幸せの教室(映画)あらすじ・キャストは?面白い?※ネタバレ注意

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こんにちは、はるをです!

この記事では2011年公開の映画「幸せの教室(原題:Larry Crowne)」について解説しています。

「幸せの教室」は学歴不足で解雇された男が、スクーターと仲間たち、そして恋を通して変わっていく姿を描いた作品。
リストラされた中年男性がコミュニティ・カレッジで再出発し、人生の喜びを見つけるハートフルコメディです。

はるを
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トム・ハンクス監督・主演で贈る、人生の転機を迎えた男と、ジュリア・ロバーツ演じるやる気を失った女性教師の出会いを描く物語だよ

幸せの教室(映画)あらすじ

主人公のラリー・クラウン(演じるはあの名優トム・ハンクス!彼自身が監督、共同製作、共同脚本も務めているんですね!)は、長年勤めてきた大手スーパーマーケットで、その真面目な働きぶりにもかかわらず、「大卒ではない」という理由だけで、突然解雇されてしまうんです。

20年もの間、海軍でコックとして働き、その後も一生懸命仕事に取り組んできたラリーにとって、これはまさに青天の霹靂だったでしょう。

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私たちも、日々の努力が突然無に帰してしまうような経験は、想像するだけで胸が締め付けられますよね。

職を失い、再就職活動を始めるものの、不景気や学歴の壁に阻まれ、なかなか仕事が見つからないラリー。家のローンや車の維持費もかさんでいくばかりで、彼は途方に暮れてしまいます。

そんな中、隣人のラマー(セドリック・ジ・エンターテイナー)の勧めで、ラリーは思い切ってコミュニティ・カレッジに通うことを決意するんです。

これまでとは全く違う環境に飛び込む彼の勇気ある決断に、私もなんだか胸が熱くなりました。新しいことを始めるって、いくつになっても勇気がいるものですよね。

そして、大学生活が始まるわけですが、これがまた、ラリーにとって新たな出会いと発見の連続なんです!

スクーター置き場で出会った明るい雰囲気のタリア(ググ・バサ=ロー、どこかで聞いた名前だと思ったら、ドラマ『ドクター・フー』のマーサ・ジョーンズの妹ティッシュ役だったんですね!)に誘われ、スクーター仲間たちのグループに加わることになります。

彼らとのツーリングや交流を通じて、ラリーの世界はぐんと広がり、これまで感じたことのない充実感を覚え始めるんです。

まるで、長年閉ざされていた扉が、ゆっくりと開かれていくような、そんな温かい変化が彼の身に起こります。

大学では、スピーチのクラスと経済学のクラスを受講することになるのですが、これがまた面白い出会いをもたらします。講師を務めているんがメルセデス・テイノー(ジュリア・ロバーツ!

もう、この二人の共演だけでもワクワクしますよね!)は、仕事にも夫婦関係にも悩みを抱え、日々の講義にあまり情熱を持てないでいるんです。

一方、経済学のマツタニ教授(ジョージ・タケイ!スタートレックのミスター・カトーですね!)は、授業中にスマートフォンを没収するなど、ちょっとユニークな先生です。

序盤のラリーは、これまでとは全く違う大学という環境に戸惑いながらも、新しい友人たちとの交流や学びを通じて、 自己肯定感と自信を取り戻していく様子が描かれています。

特に、タリアをはじめとする若い世代との触れ合いは、彼にとって大きな刺激となり、ファッションやライフスタイルにも変化が現れてくるのが見ていて楽しいんです。

幸せの教室(映画)最後の結末は?※ネタバレ注意

さて、物語は中盤から終盤、そして結末へと進んでいきます。

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ここからは、ラリーとメルセデスの関係がどのように変化していくのかが、大きな見どころの一つになります。

ある夜、酔ったメルセデスが夫のディーン(ブライアン・クランストン!『ブレイキング・バッド』のウォルター・ホワイトですね!)と激しい喧嘩をし、車を降りてベンチに座り込んでいるところを、偶然ラリーたちのスクーターグループが通りかかるんです。

親切なラリーは彼女を家まで送ろうと申し出るのですが、最初は戸惑っていたメルセデスも、ハイヒールで歩くのが辛かったこともあり、最終的には彼のスクーターに乗せてもらうことになります。

その帰り道、なんと、警察に捕まっているディーンを、ラリーとメルセデスのスクーターが通りかかるという、なんとも皮肉な場面も。

この時のメルセデスの大笑いするシーンは、彼女が抱えていた鬱屈としたものが少し解放された瞬間なのかもしれませんね。

そして、家の前で、メルセデスはにラリーにキスをするんです!まさかの展開に、ラリーは有頂天になりますが、酔っているメルセデスを気遣い、それ以上の関係は持ちません。

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このラリーの紳士的な態度には、私も心が温まりました。

この夜を境に、メルセデスは夫との関係に見切りをつけ、彼の持ち物をすべて家の前に放り出し、事実上の絶縁状態となります。

翌日、メルセデスはラリーに、昨夜のキスはなかったことにしてほしいと頼みますが、彼女の心の中でラリーに対する感情が芽生え始めているのは明らかです。

一方、ラリーは、タリアと親しくしているメルセデスを見て、彼女が若い女の子に興味があるのだと誤解してしまうのですが。物語の終盤では、スピーチクラスの修了試験が行われます。

最初はままならなかったクラスの仲間たちが、それぞれの個性を活かした素晴らしいスピーチを披露していく中で、ラリーも自身の海軍時代の経験を語り、見事なスピーチでメルセデスから最高評価を得ます。

また、経済学の最終試験でも、マツタニ教授からその理解力を高く評価されるんです。

そして、学期が終わると、タリアはカレッジを中退し、念願のアパレル店をオープンさせます。

一方、ラリーは、経済学で得た知識を活かし、住宅ローンの戦略的デフォルトを決意し、新しいアパートに引っ越すことになります。

新学期が始まり、メルセデスの「政治家シェイクスピア」という新しい講義が開講されるのですが、なんと、それはラリーが集めた友人たちの受講のおかげだったんです!。

そして、タリアがオープンしたアパレル店の2階にあるラリーの新しいアパートに、彼からのメモを見たメルセデスが訪れ、二人は再びキスをします!

こうして、物語は二人の ??? ?? の始まりを予感させながら、温かい結末を迎えるのです。

幸せの教室(映画)キャスト

さて、この映画に登場する人物 たちとその役柄を改めて見ていきましょう。

ラリー・クラウン(トム・ハンクス)
メルセデス・テイノー(ジュリア・ロバーツ)
タリア(ググ・バサ=ロー)
ディーン・テイノー(ブライアン・クランストン)
ラマー(セドリック・ジ・エンターテイナー)
マツタニ教授(ジョージ・タケイ)

ラリー・クラウン(トム・ハンクス)

物語の中心人物。長年勤めたスーパーを解雇され、人生の再出発を決意してコミュニティ・カレッジに通い始める中年男性。

真面目で誠実、そしてユーモアのセンスも持ち合わせています。彼の前向きな姿勢と、周りの人々への優しさが、物語を明るく温かいものにしています。

メルセデス・テイノー(ジュリア・ロバーツ)

コミュニティ・カレッジのスピーチ講師。夫との不仲や仕事への不満を抱え、 アルコールに依存する日々を送っていますが、ラリーとの出会いを通じて変化していきます。

彼女の最初は気だるそうな態度から、徐々に明るく魅力的になっていく過程は、さすがジュリア・ロバーツ!

タリア(ググ・バサ=ロー)

スクーター仲間の一人で、ラリーに大学生活やファッション、インテリアなど、様々な新しいことを教えてくれる明るく活発なな女の子。

彼女の自由なな生き方と、他人をいたわる優しさが魅力的です。

ディーン・テイノー(ブライアン・クランストン)

メルセデスの夫で、元大学教授の小説家。現在はブログを書いたりジムに通ったりする傍ら、 ポルノばかり見ているという人物。

彼の思わせぶりな態度と、メルセデスとのやり取りが、物語に深みを与えています。

ラマー(セドリック・ジ・エンターテイナー)

ラリーの隣人で、ガレージセールを開いている木の良いおじさん。

ラリーにスクーターを譲り、 学校へ通うことを勧めるなど、彼の人生の転機となるきっかけを与えます。

マツタニ教授(ジョージ・タケイ)

コミュニティ・カレッジの経済学教授。

授業中に生徒スマートフォンを没収するなど、厳しい一面もありますが、ラリーの専門的な知識を高く評価します。

幸せの教室(映画)面白い?感想は?

この映画を見た人たちの感想も気になりますよね。

レビューサイトを中心に見ると、全体的にほのぼのとした温かい気持ちになれる映画という意見が多いようです。

トム・ハンクスとジュリア・ロバーツという二大スターの共演はやはり圧巻であり、彼らの演技に魅了されたという声も多く見られます。

一方で、ストーリー展開が 予想通りで、平凡に感じた という意見や、恋愛関係への発展が唐突に感じられた という感想もあります。

また、タリアというキャラクターが現実離れしていると感じる人もいるようです。

私自身の感想としては、この映画は、人生につまづいた時期に差し掛かった人々が、新たな一歩を踏み出す勇気を与えてくれるような、そんな優しい物語だと感じました。

華やかなシーンは少ないかもしれませんが、 徐々に変化していく主人公たちの姿に、共感したり、応援したくなったりするんです。

特に、ラリーが新しい友人たちと出会い、様々な交流を通じて人間らしさ を取り戻していく過程は、見ていて心が温まります。

幸せの教室(映画)見どころは?

この映画の見どころをいくつか挙げるとすれば、まずはやはり トム・ハンクスとジュリア・ロバーツの豪華共演でしょう。二人の演技は、観る者を物語の中に引き込みます。

また、人生の再出発 という普遍的なテーマも、多くの人の心に響くのではないでしょうか。

順風満帆とは言ええない環境で、年齢や境遇の違う人々が出会い共に成長していく様子は、私たち自身の人生においても、新たな出会いや学びがどれほど大切かを教えてくれます。

さらに、スクーター仲間たちとのふれあいも、この映画の魅力的な要素です。

マツタニ教授のユーモアなど、周りの人々の温かさが、ラリーの背中をを後押ししていく描写は、人間関係の素晴らしさを改めて感じさせてくれます。

個人的には、ラリーがスピーチの後で、最初は躊躇ながらも、徐々に自分の言葉で語り始めるシーンが印象的でした。

はるを
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英語学習をしている私にとって、人前で話すことの難しさは、身につまされる思いがするからです。

ラリーの成長は、英語学習に励む私たちにとっても、大きな励みになるのではないでしょうか。

もちろん、レビューにもあるように、物語の展開が単調に感じられる部分もあるかもしれません。

しかし、私はこの映画はささやかな幸せを見つけていくことの大切さを教えてくれるような、そんな作品だと感じました。

皆さんも、もし機会があれば、ぜひ『幸せの教室』を観てみてください。肩の力を抜いて、温かい気持ちで過ごせるかもしれませんよ。

それでは、今回はこの辺で。また次のブログでお会いしましょう!

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