?面白い?感動しない?
実際に映画を観た皆さんの感想は、本当に熱いものがたくさん届いているんですよ!
全米ではオープニング記録を塗り替えるほどの大ヒットで、「実写版ディズニー映画の中で最高傑作!」なんて絶賛する声も少なくありません。
特に注目すべきは、何と言ってもスティッチのモフモフ感の再現度です。
アニメーションでは表現しきれなかった、思わず触れてみたくなるような柔らかそうな毛並みや、コロコロと変わる愛らしい表情、すばしっこい動きは、実写ならではの最高の魅力です。
リロと心を通わせていくうちに、スティッチの仕草がどんどん優しくなっていく様子は、まるでモフモフの『E.T.』みたいで、可愛さが天井知らずにレベルアップしていくんですよ。
そして、この映画の根底にある「オハナ」というメッセージが、観る人の心を深く揺さぶっています。
ハワイ語で「家族」を意味する「オハナ」は、血のつながりだけでなく、絆で結ばれた大切な関係全てを指す言葉。劇中で語られる「オハナは家族、家族は完璧ではない」というセリフは、家族のあり方を優しく教えてくれます。

特に、大人になった私にとっては、リロの姉ナニの物語が胸に響きました。
若くして親代わりとなり、自分の夢を諦めて妹を守ろうと奮闘するナニの姿は、多くの大人が共感し、涙したと聞きます。
ハワイの美しい大自然や心地よいハワイアンミュージックも、この作品の大きな見どころです。
リロがカラフルな魚たちと泳ぐ海のシーンや、サーフィンを楽しむ様子、フラダンス、ウクレレの音色など、ハワイの魅力がたっぷりと詰まっていて、観ているだけで旅行気分を味わえますよ。
もちろん、アニメ版のファンの方からは、「原作からの改変があった」という声や、「一部のシーンで違和感を感じた」という意見も聞かれます。
例えば、スティッチの破壊衝動が原作よりもマイルドに描かれていると感じる方もいたり、人気キャラクターであるガントゥが登場しないことに驚いた方もいるようです。
それでも、「原作への愛を感じる丁寧な改変だった」という肯定的な意見も多く、新たな魅力が加わった、理想的な実写化作品として評価されているんですよ。
まとめ
この映画は、純粋な子どもたちにはもちろん、ハワイが好きな方、そして原作アニメを観たことがある方 にも、きっと深く響くはずです。
スティッチの可愛らしさと、家族の温かさが織りなす物語は、観終わった後も心に残り、皆さんの人生にとって大切な財産になる、まさに“最強”の映画だと感じました。
ぜひ、劇場でこの感動を体験してみてくださいね!
コメント